+++ JINMO通信 (2015年6月27日号) +++
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皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算191作目の新作がリリースされました。
CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!
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『毎月1回のペースで継続開催していた無伴奏ギター独奏会“Life”は、2012年12月で終了した。そう、このシリーズは確かに終了したが、実は演奏会は別の形で継続され続けていた。それは一般には完全非公開のもので、死霊相手におこなわれるもの。何モノにも囚われぬ自由な演奏を目指し、“Life”も大方それを実現していたのだが、どうしても生きた人間を目前にしては、その喜びや緊張感などが奏者にフィードバックされ、次に奏でる音に少なからずの”影響”を与えていた。この”影響”は、言わば次に奏でる音の表現上の方向性を示すという、つまりは奏でてはならぬ音をも明確にしてしまう“制限”と同義であった。何モノからも解き放たれ、完全に自由な次音の発生実現には、生きた人間が障壁となっていた。そこで私は無人での演奏会によりその実現に臨んだ。しかし完全に無人というのは、実は難しい。物理的に人は存在しなくても、奏者の感覚に於いては何モノかの臨在感を消し去る事ができなかった。私はその見えざる観客を“死霊”と呼称した。この死霊の存在が、完全に無人であるよりも良い影響を奏者に与えると気づくのに、そう時間はかからなかった。“死霊”のお陰で、私は無人という状態に囚われることからすらも解き放たれたのだから。この死霊相手の無伴奏ギター独奏会を、私は目指す完全即興から“Impromptu”シリーズと名付けた。』(JINMO)
第191作めのソロアルバム、その名も、“Impromptu 140529”。
“Impromptu”シリーズの第9作です。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/172impromptu140529.html
JINMOの演奏中の途切れる事、淀む事、滲む事の無い意志と集中力の長時間継続。
今迄も驚き続けたのですが、本作では『一切の演出の排除されたエネルギー体の実存』の記録、という印象で、驚きと共に、思わず「天晴れ」と言いたくなる様な、あきれるような清々しささえも感じる私です。
JINMOのギター独奏時の特徴的スタイルのひとつに、高速複雑で極微細な即興があります。
これをJINMOはグロッソラリア系と呼称しています。
グロッソラリアとは“異言”と訳されるキリスト教用語で、祈りの熱情が極限的になった時、本人の意識から切り離されたように舌が高速で動きだし、未知の言語的発生を猛烈におこなってしまう状態を指します。
本作も典型的なグロッソラリア系表現と言え、ここでは総ての音がたった1本のギターで奏でられています。
手指が、奏者とは別に、それぞれに独立した意思を持って、能弁に語り始めたような複雑な音です。
音楽的な時間認識に於いては、律動についても、単位時間内での周波数の変化や合成の仕方についても、そこに“単純さ”と“複雑さ”が相反するものではなく、未分化に併存しているとJINMOは考えています。
乱暴に言ってしまうなら、非常に単純に聴こえる表現でもミクロにおいては、非常に複雑なものの絡み合うような複合体であったり、逆に非常に複雑に聴こえる表現でも俯瞰するなら、非常に大きく単純なものの一部であったりという事です。
JINMOはこれをよく、大河の流れや、星雲の様子、海岸線の状態などで例えて説明しています。
この考えが、複雑系研究で有名なサンタフェ研究所のひとりマレー・ゲルマン博士の概念“プレクティクス”に近似しているため、JINMOは好んでこの単語を使います。
因みに、プレクティクスとは“複雑”と“単純”の意味を持つラテン語を合成したゲルマン博士による造語です。
またグロッソラリアは人為的意識的な表現から距離を置くものであり、1920年代にアンドレ・ブルトンらシュールリアリスト達が、新たな芸術運動のひとつとして実践していた“オートマティスム”の、純化された本来的姿であるともJINMOは捉えています。
『“美は痙攣的なものだろう、それ以外にはないだろう”と、アンドレ・ブルトンは1928年の著書“ナジャ”で明言した。この痙攣とは、原文では不随意な肉体の動きを表す医学用語としての、“CONVULSIVE(痙攣)”が用いられている。ここに、私はブルトンが用いていた“オートマティズム”との関連を明確に感じるし、私に於いての“グロッソラリア”との相似を感じざるを得ない。』(JINMO)
このJINMOの言葉は、そのブルトンが“美”を語るにおいて、不随意な肉体の動き、“痙攣”を持ち出したのを受け、自己の表現との関連から述べたものです。
“Life”シリーズ全作品と“Impromptu”シリーズ第1作は、ギターアンプからの音をマイクで収録したものでしたが、本作ではマイクを使わず、ギターアンプからのライン出力をそのまま記録するライン・レコーディングでおこなわれました。
総ての音は、その時、1時間22分28秒に渡って途切れなくJinmoidを使用して演奏されたままに記録され、録音後に空間処理を加えた以外は一切、編集や加工はされていません。
言わば、ドキュメンタリー作品のようなものです。
聴き進む内に、非常に複雑に思える音のひとつひとつは、言わば波の雫のひとつひとつであり、俯瞰してそこに渺茫たる太洋が静かに在るのにやがて気づくでしょう。
ジャケットは丹野徹氏がデザインした美しい十字架ロゴが中心に据えられたシンプルなものです。奏者(生霊)と死霊を繋ぐに、これほど相応しいものは無いと思います。
