+++ JINMO通信 (2014年10月28日号) +++
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皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算112作目のソロアルバム“Life 120310”が、ver.2にバージョン・アップされました。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/093life120310.html
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ver.2になっての改変箇所は、
- CDと同等の、44.1kHz 16bitの高音質になりました。
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旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。
Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html
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第112作めのソロアルバム、その名も、“Life 120310”。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/093life120310.html
大好評のライブ・アルバム、否、ライフ・アルバム”Life 120211”に続く、演奏会の実況録音作品です。
そう、“Life 120310”。
これは、2011年3月10日(土)におこなわれた演奏会の実況録音です。
演奏終了後、わずか30数時間での怒濤のラッシュ・リリース!!!
この日の演奏は、楽器が”Jinmoid”。
エフェクターはiPhone上で動くApp、”AmpKit+”のみ。
アンプは最近愛用のZT Amp社の”Lunchbox”。
モロに生の生々しい音!
演奏会は最大120dBの強烈な爆音でおこなわれました。
因みに、騒々しい工場の中の音圧レベルが90dB、電車通過時のガード下が100dB、自動車のクラクションやリベット打ちが110dB、飛行機のジェット・エンジン近くが120dB。この120dBは十分に人体に影響のある数値です。
録音は完全にステレオ・マイクによる収録のみでおこなわれ、ライン信号は一切使用されていません。
前回(“Life 120211”)と異なり、新たに対高音圧性に優れたレコーダーを導入し、爆音のアンプに対して、非常に接近した位置で収音されていますので、会場のフォトグラファー達のシャッター音はかき消されていますが、前回以上に精密でジューシーな楽器音が記録されています。
3月10日の演奏会の終了直後、そのままJINMOは録音データの編集に取りかかり、夜明け前にはこのアルバムを完成させました。
1時間以上の演奏から、まるで仏師が仏像を削り出すが如く、17分14秒間の音を削り出し、収録しています。
まずは8分58秒間の、JINMOの言うところの“プレクティクス・パルス”的な、”Life 120310-1”。
そして8分16秒間の、自然倍音の大洪水とも言うべき、非常に分厚いシンフォニックなオーケストレーションの”Life 120310-2”。
いずれも、その夜、演奏されたままの音で、編集時の加工は音質補正のみ。
オーバーダビングなどはなく、また演奏時にもサンプラーなどの使用は皆無です。
すべての音はたった1本のギターとJINMOの2本の腕(時折、舌も使っていましたが)のみで、発せられたものです。
観客はJINMOの演奏会を何度も体験した猛者ともいうべき人々ばかりでしたが、それでも演奏直後に、前回同様「爆撃」、「弾幕」、「銃撃」などという言葉を多数混ぜながら、前回以上に口々にその驚きと興奮を語り合っていました。
この演奏会、”Life 120211”をおこなうにあたっての、案内状に於けるJINMOの言葉です。
・・・
『音楽家としての大きな2つの活動、“作品制作”と“演奏会”。
この内、作品制作についてはAvant-attaqueによるダウンロード・リリースにより、作者の意に即応した自由なリリース・タイミング、内容の完全自由化、作品サイズの自由化などが実現し、ほぼ私の理想が実現できるようになった。
そして、もう一方の演奏会についても、今まで永らく、私の理想に近づけようと、様々な形を試み続けてきた。
演奏会は“新たなものが生まれ出づる場”であって欲しい。
強く、強くそう願う。
そこでは、予定調和や試行錯誤、観客の需要に合わせた供給としての表現等の一切が取り払われ、音楽家自身さえもが予想だにしなかった“新たなもの”と出会う歓喜に、私は照らされたい。
そこに介在する者は、単なる観客ではなく、事件や或る現象の目撃者であり、私と共にその招来を望み、霊的協力をし、そして“新たなもの”と出会う歓喜に共に照らされる者であって欲しい、同時にそう願う。
私はその “新たなもの”が生まれ出づる歓喜の時に、“Life”と名をつけた。
Lifeは、生命、人生、日常である。
音楽産業の一翼を担う既存の商業スペースではない場所が、その “新たなものが生まれ出づる場”に相応しい。
その会場もようやく整った。
歓喜に共に照らされる者は、私がこの人なら喜んでくれるだろうと思い、選ぶ人に限る事にした。
その場に並ぶ者は、私を除いて12人。
あなたに、その内の一人になっていただきたい、最後にそう強く願う。』 (JINMO)
・・・
この“Life”という演奏会は、JINMOによって“新たなものが生まれ出づる場”と成る事を目論んで挙行され、そしてその目論みは見事に実現されました。
その記録が、このアルバムです。
ジャケット・デザイン、及びジャケット写真は、前回同様、フォトグラファー丹野徹氏によって制作されました。
“新たなものが生まれ出づる場”に、これ以上相応しいものは無いというべきものだと思います。
総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音でお楽しみください!
