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無眼球室
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番外
JINMOこぼれ話

発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2012年4月30日号) +++




皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算116作目の新作がリリースされました。

ダウンロード版、CD版、同時リリースです。

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『“政治”、“経済”で人が死ぬ事は問題だが、“宗教”、“科学”、そして“芸術”において、人が死ぬ事は何ら問題無い、否、むしろ命をかけるべきものであると、私は信じている。』 (JINMO)

第116作めのソロアルバム、その名も、“Life 120414”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/097life120414.html

大好評のライブ・アルバム、否、ライフ・アルバム”Life シリーズ”の第3弾、無伴奏ギター独奏会の実況録音作品です。

そう、“Life 120414”。
これは、2011年4月14日(土)におこなわれた演奏会の実況録音です。
御存知のように、 この演奏直後、心臓に重篤な異常を自覚し、観客退場後すぐに救急車にて聖路加国際病院に搬送。
急性心筋梗塞と診断され、そのまま緊急手術を受けました。
(現在は無事、退院しております。)

その死の数十分前のドキュメントがこれです。
この演奏の最中、JINMOの心臓の一部は既に血流が途絶え、死に始めていました。
比喩ではなく、文字通りの命懸けの爆奏。
その死の最中の音。
旧生JINMOの遺作です。
(現在は新生JINMOとして、更にパワーアップしております。)

この日の演奏は、楽器が”Jinmoid”。
エフェクターはIdeyha社と共同開発した特殊機器”霄壌”のみ。
アンプは最近愛用のZT Amp社の”Lunchbox”。
モロに生の生々しい音!

演奏会は最大120dBの強烈な爆音でおこなわれました。
因みに、騒々しい工場の中の音圧レベルが90dB、電車通過時のガード下が100dB、自動車のクラクションやリベット打ちが110dB、飛行機のジェット・エンジン近くが120dB。この120dBは十分に人体に影響のある数値です。

録音は完全にステレオ・マイクによる収録のみでおこなわれ、ライン信号は一切使用されていません。
約1時間の演奏から後半部の激しい10分間が選び出され、それを演奏されたままの音で、編集時の加工は音質補正のみで、アルバムにしました。
オーバーダビングなどはなく、また演奏時にもサンプラーやシーケンサーなどの使用は皆無です。
すべての音はたった1本のギターとJINMOの2本の腕(時折、舌も使っていましたが)のみで、発せられたものです。

JINMOの演奏会の後、観客は毎回、「爆撃」、「弾幕」、「銃撃」などという言葉を多数混ぜながら、口々にその驚きと興奮を語り合うものなのですが、今回の演奏はまさしくその通りの音。
まるで映画“地獄の黙示録”のもっとも激しい戦闘シーンのような、狂気の真っ只中という感じの音です。

この演奏会、”Life 120414”をおこなうにあたっての、案内状に於けるJINMOの言葉です。

・・・

『音楽家としての大きな2つの活動、“作品制作”と“演奏会”。
この内、作品制作についてはAvant-attaqueによるダウンロード・リリースにより、作者の意に即応した自由なリリース・タイミング、内容の完全自由化、作品サイズの自由化などが実現し、ほぼ私の理想が実現できるようになった。
そして、もう一方の演奏会についても、今まで永らく、私の理想に近づけようと、様々な形を試み続けてきた。
演奏会は“新たなものが生まれ出づる場”であって欲しい。
強く、強くそう願う。
そこでは、予定調和や試行錯誤、観客の需要に合わせた供給としての表現等の一切が取り払われ、音楽家自身さえもが予想だにしなかった“新たなもの”と出会う歓喜に、私は照らされたい。
そこに介在する者は、単なる観客ではなく、事件や或る現象の目撃者であり、私と共にその招来を望み、霊的協力をし、そして“新たなもの”と出会う歓喜に共に照らされる者であって欲しい、同時にそう願う。
私はその “新たなもの”が生まれ出づる歓喜の時に、“Life”と名をつけた。
Lifeは、生命、人生、日常である。
音楽産業の一翼を担う既存の商業スペースではない場所が、その “新たなものが生まれ出づる場”に相応しい。
その会場もようやく整った。
歓喜に共に照らされる者は、私がこの人なら喜んでくれるだろうと思い、選ぶ人に限る事にした。
その場に並ぶ者は、私を除いて12人。
あなたに、その内の一人になっていただきたい、最後にそう強く願う。』 (JINMO)