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因みに本作を含むシリーズ9作品のレコーディング・データは以下の通りです。
09【Impromptu 140529】
2014年5月29日(木)録音
東京ビュックにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
タッピング
ライン録音
1時間22分28秒
2015年6月27日リリース
08【Impromptu 140528】
2014年5月28日(水)録音
東京ビュックにて
Ideyha Giga(x-18-18-07)
Jinmoidの総てのノブはフラット
タッピング
ライン録音
1時間25分41秒
2015年5月6日リリース
07【Impromptu 140424】
2014年4月24日(木)録音
東京ビュックにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
タッピング
ライン録音
1時間15分28秒
2015年2月24日リリース
06【Impromptu 140423】
2014年4月23日(水)録音
東京ビュックにて
Ideyha Giga(x-18-18-18)
Jinmoidの総てのノブはフラット
タッピング
ライン録音
1時間15分16秒
2014年11月6日リリース
05【Impromptu 140327】
2014年3月27日(木)録音
東京ビュックにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
ライン録音
3時間17分42秒
2014年9月10日リリース
04【Impromptu 140326】
2014年3月26日(水)録音
東京ビュックにて
Z-Vex(x-07-07-17-17)
Jinmoidの総てのノブはフラット
ピッキング
ライン録音
57分08秒
2014年7月26日リリース
03【Impromptu 131207】
2013年12月7日(土)録音
アトリエにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
ライン録音
2時間5分32秒
2014年5月16日リリース
02【Impromptu 130913】
2013年9月13日(金)録音
アトリエにて
YAMAHA THR10X(BROWN I)
Jinmoidの総てのノブはフラット
ピッキング
ライン録音
1時間11分54秒
2014年3月13日リリース
01【Impromptu 130603】
2013年6月3日(月)録音
アトリエにて
ALBIT GC-1、ZT Amp Lunchbox
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
マイク録音
56分42秒
2014年1月27日リリース
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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
前作“Wolfbeats 9”から僅かに8日。
通算第191作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第172作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。
(Avant-attaque:HARI)
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【Impromptu 140529】ダウンロード版
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/172impromptu140529.html
2015年6月27日リリース
全1曲(total 01:22:28)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:332.2MB
ジャケット・ロゴ・デザイン:丹野徹 ( http://www.torutanno.com/ )
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 30.00ドル
<無伴奏ギター独奏、ライブ録音>
【収録曲目】
01. Impromptu 140529 (01:22:28)
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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html
ダウンロード後の解凍、アンロック・コードの入力には、無料ソフト”StuffIt Expander”をご使用ください。以下から入手可能です。
【Mac用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-mac.html
【Windows用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-windows.html
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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html
旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。
今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)
+++ JINMO通信 (2015年6月21日号) +++
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特報です。
新たな美と知の子宮、あの”美学校”で、異様なまでにユニークな展開を実践するJINMOの講義が、一般公開されます。