通算第112作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第94作め)、無料アップデートです。
まだ未入手の方は、この機会に是非!
ダウンロード・アルバムでありながらCDと同等の、“Apple ロスレス(44.1kHz 16bit)”の高音質をお楽しみください。
(Avant-attaque:HARI)
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【Life 120310】 ダウンロード版アップデート
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/093life120310.html
2012年3月12日リリース
2014年10月28日 ver.2アップデート
全2曲 (total 17:14)
フォーマット : Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:128.8MB
ジャケット写真、ジャケット・デザイン:丹野徹 ( http://www.torutanno.com/ )
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 8.27ドル
<無伴奏ギター独奏ライブ録音>
【収録曲目】
01. Life 120310-1 (08:58)
02. Life 120310-2 (08:16)
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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html
今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)
+++ JINMO通信 (2014年10月23日号) +++
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皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算178作目の新作がリリースされました。
CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!
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“霄”は“天”を表し、
“壌”は“地”を表す。
Ideyha “霄壌”は、Jinmoidを「狼の声を持つハードコア・テクノ・マシン」へと変態させるパンドラ・ボックスだ。
“霄”と“壌”の両極が、ここに混ざり合う。
カオスは新しい音の命の“子宮”となる。
(JINMO)
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第178作めのソロアルバム、その名も、“SyouJyou Live”。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/159syoujyoulive.html
猛烈に激しく、美しい無伴奏ギター独奏アルバムです。
アルバム・タイトルの“SyouJyou”とは、日本語で“霄壌”を意味します。
これは独創的な高品質アナログ・エフェクターを制作する“Ideyha”とJINMOとの共同開発によるエフェクターの名前でもあります。
JINMOは1990年のファースト・アルバムにおけるギター“MEW”に既に見られるように、自らのイメージの具現化のために、様々な独創的な奏法のみならず、独創的な楽器や機器のメーカーとの共同開発もおこない続けてきました。
「自らのイメージの具現化」に対する貪欲で真摯な姿勢の証左であると言えるでしょう。
この“霄壌”を全面的に用いたスタジオ録音アルバム“SyouJyou”が、2013年5月3日にリリースされましたが、本作はそのライブ録音版とも言えます。
録音は2012年3月22日、東京の美学校での特別講義中での演奏会で成されました。
使用されたのはジャケット写真にあるように、ギターはJinmoid、ピックはV-picksによるJinmo model、ケーブルはGeorge L’s、そしてエフェクターにIdeyhaの”霄壌”、写真には写っておりませんが、ギターアンプにZT-AmpのLunchbox、それにアンプへ送る信号の調整をおこなう機器であるCranetortoiseのGC-1(コンプレッサー)だけです。
これをマイク録音したのみで、他の楽器や機材は使用されていないのはもちろん、編集もオーバーダビングもおこなわれていません。
つまり本作で聴かれる総てのエフェクトは、ジャケット写真中央に見られる”霄壌”一台で創出されたものなのです。
エフェクター“霄壌”は数多くのプロトタイプ制作を経て、2008年4月17日に完成しました。
以来長年、JINMOのギター表現においては欠かす事のできない機器の一つとして、愛用され続けています。
その名を冠した本作は、まるで楽器の様に”霄壌”を扱うJINMOの姿が記録された、非常に生々しいドキュメンタリー作品と言えます
総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音で、繰り返し繰り返しお楽しみください!
