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無眼球室
眼球室

番外
JINMOこぼれ話

発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2017年5月20日号 ) +++

 

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
前作からわずか8日で、通算225作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
また、既にリリースされていた全作品も、高音質ウェブ・ストリーミング・アルバムとして、アップデートされております。
JINMO.COM内のアルバム・ページにある各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
それだけで、すぐCD品質の楽曲がお楽しみいただけます。
専用の機器やソフトウェアも、また楽曲のダウンロードの必要すらもありません。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、いつでもどこでもどなたでも、全作品の全楽曲がすぐその場で♪

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『私が4歳の時、近所のカトリック教会に、ヨーロッパから若い宣教師が4人やってきた。彼らは私の最初の親友となり、中でもベルギー出身のヘイマンス神父はたいへん私を可愛がってくれた。教会のオルガンをオモチャの様にして弾き鳴らす私を咎めるどころか、親切に手ほどきをしてくれ、上手に弾けるとご褒美にお菓子やジュースをくれた。(であるから或る意味、私のプロとしてのキャリアは、『4歳の時、教会オルガニスト、ギャラはお菓子とジュース』となるかもしれない。)
メロディー、リズム、和音などが身についていったが、褒めることはすれども決して叱ったり否定したりしないヘイマンス神父は、私のオモチャ弾き鳴らしを矯正や封印もせず、そのまま楽しく面白そうにニコニコ歓迎し続けてくれていた。今、思うに、実に幸福な楽器との出会いであったと言えるだろう。今日、私がこの様なアプローチの仕方で音楽と関わり続けていられるのも、ヘイマンス神父の優しい眼差しのおかげであったと、感謝している。』

第225作めのソロアルバム、その名も、“Piano Pieces Redux (ver.1.0)”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/206pianopiecesredux.html

JINMOのピアノ曲集 “Piano Pieces”(2017年1月30日リリース)の続編となります。
“Redux”とは、”戻ってきた”とか”蘇った”などの意味があります。
冒頭の言葉にある様に、本格的な楽器との出会いは4歳の時で、それは鍵盤楽器でした。
教会でのオルガンとの出会いの直後、JINMOの両親はオルガンを買い与え、それによりJINMOは教会のみならず自宅でも演奏することができたそうです。
その後、6歳の時から管楽器(笛、トランペット、ハーモニカ)、そして10歳の時から弦楽器(ギター)を演奏し始めています。
ギタリストという認識で捉えらることの多いJINMOですが、現在でもピアノの独奏アルバム(”Piano Genome”等)や、管楽器の独奏アルバム(”Reed”)もリリースしています。

本作は超絶技巧ピアノの即興独奏に分類されるでしょう。
どう聞いても4本以上の腕、数十本の指によって、複数台のピアノが、自由奔放にのびのびと楽しそうに弾き鳴らされています。
オーバーダビングによる多重録音では不可能な、即興…。
これを実現するには、完全に意識を同一化した自分自身の肉体を複数用意して、一発録りをしなければならないはずですが、もちろんそんなことは不可能です。

その実現に如何にJINMOが取り組んだのかが、アルバム”Piano Genome”リリース時に言及されていますので、以下に引用します。

------------------------------------------------------------

『私の表現したいピアノ曲を演奏するのに、私の手の本数は少なすぎる。 それは私の責任ではないが、かといってそれを理由に実現を不可能だと決め、放棄するのは、表現者としての怠慢だと思った。