ゲストに上祐史浩氏を迎えての、楽しい講義です。
このレアな機会に、どうかあなたも是非、貪欲に御参加ください。
http://www.jinmo.com/nou.html
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7月15日(水)「美楽塾」公開授業 ゲスト:上祐史浩
通年講座「美楽塾」の公開授業を7月15日に開催します。
ゲストは、「ひかりの輪」(東西の思想哲学の学習教室)代表の上祐史浩さんです。
公開授業はどなたでもご参加可能です。
お気軽にご参加ください。
http://bigakko.jp/opn_lctr/bigakujuku/0715
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「いつの日かやりましょう、21世紀の新しい宗教と芸術の融合を!」
3年数か月前の寒い冬の日、お会いした上祐氏は、私に対しこの前向きで力強い言葉を投げかけた。
私は以前から、芸術・科学・宗教の不可分性を確信しそれらを天的嗣業と、またそれ以外の経済・政治を人的稼業と呼んでいた。
その”天的嗣業:人的稼業”の関係性は、”心:肉体”、”無機:有機”、”情報現実:物理現実”などとの関係性と同一と認識している。
経済・政治の人的稼業は、芸術・科学・宗教の天的嗣業と同じ比重を持つ対概念であったはずが、資本主義経済が過剰に威力を帯びていった旧世紀においては、この天的嗣業の不可分性を破壊し、分解した上で、人的稼業の目的充足を果たすための素材化し、更に人的稼業こそが、人生の喜び、幸福を実現するものとして、天的嗣業を下位概念として内包するに及んだ。
私は旧世紀に生じた様々な種としての、また個としての不幸な問題の元凶は、この比重の転覆にあり、端緒は天的嗣業の不可分性破壊にあったと信じている。
同時に経済・政治の人的稼業が芸術・科学・宗教の天的嗣業を利用しようとしていた不自然な旧世紀が、今、緩やかに、しかし力強く修正されようとしていると楽観している。
それだけに、前述の上祐氏の言葉は、単なる再会の為の威勢の良い社交辞令ではなく、私に於いて核心を突く重大さを持っていた。
上祐氏は予てより、宗教と科学は別物ではないという”一元思想”を、ひかりの輪オフィシャルサイト上でも明らかにされていた。
サイト上で上祐氏は、トランスパーソナル心理学の創始者の一人でもあるスタニスラフ・グロフ氏が、第7回トランスパーソナル学会(1982年インドにて開催)で述べた以下のような言葉を引用紹介されている。
「現代の西洋科学---天文学、物理学、生物学、医学、情報理論、システム理論、深層心理学、超心理学、意識研究---における革命的な発展で最も興味深い点は、宇宙や人間の本性に関する新しいイメージが、古代や東洋の霊的哲学---さまざまなヨーガの体系、チベットの金剛乗、カシミールのシャイヴィズム、禅仏教、道教、カバラ、キリスト教神秘主義、グノーシス主義---のイメージとしだいに類似してくる傾向があるということである。
われわれは古代と現代の驚くべき総合、そしてまた、この惑星上の生命に甚大な影響を及ぼすにちがいない、東洋と西洋の偉大な業績のとてつもない統合に向かっているように思われる。」
(「個を超えるパラダイム」スタニスラフ・グロフ編 吉福伸逸編訳)
旧世紀に破壊された天的嗣業の不可分性再構築という命題は、私個人のみならず、旧世紀の残滓が及ぼす閉塞感と、近未来に於けるシンギュラリティへの楽観を持つ全ての人々にとって、大きな関心事となるだろうと思う。
あの寒い夜から3年数か月を経て、改めて上祐氏とお会いし、「いつの日かやりましょう!」とお約束した「21世紀の新しい宗教と芸術の融合を」、ようやく具体的に一歩踏み出す初夏の夜となる。
ここから何かが変わっていくだろうと、私は強く楽観し、わくわく楽しみにしているのだ。
(JINMO)
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【ゲスト・プロフィール】
上祐史浩
「ひかりの輪」(東西の思想哲学の学習教室)の代表。
1962年福岡県に生まれる。
早大大学院理工学研究科修士課程を修了後、宇宙航空研究開発機構に入団するも、まもなく退職し、オウム真理教に出家。
地下鉄サリン事件発生時にはモスクワに滞在、事件後に帰国し教団のスポークスマンとなる。
偽証罪で逮捕され、出所後「アレフ」代表となるが、麻原・オウム信仰から脱却し、2007年に脱会、「ひかりの輪」を設立した。
著書に『オウム事件 17年目の告白』(扶桑社)、鼎談『終わらないオウム』(鹿砦社)、対談『危険な宗教の見分け方』(ポプラ社)、などがある。
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講 師:JINMO
ゲスト:上祐史浩
日 程:2015年7月15日(水)
時 間:20:00〜22:00
参加費:予約2000円/当日2500円/美学校生1500円
申込み: http://bigakko.jp/opn_lctr/bigakujuku/0715
会 場:美学校 本校
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
※公開授業はどなたでもご参加可能です。お気軽にご参加ください。
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)
+++ JINMO通信 (2015年6月19日号) +++
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皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算190作目の新作がリリースされました。
CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!