前作“Gethsemane”から僅かに20日。
通算第178作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第159作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。
(Avant-attaque:HARI)
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【SyouJyou Live】 ダウンロード版
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/159syoujyoulive.html
2014年10月23日リリース
全1曲(total 13:54)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:95.0MB
ジャケット写真:JINMO
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 6.67ドル
<無伴奏ギター独奏、ライブ録音>
【収録曲目】
01. SyouJyou Live (13:54)
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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html
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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html
旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。
今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
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【44.1kHz 16bit でのダウンロード・リリースを始める (JINMO : 2013年3月23日記)】
『 ネットを使えば、特に何かの媒体に広告を出さなくても、世界中に門を開く事ができる。小さなアパートの一室から世界規模で情報を発信して、振込で入金してもらう、というシステムが今なら可能ですよね。 例えば作品があまり一般的でない性格のものであっても良いし、また世界規模で売る事を考えれば、個々の国では僅かな枚数しか売れないかも知れないけれど、全部を合計したらまあまあの大きさになります。そうした中で作品を発表して、その売り上げを次の作品の制作費に充てる、そんな風にして、わがままな音楽家が本当に個人的な音楽を演りつつも、音楽だけで生計を立てていくということが、通信ネットワークの発達の御陰で可能になったんですよ。だからこれからは、インターネットなどを通じて、ひとりひとりの表現者が個々にレーベルを持つようになってくると思うんですよね。』
まだWindows95すら発売されていなかった今から18年前、“月刊ギターマガジン誌1995年5月号”に掲載された私のインタビュー記事からの引用だ。
1994年頃、RADIUSの登場により地方でのアクセスポイントの開設が急速になっていった頃、私は前述の予感に興奮し、周囲の者に、そう、ギターマガジン誌のインタビュアーにまで語ったが、その興奮を共有してくれる者はほとんど絶無であった。
無理も無い。
NTTによる常時接続(今日の1,000倍くらいの遅さ)が月額38,000円という価格でスタートしたのでさえ、1997年の事なのだ。
この予感は、愛好家が音楽を入手するのに“小売店”を必要としない、つまり“卸屋”を必要としない、“運送屋”を必要としない、そして“レコード会社”を必要としないで、作家が直接に愛好家と連結する状態を、意味する。
そう、音楽が“商品”としての枠組みから解放されて、音楽産業確立以前の、音楽が純粋に“音楽”として価値を放っていた時代への復権を意味するのだ。
そして2006年3月、『表現者と愛好家の直結』を実現する回路として、独自レーベル“Avant-attaque”を立ち上げ、介在者皆無のダウンロード・リリースを始動した。
しかし当時の一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮すると、CD品質である“44.1kHz 16bit”でのリリースは非現実的であり、やむを得ず”MP3 160kbps”という圧縮フォーマットでのリリースとなった。
その後、2007年3月には”AAC 192kbps”、2008年4月には“AAC 256kbps”、2009年5月には“AAC 320kbps”と、常に一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮しながら、逐次、高音質化をめざしたアップデートを継続してきた。
その度重なるアップデートの中、徐々に実現されていく高音質化に、確かに私は喜びは感じるものの、その一方で、高音質とはいえオリジナルよりは明らかに劣化する圧縮フォーマットであるAACへ、リリース直前で不本意ながら変換する作業中、自らの純情に対して忸怩たる思いを抱き続けてきたのも真実だった。
さて、契機は二つあった。