ゲノム (genome) は「ある生物をその生物足らしめるのに必須な遺伝情報」として定義される。ヒトであるA氏とB氏、両者の遺伝情報は完全に同一ではない。その差異が両者を区別させる個性として現出しているのだが、差異以外の同一性(ゲノム)が、両者を同種の“ヒト”足らしめている。逆にゲノムにわずかな違いでもあるならば、それは“ヒト以外のモノ”となる。
“ギター”という楽器の何をもって“ギター”と認識するのか? クラシック・ギター、フォーク・ギター、エレキ・ギター、MIDIギターなどなど様々なものを、我々は明らかに、形も、発音原理も、材質も、弦の数も、演奏方法も異なるにも関わらず、すべてを“ギター”という認識で捉えている。 伝統的なナイロン弦を指先で弾いて演奏し、大きな共鳴胴を有する木製楽器と、私が良く使用する金属弦をタッピングし、その弦振動を電磁気ピックアップで電気信号に変換し、共鳴胴はおろかヘッドすら持たないカーボングラファイトの一本作りの楽器…、この両者の非常に大きな差異。…にも拘らず、ともに“ギター”という同種の楽器足らしめるには、そこに“ギター・ゲノム”とでもいうべきモノが存在する。
ただのワイングラスがある。“食器”だ。ある意思を持った者が、その指先を水で濡らし、グラスの淵を撫で、澄んだ高音を発する。食器は“グラス・ハープ”という楽器に、そのゲノムを変態させた。 切手収集家にとって、“切手”は郵便料金先払いの道具ではなく、値千金の美術品となる。本来、戦場での殺人兵器であるはずの道具が、国宝の名刀となる。
これらゲノムの同一性も変態も、それを手にする者の意識によって生じる。
本作“Piano Genome”とは、すなわち「ピアノをピアノ足らしめるのに必須な遺伝情報」という意味だ。私の意思が、潜在・顕在する多種多用な差異を超えて、この作品を“ピアノ独奏曲”足らしめている。原初、ピアノは現在のものと大きく異なっていた。現在でもグランド・ピアノとアップライト・ピアノは、その体積からしても同一とは思えぬ形状をしているし、音域の違うピアノ、複数鍵盤を有するピアノ、連弾用に開発された特殊なピアノ、ハンマーによる振動を電気的に増幅するエレクトリック・ピアノなどなど、先のギターの例同様に、差異の底流 に“ピアノ・ゲノム”が存在する。
演奏家の情緒に直結した即興性…、強いライブ感。有機的とも言うべき触覚。緩急と強弱の非常に大きなダイナミズム。それらを全面に押し出し、保ちながらも、演奏家の限界…、つまりは腕の本数、指の本数を超越する演奏表現。私の表現したいライブ感は、複数の演奏家が顔色を伺いながら行う連弾によっては不可能であるし、同様に、一人の演奏家がオーバーダビングによって重ねて、擬似的に腕の本数を増やすにしても、それはやはり、時間差を持った連弾行為であることに変わりなく、どうしても私の表現したいものとは異なってしまう。あらかじめMIDI情報を書き込んだシーケンサーや、MAX/ MSPなど自動演奏プログラムでは、演奏家の情緒は完全に無視され、到底演奏不可能だ。「腕を4~10本持った一人の演奏家が、即興的にライブ演奏をおこなう事」その不可能性を実現させねば、私の表現したいピアノ独奏曲は生まれ得ない。
技術的な試行錯誤が必要だった。しかし、それを克服した時、この演奏が可能になった。プログラミングの具体的技術論についての言及は、作品解説の領域を逸脱するし、また表現そのものとは無縁の枝葉末節であるから、ここでは割愛するが、簡単にいうならば様々なMIDI信号の処理の仕方をPowerBook G4のキーボードのキーひとつひとつに割当てた。私はライブ会場で無伴奏ギター独奏を演奏する時と完全に同様に、PowerBook G4を激しく演奏した。その演奏を、一音の修正も無く、まったくありのままに記録したのが、本作だ。 (但し、マスタリング時に空間処理とイコライジングのみ施してある。)
演奏中、私の手元に在ったのはグランド・ピアノではなく、その形状が似ても似つかぬ1台のPowerBook G4だった。しかし、それは“ピアノ・ゲノム”を潜在させたPowerBook G4だった。
演奏終了後、まだ無題であったこのピアノ独奏曲を聴き、“Piano Genome”というタイトルを思いついて与えてくれた HARI嬢の慧眼に感謝する。
最後に…。 表現者の強い意志は、その肉体の限界を超越すると、常々私は思っている。』
JINMO(2006年6月記)

【編注:文中に“PowerBook G4”と出てきますが、それは2006年当時のままの記載であり、2017年現在は“MacBook Pro”を使用しています。】

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あまりに特異な演奏になっているので、どうしても技術的側面に注意がいきがちですが、冒頭のJINMOの言葉を読みながら耳を傾けると、技術は身につけたものの4歳児の頃と変わらず、実に楽しそうに奔放にのびのびと演奏し、またそれをニコニコと優しい眼差しで見守る若き宣教師ヘイマンス神父の姿も思い浮かぶ様な、そんなアルバムだと思います。
どうか皆様も、ニコニコとお楽しみください。

前作“Yotsura (ver.1)”から、わずかに8日。
通算第225作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第206作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)
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【Piano Pieces Redux (ver.1)】ウェブ・ストリーミング版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/206pianopiecesredux.html