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『それは祈りの唄を歌う獣(もの)。霊狼よ、解き放ってやる。宇宙をその咆哮に共鳴せしめよ。』(JINMO)
第190作めのソロアルバム、その名も、“Wolfbeats 9”。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/171wolfbeats9.html
“Wolfbeats”、狼の鼓動。
JINMOが古くから“狼”を自らのシンボルにし、日記(Twitter)でも頻繁に言及しているのは、マニアならよく御存知の事でしょう。
この“狼”がテーマとして扱われたシリーズ第9作にして、完結編の登場です。
是非とも大音量でお楽しみください。
古来、ネイティブ・アメリカン、イヌイット、アイヌなどの人々は、狼を霊獣として祀ってきました。
本作”Wolfbeats”は、まさしくその儀式の祝祭曲のようです。
大地を轟かす太く重い狼の”鼓動”。
そして、宇宙を共鳴させるような、可聴域総てに満ちて、更にその外部へも発光していくような、フィードバック音と非楽音の有機的感触さえする”咆哮”。
天と地を結ぶ霊獣の為の、美しく力強い祝祭曲。
ジャケット画は、JINMOによる描き下ろしの”霊狼図”です。
下描きも無く、約10秒程の間で、一気に描き上げた勢いのある絵です。
たいへんデリケートで複雑なパンニングと、スペクトル分布を特徴とするアルバムです。
また可聴域すべてを満たし、それ以上の超音波帯域も含んだオーケストレーションが成されていますので、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、SONYの“MDR-CD900ST”です。
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現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にはもちろん、ギター愛好家の方々にもお薦めのアルバムです。
前作“Requiems for Samurais”から僅かに8日。
通算第190作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第171作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。
(Avant-attaque:HARI)
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【Wolfbeats 9】 ダウンロード版
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/171wolfbeats9.html
2015年6月19日リリース
全3曲(total 20:55)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:182.1MB
ジャケット画:JINMO
ジャケット・デザイン:HARI
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 10.04ドル
<ギター、コンピュータ>
【収録曲目】
01. Wolfbeats 05659 (05:36)
02. Wolfbeats 06876 (06:48)
03. Wolfbeats 08621 (08:31)
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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html
ダウンロード後の解凍、アンロック・コードの入力には、無料ソフト”StuffIt Expander”をご使用ください。以下から入手可能です。
【Mac用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-mac.html
【Windows用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-windows.html
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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html
旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。
今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)
+++ JINMO通信 (2015年6月11日号) +++
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皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算189作目の新作がリリースされました。
CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!
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『天的嗣業に生き、そして死んでいった志士達、その生命の使い方に、私は非常に強い共鳴を持つ。人的稼業への従事ではなく、天的嗣業への献身は、あらゆる表現者の本懐であるから。』(JINMO)
第189作めのソロアルバム、その名も、“Requiems for Samurais”。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/170requiemsforsamurais.html
アルバム・ジャケットに副題として”志士鎮魂歌”とあるように、”志のある武士”、特に幕末の6人に対して、本作は鎮魂歌として制作されました。
収録された6つの楽曲は、それぞれ次のようなタイトルです。
“18650703 Hanpeita”、”18650703 Izo”、”18660228 Chojiro”、18670517 Shinsaku”、”18671210 Ryoma”、”18671212 Shintaro”。
これらは各々、献奏した志士の名前と命日を示しています。
つまり、”武市半平太 1865年7月3日”、”岡田以蔵 1865年7月3日”、”近藤長次郎 1866年2月28日”、”高杉晋作 1867年5月17日”、”坂本龍馬 1867年12月10日”、”中岡慎太郎 1867年12月12日”を意味します。
冒頭のJINMOの言葉にもあるように、これら志士が如何にその生命を使ったのか、ということに強く共感を持ち、これらの曲が作られたそうです。
各楽曲の極低周波での非常に重量感のあるパートに、志の半ばで死んでいった彼らのタナトス、そして澄んだ中高音の金属的な音に、垂直に昇天していくエロスの残光が、私には感じられました。
静かな夜に、心鎮めて、深く聴き入りたいアルバムです。
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現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にお薦めのアルバムです。
前作“tarX”から僅かに9日。
通算第189作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第170作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。
(Avant-attaque:HARI)
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【Requiems for Samurais】ダウンロード版
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/170requiemsforsamurais.html
2015年6月11日リリース
全6曲(total 24:00)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:92.7MB
ジャケット写真、デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 11.52ドル
<コンピュータ>
【収録曲目】
01. 18650703 Hanpeita (04:00)
02. 18650703 Izo (04:00)
03. 18660228 Chojiro (04:00)
04. 18670517 Shinsaku (04:00)
05. 18671210 Ryoma (04:00)
06. 18671212 Shintaro (04:00)
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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html
ダウンロード後の解凍、アンロック・コードの入力には、無料ソフト”StuffIt Expander”をご使用ください。以下から入手可能です。
【Mac用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-mac.html
【Windows用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-windows.html
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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html
旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。
今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)
+++ JINMO通信 (2015年6月2日号) +++
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皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算188作目の新作がリリースされました。
CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!