まず、2012年9月にリリースされたApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズが、1.91GBであった事。
約2GBという大きなファイルが一般的であるとは到底考えはしないが、Apple社がおこなうという事実から「2GBとはいえ、もはや非常識な大きさではない」という時代が到来したのだという認識が、私を大きく勇気づけた。
二つめに、2011年10月、たいへん良質な可逆圧縮方式である“Apple ロスレス”の、それまで非公開であったソースコードが公開されたという事。
Apple ロスレス”が、今後、かつてのMP3、AAC同様、Apple製品以外の機器やソフトウェアにおいても長く使われる規格となるだろう事が、この1年の業界の動向から強く実感できた。
そして…、
本日2013年3月23日以降、”Avant-attaque”からダウンロード・リリースされるアルバムは、“Apple ロスレス”フォーマットとなる。
これにあたり綿密な波形比較をおこなったが、 “Apple ロスレス”の波形は、まったくCDのそれと同一だった。
これはCDとまったく同様の音質であることを意味する。
また、サイズは60%から50%程度の圧縮を実現している。
加えて、曲名、アルバム名、ジャケットなどのデータを添付するID3タグにも対応している。
まず、 初めての“Apple ロスレス”フォーマット・アルバムとして、“Extremus”をリリースする。
これは超音波帯域も含む可聴域全域をフルに満たすパートでオーケストレートされた作品で、高音質を謳う “Apple ロスレス”での初リリース作品として相応しいものだと自負している。
加えて、アルバム “Extremus”は、全1曲で、途切れの無い「3時間19分18秒間」という音響体験になる。
この長さは約70分が収録限界であったCDでは、リリース不可能な作品だ。
ダウンロード・サイズは1.73GBとなる。
これはApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズ、1.91GBより10%小さい。
Avant-attaqueから既にリリースした125作品についても、今後順次、 “Apple ロスレス 44.1kHz 16bit”へとアップデートしていく。
既に旧バージョンを購入されている愛好家の皆様には、心からの感謝を込めて、無料アップデートの対応をさせていただく。
また価格については、全作品の統一価格という音楽業界の非合理な慣例は葬り、従量制とする。
具体的には「1秒あたり、0.008ドル」という計算でおこなう。
つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、25分のアルバムなら、12ドルとなる。
また72分30秒(3,750秒)以上の長さの作品は、如何に長くなろうともこれを総て30ドルを価格上限に定める。
これにより、最も長い作品である新作”Extremus”は、30ドルとなる。
既発作品に関しては、 “Apple ロスレス”へのアップデート時に同時に、価格改変していく。
ウェブ上でのサンプル音源についても、作品のアップデートと同時に“Apple ロスレス”によるサンプルへと入れ替えていく。
愛好家にとっては、より幸せな時代を享受していただけることだろう。
私もそうなのだ。
2006年3月のAvant-attaque始動以来、私が感じ続けていた「自らの純情に対しての忸怩たる思い」に、晴れ晴れと笑顔で、今、「あばよ!」と告げる事ができるのだから。
今までの厚いご支援に深く感謝し、今後の更なる歓喜の共犯をお約束しよう。
では、44.1kHz 16bitの“前撃”、Avant-attaqueをお楽しみください。
JINMO
2013年3月23日
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)
+++ JINMO通信 (2014年10月17日号) +++
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皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算113作目のソロアルバム“Lovecomp”が、ver.2にバージョン・アップされました。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/094lovecomp.html
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ver.2になっての改変箇所は、
- CDと同等の、44.1kHz 16bitの高音質になりました。
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旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。
Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html
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第113作めのソロアルバム、その名も、“Lovecomp”。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/094lovecomp.html