・・・

この“Life”という演奏会は、JINMOによって“新たなものが生まれ出づる場”と成る事を目論んで挙行され、そしてその目論みは見事に実現されました。
その記録が、このアルバムです。

ジャケット・デザイン、及びジャケット写真は、毎回、フォトグラファー丹野徹氏によって制作されています。
“新たなものが生まれ出づる場”に、これ以上相応しいものは無いというべきものだと思います。

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音でお楽しみください!

前作”Ginza Rain”から僅かに23日。
通算第116作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第97作め)、リリースです。
もちろん、AAC(320kbps)の高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Life 120414】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/097life120414.html

2012年4月30日リリース
全1曲 (total 10:41)
フォーマット : AAC(320kbps)
ジャケット写真、ジャケット・デザイン:丹野徹 ( http://torutanno.tumblr.com/ )
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 5.13ドル

<無伴奏ギター独奏ライブ録音>


【Life 120414】 CD版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AACD/life120414.html

2012年4月30日リリース
全1曲 (total 10:41)
フォーマット : オーディオCD (44.1kHz, 16bit)
ジャケット写真、ジャケット・デザイン:丹野徹 ( http://torutanno.tumblr.com/ )
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 3,000円(送料・税込み)
御購入方法は、上記URLを御参照ください。

<無伴奏ギター独奏ライブ録音>

・・

【収録曲目】
01. Life 120414 (10:41)

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

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2011年12月から、新作ダウンロード版の価格が変わっています。

「絵画作品は各作品ごとに価格に違いがある。コンビニでもレストランでもメニューが総て同じ価格であったりはしない。当然のことだが、これが音楽作品ではおかしなことになっている。内容やサイズに関わらず、総ての作品が同じ価格になっている。作品ごとに相応しい価格を設定するという、当たり前の事をするべきだと、常々思っていた。故に今回からそれをおこなう。」(JINMO)

上記のJINMOの希望により、2011年12月から作品ごとに価格が設定されます。
そして、それは『1秒あたり0.008ドル』という計算でおこなわれます。

つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、約2,000円。
25分のアルバムなら、12ドル、約1,000円。
100分のアルバムなら、48ドル、約3,000円。
というようになります。

これにより、今までの統一価格ではリリースの難しかった”収録時間1分のアルバム”といった短い作品のリリースも、積極的におこなえるようになります。

既にリリースされたアルバムに関しましても、今後、徐々に新価格へ変更していきます。

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また2011年12月から、PDFブックレット、大きいサイズのジャケットの同梱が廃止されます。
これは作品についての総ての情報はサイト上にある事、データサイズの縮小化、という合理化を目指したものです。
これにより、何よりリリースのタイミングが、より音源完成の瞬間に近づくということにもなります。

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。



+++ JINMO通信 (2012年4月24日号) +++



皆様、お元気でいらっしゃいますか?

“JINMO通信”始まって以来というか、前身にあたる”ぢんも新聞(創刊1990年)”以来の、最も大きな出来事のお知らせです。

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2012年4月14日におこなわれた演奏会“Life 120414”。
その演奏直後、心臓に重篤な異常を自覚し、観客退場後すぐに救急車にて聖路加国際病院に搬送。
急性心筋梗塞と診断され、そのまま緊急手術を受けました。
執刀医の話では、搬送が遅れれば助からず、無事、病院に辿り着き、手術を受けたとしても、50パーセントの患者は亡くなっているという危機的な状態だったとのこと。