2017年5月20日リリース
全6曲(total 00:24:37)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit) によるウェブ・ストリーミング
ジャケット画:JINMO
ジャケット・デザイン:JINMO
Created by JINMO
Published by Avant-attaque

【収録曲目】
01. Piano Piece 07 (04:49 - 17.8MB)
02. Piano Piece 08 (04:03 - 16.5MB)
03. Piano Piece 09 (04:12 - 17.0MB)
04. Piano Piece 10 (04:07 - 17.0MB)
05. Piano Piece 11 (04:32 - 17.8MB)
06. Piano Piece 12 (02:54 - 12.1MB)

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2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
アルバム詳細ページのサポートボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。

作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
たったそれだけです。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography.html

また以下のURLに、JINMOから貴方へのメッセージがあります。
是非、ご一読ください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/description.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ウェブ・ストリーミング版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

Avant-attaque(アヴァン・アタック)

 

+++ JINMO通信 (2017年5月12日号 ) +++

 

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
前作からわずか20日で、通算224作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
また、既にリリースされていた全作品も、高音質ウェブ・ストリーミング・アルバムとして、アップデートされております。
JINMO.COM内のアルバム・ページにある各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
それだけで、すぐCD品質の楽曲がお楽しみいただけます。
専用の機器やソフトウェアも、また楽曲のダウンロードの必要すらもありません。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、いつでもどこでもどなたでも、全作品の全楽曲がすぐその場で♪

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『composing and composing 布置(Konstellation)された月光に乗る微かなイシスの歌声 : 音に結ぶ composing and composing』(JINMO)

『寄絃(よつら)とは、古代日本の神道において、神事の際に魔除けのために梓弓の弦を打ち鳴らす行事のこと。
巫女が祈祷を行うのに先んじてこれを行ったとされている。『豊受皇太神御鎮座本紀』によれば、天鈿女命が弓を並べて叩いたのが和琴の由来であると伝えており、古来においては弓は神事における楽器の一つとしても用いられていた。藤原明衡の『新猿楽記』にも寄絃の儀を行う巫女の姿が描かれている。
『源氏物語』にて、病で苦しむ葵上のために光源氏らが巫女を呼んでこの行事を行わせたところ、六条御息所の生霊が出現したとされている。』(Wikipediaより)

第224作めのソロアルバム、その名も、“Yotsura (ver.1.0)”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/205yotsura.html

タイトルの”Yotsura”は漢字で表すと”寄絃”となります。
弦振動とその倍音が、神霊を招来させると考えた古代の人々と同様、JINMOも弦楽器の演奏に於いては特別な意識を持っているようです。
本作はとても繊細に、そして幾層にも分厚く重ねられた美しい倍音を特徴とする5つのドローン楽曲から成ります。
丑三つ刻に鳴らせば、それこそ神・仏・生霊・死霊・魑魅魍魎が招かれ出でるような気がします。
同様の招神曲としては、”Intemptesta Nox - 逢魔時”(2008年10月18日リリース)、”Noritogoto - 宣呪言”(2010年3月18日リリース)などがあります。
合わせてお楽しみください。

身体や家具を共鳴、振動させるような大音量も良いですし、ヘッドホンで美しい倍音とその細部をお楽しみいただくのもお勧めです。
ちなみにJINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。

ジャケット写真は、JINMOが愛用している弦のメーカー、Kalium Strings社の社長Chris Cardone氏によるものです。
NAMM Showで、Ani Jenkins氏制作の美しい特殊弦楽器を演奏しているJINMOです。

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Jam in Uzuki (ver.1)”から、わずかに20日。
通算第224作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第205作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)

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【Yotsura (ver.1)】 ウェブ・ストリーミング版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/205yotsura.html

2017年5月12日リリース
全5曲(total 34:25)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit) によるウェブ・ストリーミング
ジャケット写真:Chris Cardone
ジャケット・デザイン:JINMO
Created by JINMO
Published by Avant-attaque

【収録曲目】
01. Yotsura 01 (06:53 - 38.5MB)
02. Yotsura 02 (06:53 - 39.2MB)
03. Yotsura 03 (06:53 - 36.0MB)
04. Yotsura 04 (06:53 - 41.9MB)
05. Yotsura 05 (06:53 - 42.5MB)

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2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
アルバム詳細ページのサポートボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。

作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
たったそれだけです。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography.html

また以下のURLに、JINMOから貴方へのメッセージがあります。
是非、ご一読ください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/description.html

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Avant-attaque(アヴァン・アタック)