大好評のライブ・アルバム、否、ライフ・アルバム”Life 120211”、“Life 120310”で聴かれるようなシンプルでセクシーな無伴奏ギター独奏の、スタジオ・ライブレコーディング・アルバムです。
演奏は、楽器が”Jinmoid”。
エフェクターはCranetortoiseの”GC-1”(コンプレッサー)のみ。
アンプは最近愛用のZT Amp社の”Lunchbox”。
それを大音量で鳴らし、マイク録音されました。
美しいアルバム・ジャケットは、写真・デザイン共に、“Life”シリーズも手がける丹野徹氏。
写真モデルは中村由夏嬢です。
以下、JINMOによる言葉です。
この言葉が、このアルバムの総てを言い表していると思います。
・・・
『かつて能勢氏が我が微粒音について、インド自然学における生命現象の根幹をなす極微粒子のプルシャ、プラクリティから立ち顕われる3つの“立ち振る舞い”、サットヴァ、ラジャス、タマスとの関連で「微粒音の立ち振る舞いが新たなる生命現象を創発(異言)する」と説明され、我が意を得たりと嬉しかった。
私の表現は総て私の精液。nanoZenの一筆一筆、NanoPickingの一音一音が命を持って駆け巡る精子。私が地上に残すべき魂の遺伝子。制作は射精と同義。熱くて、濃くて、虹色に輝く表現。熱くて、濃くて、虹色に輝く精液。大洋をたたえる無限の海水ほどに大量に。
私に於いて、“エロティックな音”とは、記号論的な既存音やイディオムではなく、艶やかで、逞しく、潤む程に倍音を含み、何よりも奔放で、なりふり構わず、迷う事なく卵子を目指して驀進する精子群のような、激しく天真爛漫な音だ。
亦、私に於いて、性的興奮と芸術的興奮、性的欲求と芸術的欲求、性的快感と芸術的快感等は、それが同一の内分泌に因るものではあるまいかと思う程に、類似した実感がある。
亦、私に於いて、芸術衝動の動因はイドにあり、エゴはそれをフィルタリング、ハンドリングして変質させてしまうように思われる。お行儀良く、常識を気にしながらセックスをするような…。私にはイドのままに、猛烈な濃密で高温の、エロスの奔流としての芸術射精をぶちかますのが、心地良い。
芸術衝動とテストステロン濃度に強い相関関係を感じる。テストステロンは雄としての生殖本能の根幹のみならず、攻撃性や能動性にも関わる。つまり、より純化した芸術は、守勢性や受動性から遠ざかる。最も純化した芸術は、思索の痕跡の対局、もはや“暴動”にも似た衝動の痕跡であろうと、私は考える。
圧倒的な高エネルギー、高密度、高速度、高圧力、高温度、高濃度、高純度、高硬度、高輝度な「ポジティブな命の疾走と発光」に、日常の現実感が宿る。本来、常識(最大公約数)に沿うべき義務などという社会性と絶縁された聖域から、ポジティブな命は無邪気に孤独に大暴れし、絶叫的なエネルギーの蕩尽をおこなうのだ。
これは異言のドキュメンタリー、或は射精のドキュメンタリーである。』
(JINMO)
・・・
総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音でお楽しみください!
通算第113作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第95作め)、無料アップデートです。
まだ未入手の方は、この機会に是非!
ダウンロード・アルバムでありながらCDと同等の、“Apple ロスレス(44.1kHz 16bit)”の高音質をお楽しみください。
(Avant-attaque:HARI)
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【Lovecomp】 ダウンロード版アップデート
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/094lovecomp.html
2012年3月19日リリース
2014年10月17日 ver.2アップデート
全2曲 (total 17:46)
フォーマット : Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:80.2MB
ジャケット写真、ジャケット・デザイン:丹野徹 ( http://www.torutanno.com/ )
写真モデル:中村由夏( http://www.nakamurayuka.com/ )
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 8.53ドル
<無伴奏ギター独奏>
【収録曲目】
01. Lovecomp Pic (09:10)
02. Lovecomp Tap (08:36)
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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html
今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)
+++ JINMO通信 (2014年10月3日号) +++
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皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算177作目の新作がリリースされました。
CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!