手術は最先端技術でもっておこなわれ、意識下手術として実行。
JINMOは自らの心臓を手術される最中も、その意識は完全に平静状態であり、執刀医と冷静に会話を継続し、より的確でスムーズな手術遂行に協力していたそうです。

『命懸けで表現したら、ついうっかり死にかけたぜ。』とJINMOは、術後の第一声。

術後30数時間内が最も危険であるために、JINMOはいつでも再手術に取りかかれる臨戦態勢のまま集中治療室のベッドで固定されていました。
しかし、JINMOは担当医療チームも驚く異常に急速な回復をみせ、2晩、集中治療室にいただけで、なんと3日めには一般病室(個室)に移動することを実現。
そして、すぐさまナースに「貸せ!」と言ってボールペンを取り上げ、手元にあった紙(プリンタ用紙の病院食メニュー裏面)に、新作nanoZenの制作を開始。
担当医療チームを驚かせ続けました。
その新作nanoZenは、“nanoZen 065”として退院前日には完成させています。

そしてわずかに一週間後の21日(土)に退院。
翌日22日(日)には、講義受講生と希望者の眼前で、早くも爆奏ライブを実行してしまいました。

心臓手術の数十分前、JINMOの心臓が死にいくライブ・ドキュメント。
遺作となる可能性が高かった実況録音版“Life 120414”は、たいへん録音状態も良く、近日中にリリースされることが決定しております。
また退院翌日の爆奏ライブも、仮題を“After Life 120422”としてリリースされる予定です。
断末魔の叫びと、新生JINMOの歓喜の産声の連作。
この、比喩ではない、命懸けの表現を是非、お楽しみにお待ち下さい。

JINMOが死に、そして新生したのは、奇しくもイースター(復活祭)のことでした。
今後の、肉体的にも、霊的にも次段階へと大きく次元上昇したJINMOの活動に、ご期待ください。



+++ JINMO通信 (2012年4月7日号) +++



皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算115作目の新作がリリースされました。

ダウンロード版、CD版、同時リリースです。

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第115作めのソロアルバム、その名も、“Ginza Rain”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/096ginzarain.html



『私は雨の音が、殊に夜明け前の雨の音が好きだ。その律動はプレクティクス・パルス。その一滴毎の間隔は、ミクロに於いては無限にシンプルで、マクロに於いては極度に複雑系の時間。本作は、その雨の音のプレクティクス・パルス。銀座の雨は、原始と近未来が連結したような儀式的な呪術(祝祭)装置として機能し、私の肉体のみならず、霊体をも濡らす。』 (JINMO)



“クォークの父”と呼ばれ、ノーベル物理学賞を受賞したマレー・ゲルマン博士は、複雑系研究で有名なサンタフェ研究所のひとりでもありますが、彼が自身の研究テーマの概念を表した言葉が”プレクティクス(Plectics)”です。
これは”単純さ”と”複雑さ”を意味する二つのラテン語を合成した造語です。
JINMOの言うところの”プレクティクス・パルス”とは、ゲルマン博士の概念を受け、”単純さ”と”複雑さ”が相反するものではなく、音楽的な時間認識に於いて未分化に存在するのだという律動表現であると考えられ、それは周期的反復を前提とした人造的な”リズム”ではなく、より奔放な”パルス”であるという考えも同時に示しています。

雨の日には必ず、Twitter上に、その雨音の美しさをTweetするJINMOですが、彼が音色だけでなく、プレクティクス・パルスとしての律動にも、美を見いだしていた事が、本作と前述の言葉で解ります。

本作は久々のコンピュータのみによるオーケストレーション作品。
アルバム”Miryam”、”Fetishia”、”tar”などもそうでしたが、一般的な西洋音楽起源のリズムとはまったく異なるところから発せられた、複雑で緻密で多層構造のリズム音楽です。
私にはアーバンで近未来的に聴こえる一方で、人類が誕生する以前の超太古の原始の海に降り注ぐ雨音のようにも聴こえます。

さぁ、プレクティクス・パルスの雨音、その神秘の美に、身も心も濡らしながら、お楽しみください!