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『2004年教皇ヨハネ・パウロ2世によって列福された200年前の修道女アンナ・カタリナ・エンメリック。彼女は様々な幻視をし、それらは“キリストのご受難を幻に見て”、“聖家族を幻に見て”(邦訳はいずれも光明社から刊行)という書籍として残されている。中でもイエスの受難の幻視は、映像的とでもいうべきリアリティで、生々しく、私は大きな驚きと共に感動を得た。この幻視はメル・ギブソン監督により“パッション”として映画化されたのだが、これはエンメリックの幻視に忠実に、イエス処刑までの12時間を描いている。そして、この映画は“ゲッセマネの祈り”の場面から始まる。絶対的絶望と対峙するこの祈りに、天的嗣業の美しさを私は激しく感じた。』(JINMO)
第177作めのソロアルバム、その名も、“Gethsemane”。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/158gethsemane.html
タイトルは“ゲッセマネ”、あるいは“ゲツセマネ”と読まれます。
エルサレムのオリーブ山にあった土地で、最後の晩餐のあと、イエスが祈りを捧げ、イスカリオテのユダの裏切りにより捕縛された場所です。
このエピソードは新約聖書中の4つの福音書総てに記録されていますが、JINMOは前述の言葉のように、福者エンメリックの口実記録と、それを映像化した映画“パッション”とに、激しい感動を得たそうです。
磔刑の12時間前の、静かな、しかし霊的には激しい夜。
その音響的反射が本作だそうです。
近作としては珍しく比較的明確な調性感をもった本作は、4つの楽章からなるという、オーソドックスなスタイルになっています。
多くの人声、ギター音など重ねられていますが、静かで透明な夜の印象が全体を通奏しています。
でも、夜気の向こう側に、祈りの激しさも感じられます。
五感の総てが聴覚になって、体感する世界のように、私には思えました。
ジャケットはJan Gossaertによる1510年の絵画で、ゲッセマネの祈りを描いたものです。
これを見ながら、本作を聴いていただけると、JINMOのイメージしているものが、より明確に共有していただけると思います。
ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
前作“Impromptu 140327”から僅かに23日。
通算第177作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第158作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。
(Avant-attaque:HARI)
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【Gethsemane】 ダウンロード版
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/158gethsemane.html
2014年10月3日リリース
全1曲(total 01:01:28)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:293.9MB
ジャケット画:Jan Gossaert 1510
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 29.50ドル
<ギター、コンピュータ>
【収録曲目】
01. Gethsemane 01 (15:22)
02. Gethsemane 02 (15:22)
03. Gethsemane 03 (15:22)
04. Gethsemane 04 (15:22)
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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html
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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html
旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。
今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
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【44.1kHz 16bit でのダウンロード・リリースを始める (JINMO : 2013年3月23日記)】
『 ネットを使えば、特に何かの媒体に広告を出さなくても、世界中に門を開く事ができる。小さなアパートの一室から世界規模で情報を発信して、振込で入金してもらう、というシステムが今なら可能ですよね。 例えば作品があまり一般的でない性格のものであっても良いし、また世界規模で売る事を考えれば、個々の国では僅かな枚数しか売れないかも知れないけれど、全部を合計したらまあまあの大きさになります。そうした中で作品を発表して、その売り上げを次の作品の制作費に充てる、そんな風にして、わがままな音楽家が本当に個人的な音楽を演りつつも、音楽だけで生計を立てていくということが、通信ネットワークの発達の御陰で可能になったんですよ。だからこれからは、インターネットなどを通じて、ひとりひとりの表現者が個々にレーベルを持つようになってくると思うんですよね。』
まだWindows95すら発売されていなかった今から18年前、“月刊ギターマガジン誌1995年5月号”に掲載された私のインタビュー記事からの引用だ。
1994年頃、RADIUSの登場により地方でのアクセスポイントの開設が急速になっていった頃、私は前述の予感に興奮し、周囲の者に、そう、ギターマガジン誌のインタビュアーにまで語ったが、その興奮を共有してくれる者はほとんど絶無であった。
無理も無い。
NTTによる常時接続(今日の1,000倍くらいの遅さ)が月額38,000円という価格でスタートしたのでさえ、1997年の事なのだ。
この予感は、愛好家が音楽を入手するのに“小売店”を必要としない、つまり“卸屋”を必要としない、“運送屋”を必要としない、そして“レコード会社”を必要としないで、作家が直接に愛好家と連結する状態を、意味する。
そう、音楽が“商品”としての枠組みから解放されて、音楽産業確立以前の、音楽が純粋に“音楽”として価値を放っていた時代への復権を意味するのだ。
そして2006年3月、『表現者と愛好家の直結』を実現する回路として、独自レーベル“Avant-attaque”を立ち上げ、介在者皆無のダウンロード・リリースを始動した。
しかし当時の一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮すると、CD品質である“44.1kHz 16bit”でのリリースは非現実的であり、やむを得ず”MP3 160kbps”という圧縮フォーマットでのリリースとなった。
その後、2007年3月には”AAC 192kbps”、2008年4月には“AAC 256kbps”、2009年5月には“AAC 320kbps”と、常に一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮しながら、逐次、高音質化をめざしたアップデートを継続してきた。
その度重なるアップデートの中、徐々に実現されていく高音質化に、確かに私は喜びは感じるものの、その一方で、高音質とはいえオリジナルよりは明らかに劣化する圧縮フォーマットであるAACへ、リリース直前で不本意ながら変換する作業中、自らの純情に対して忸怩たる思いを抱き続けてきたのも真実だった。
さて、契機は二つあった。
まず、2012年9月にリリースされたApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズが、1.91GBであった事。
約2GBという大きなファイルが一般的であるとは到底考えはしないが、Apple社がおこなうという事実から「2GBとはいえ、もはや非常識な大きさではない」という時代が到来したのだという認識が、私を大きく勇気づけた。
二つめに、2011年10月、たいへん良質な可逆圧縮方式である“Apple ロスレス”の、それまで非公開であったソースコードが公開されたという事。
Apple ロスレス”が、今後、かつてのMP3、AAC同様、Apple製品以外の機器やソフトウェアにおいても長く使われる規格となるだろう事が、この1年の業界の動向から強く実感できた。
そして…、
本日2013年3月23日以降、”Avant-attaque”からダウンロード・リリースされるアルバムは、“Apple ロスレス”フォーマットとなる。
これにあたり綿密な波形比較をおこなったが、 “Apple ロスレス”の波形は、まったくCDのそれと同一だった。
これはCDとまったく同様の音質であることを意味する。
また、サイズは60%から50%程度の圧縮を実現している。
加えて、曲名、アルバム名、ジャケットなどのデータを添付するID3タグにも対応している。
まず、 初めての“Apple ロスレス”フォーマット・アルバムとして、“Extremus”をリリースする。
これは超音波帯域も含む可聴域全域をフルに満たすパートでオーケストレートされた作品で、高音質を謳う “Apple ロスレス”での初リリース作品として相応しいものだと自負している。
加えて、アルバム “Extremus”は、全1曲で、途切れの無い「3時間19分18秒間」という音響体験になる。
この長さは約70分が収録限界であったCDでは、リリース不可能な作品だ。
ダウンロード・サイズは1.73GBとなる。
これはApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズ、1.91GBより10%小さい。
Avant-attaqueから既にリリースした125作品についても、今後順次、 “Apple ロスレス 44.1kHz 16bit”へとアップデートしていく。
既に旧バージョンを購入されている愛好家の皆様には、心からの感謝を込めて、無料アップデートの対応をさせていただく。
また価格については、全作品の統一価格という音楽業界の非合理な慣例は葬り、従量制とする。
具体的には「1秒あたり、0.008ドル」という計算でおこなう。
つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、25分のアルバムなら、12ドルとなる。
また72分30秒(3,750秒)以上の長さの作品は、如何に長くなろうともこれを総て30ドルを価格上限に定める。
これにより、最も長い作品である新作”Extremus”は、30ドルとなる。
既発作品に関しては、 “Apple ロスレス”へのアップデート時に同時に、価格改変していく。
ウェブ上でのサンプル音源についても、作品のアップデートと同時に“Apple ロスレス”によるサンプルへと入れ替えていく。
愛好家にとっては、より幸せな時代を享受していただけることだろう。
私もそうなのだ。
2006年3月のAvant-attaque始動以来、私が感じ続けていた「自らの純情に対しての忸怩たる思い」に、晴れ晴れと笑顔で、今、「あばよ!」と告げる事ができるのだから。
今までの厚いご支援に深く感謝し、今後の更なる歓喜の共犯をお約束しよう。
では、44.1kHz 16bitの“前撃”、Avant-attaqueをお楽しみください。
JINMO
2013年3月23日
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---