前作”Lovedist”から僅かに9日。
通算第115作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第96作め)、リリースです。
もちろん、AAC(320kbps)の高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Ginza Rain】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/096ginzarain.html

2012年4月7日リリース
全11曲 (total 38:52)
フォーマット : AAC(320kbps)
ジャケット写真:Tatsuya Ishiguro (http://d.hatena.ne.jp/isgr/)
ジャケット・デザイン:HARI
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 18.66ドル

<コンピュータ>


【Ginza Rain】 CD版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AACD/ginzarain.html

2012年4月7日リリース
全11曲 (total 38:52)
フォーマット : オーディオCD (44.1kHz, 16bit)
ジャケット写真:Tatsuya Ishiguro (http://d.hatena.ne.jp/isgr/)
ジャケット・デザイン:HARI
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 3,000円(送料・税込み)
御購入方法は、上記URLを御参照ください。

<コンピュータ>

・・

【収録曲目】
01. Ginza Rain 01 (03:32)
02. Ginza Rain 02 (03:32)
03. Ginza Rain 03 (03:32)
04. Ginza Rain 04 (03:32)
05. Ginza Rain 05 (03:32)
06. Ginza Rain 06 (03:32)
07. Ginza Rain 07 (03:32)
08. Ginza Rain 08 (03:32)
09. Ginza Rain 09 (03:32)
10. Ginza Rain 10 (03:32)
11. Ginza Rain 11 (03:32)

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

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2011年12月から、新作ダウンロード版の価格が変わっています。

「絵画作品は各作品ごとに価格に違いがある。コンビニでもレストランでもメニューが総て同じ価格であったりはしない。当然のことだが、これが音楽作品ではおかしなことになっている。内容やサイズに関わらず、総ての作品が同じ価格になっている。作品ごとに相応しい価格を設定するという、当たり前の事をするべきだと、常々思っていた。故に今回からそれをおこなう。」(JINMO)

上記のJINMOの希望により、2011年12月から作品ごとに価格が設定されます。
そして、それは『1秒あたり0.008ドル』という計算でおこなわれます。

つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、約2,000円。
25分のアルバムなら、12ドル、約1,000円。
100分のアルバムなら、48ドル、約3,000円。
というようになります。

これにより、今までの統一価格ではリリースの難しかった”収録時間1分のアルバム”といった短い作品のリリースも、積極的におこなえるようになります。

既にリリースされたアルバムに関しましても、今後、徐々に新価格へ変更していきます。

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また2011年12月から、PDFブックレット、大きいサイズのジャケットの同梱が廃止されます。
これは作品についての総ての情報はサイト上にある事、データサイズの縮小化、という合理化を目指したものです。
これにより、何よりリリースのタイミングが、より音源完成の瞬間に近づくということにもなります。

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。



+++ JINMO通信 (2012年4月6日号) +++


都合により中止となりました。


新たな美と知の子宮、あの"美学校"でおこなわれるイベント"BIGAKKO ANNUAL REPORT 2012 芸術表現の未来"で、JINMOが特別な講義をおこないます。

http://www.jinmo.com/nou.html

美楽塾の特別編とでもいうべき"美楽塾:書"。
そう、JINMOの視覚表現の根源ともいえる"書"についての、体験型の楽しい講義です。

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+++ 美学校 "美楽塾:書" JINMO +++

http://bigakkobar.jp/jinmo/

会期 4月11日(水)19:00から
会場 美学校
参加 1,000円 (定員15名・未経験者歓迎) + 材料費 200円(筆・墨など)
汚れてもよい服装でお越し下さい。

予約 B.A.R.2012レクチャー係
mail : reserve@bigakkobar.jp
FAX : 03-3262-6708

"書道"の誕生期の、その原初的意味合いとは、データを伝達する為のメディアに過ぎなかったはずの文字が、そこに乗せられたデータのみならず、文字そのものの造形、書く者の心象の反射として、"抽象美"を見いだされたという、大きなパラダイム・シフトであった。
禅宗においては、心象反射以外を削ぎ落とし、純粋抽象としての"円相"が誕生した。
もはや書は文字という枠組みを捨てさり、抽象美としての純粋性を発光させた。
書が文字機能を捨て去ったという再び大きなパラダイム・シフトであった。
それが今日の"墨象"へ連なり、もはや図形としての形態をも脱ぎ捨て、二次元の"視覚芸術"であったはずのものが、その速度の記録をも墨跡に表現した"時間芸術"、額や掛け軸といった枠組みの外部にも作用していく"空間芸術"として、様々なアイデンティティー、カテゴライズを自らが破壊脱皮していく"成長の芸術"であった。
が、20世紀後半以降、スタイルが固定化していき、先達の模倣、翻案などが好まれ、書道が本来持っていた伝統破壊、前例からの脱却と前進というアナーキーなエネルギーは喪失されてきたのが現実である。
本レクチャーに於いては、そのエネルギーの復権実現の可能性を受講者に得心していただき、"書"本来の歓喜を実体験していただく事を目的とする。

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『現代の芸術教育などに於いては、"如何に処理して、如何なるアウトプットを実現するのか"ということのみに眼が向けられ、それを当然として疑う者が少ない。しかし、真実には、そうした技術論以前に"如何なるインプットを"という問題こそ重要であり、良質のインプット無しには良質のアウトプットはあり得ない。美しいインプットに貪欲であれ。』(JINMO)

この言葉の通り、JINMO は常々、美しいインプットに対して、意識的であり、能動的であり、積極的であり、貪欲であります。
この"美楽塾" は、 毎回の講義がその名の通り、「美を学ぶのではなく、美を楽しむ」 知的エンターテイメントとでも言うべき、インプットの時間。

『"美"は視覚(絵画)、聴覚(音楽)のみに宿るのではない。五感の総てに"美"は輝き、それら感覚は他と切り離された単独ではなく、相互に影響し合い、さながら錬金術師の乳鉢の内部でおこなわれる変容のように新たな"美"を生成しながら、間断無くインプットし続ける。世界は"美"に満ちているが故に、私はヒトの知覚能力の有限性を信じない。』(JINMO)

さて、いよいよ5月から、毎月3回(土曜日)に、"美楽塾"の本格的な講義が始まります。
毎回が"美"のインプット、必見、必聴、必体験です。
もちろん毎月、JINMOの広い交友関係から、"美"に関わる素晴らしいゲストの方々をお招きする予定です。
現在、受講生を募集中です。
どうぞ、お気軽に美学校まで、お問い合わせください。


美学校
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
03-3262-2529(13:00~18:00)
アクセス:都営三田線、新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A3出口より徒歩5分。
東京メトロ東西線「九段下」駅より徒歩5分。JR水道橋駅東口より徒歩8分。



+++ JINMO通信 (2012年4月4日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
まさか、まさかの、JINMO地方公演のお報せです!
それも、たった1回のみ!
必見、必聴、必体験!!!!!

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たいへん永らく地方公演はおこなっていなかったJINMO。
大阪、名古屋、姫路での“爆展:id”巡回展会場での演奏を除けば、純粋な地方公演は2010年11月以来となります。

見逃せませんよ!
しかも、今回はツアーではなく、たった1回のみの公演!
場所は倉敷市玉島の…、なんと服屋さんの店内!!
そこにコンサート用の大きなPAを持ち込んでの爆奏会となります!!!
詳細は以下に。


2012年4月9日(月)
会場:M.A.KRAFT
〒713-8102
岡山県倉敷市玉島1651-1 ショッピングセンターTOPS内
TEL:086-526-3976

http://www.makraft.com/

【開場・開演時間、料金等は、 会場:M.A.KRAFTに直接お問い合わせください】