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『腕が2本しかないのは、私の責任ではない。左右の両手指が10本しかないのは、私の責任ではない。ギターの弦の本数も表現音域も、私の責任ではない。人々はそれを当たり前だという。…かといって、私にはそれらの現実をしょうがないと受け止め、それらがもたらす物理的制限の中だけに収まるように、私の脳内に響く即興演奏をコンパクトに圧縮変形させることは我慢ならない。もしある楽曲において、腕がもう1本必要となるならば、私はなんとしても腕を増やす。物理現実において不可能なら、情報現実において…。』(JINMO)
第188作めのソロアルバム、その名も、“tarX”。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/169tarx.html
映画“マルホランド・ドライブ”に登場する幻の劇場“クラブ・シレンシオ”を演奏会場に想定し、
仮想肉体のJINMOが仮想的なエレクトリック・アコースティック・ギターを使用しての、即興的タッピング演奏の仮想ライブをおこなった、その仮想ライブ・アルバムが、“tar 01”(2008年2月20日リリース)、“tar 02”(2008年5月3日リリース)、“tar 03”(2008年6月7日リリース)、“tar 04”(2008年6月13日リリース)の4部作としてリリースされています。
本作は、その”tar”シリーズをさらに発展させたものと言えるでしょう。
先の4部作同様、ここでも、腕の本数、指の本数、ギター弦の本数、音域といった物理現実世界での制限は排除され、JINMOの脳内に響く情報現実上の即興演奏イメージを、忠実に現実の音響振動に変換しています。
先の4部作と大きく異なるのは、ここではもう一人のJINMOがドラマーとして参加し、ギタリストのJINMOとデュオで、仮想演奏会場で仮想楽器を仮想肉体でもって仮想演奏しているという点です。
また近作には珍しく、リズムや拍子が明確であり、テンポも一定で演奏されているのも興味深いです。
ちなみに本作に収録された13曲の、各曲ごとの拍子とテンポは以下の通りです。
- tarX 01 -
16分の23拍子、133.1790bpm
- tarX 02 -
16分の13拍子、166.9506bpm
- tarX 03 -
8分の9拍子、133.2930bpm
- tarX 04 -
16分の17拍子、126.4395bpm
- tarX 05 -
16分の9拍子、98.9862bpm
- tarX 06 -
8分の7拍子、125.3672bpm
- tarX 07 -
16分の11拍子、124.6819bpm
- tarX 08 -
16分の19拍子、126.7181bpm
- tarX 09 -
8分の11拍子、127.1871bpm
- tarX 10 -
16分の21拍子、133.2192bpm
- tarX 11 -
16分の25拍子、133.1187bpm
- tarX 12 -
8分の5拍子、170.1280bpm
- tarX 13 -
16分の15拍子、134.3284bpm
このように複雑で細かな拍子・テンポの上で、仮想ドラマー、仮想ギタリストの二人の仮想JINMO達は、実に生き生きと奔放に、そしてこれ以上ない息の合ったコンビネーションで、即興デュオ演奏を繰り広げます。
いわばこの二人は情報現実上の奏者であり、一般的な物理現実上の奏者には不可能な表現をぐいぐいと聴かせてくれますが、聴く側もまるで緊迫したライブ演奏を目の当たりにしたように、ぐいぐいと集中力を要求されていきます。
仮想会場での、二人の仮想JINMO達による仮想即興演奏会を、あなたの脳内に展開し、その臨場感をお楽しみください。
仮想即興演奏会の終了後は、あなたの仮想拍手もお忘れなく。
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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
前作“Impromptu 140528”から僅かに27日。
通算第188作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第169作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。
(Avant-attaque:HARI)
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【tarX】ダウンロード版
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/169tarx.html
2015年6月2日リリース
全13曲(total 01:20:39)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:545.8MB
ジャケット写真:Steve Deutch
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 30.00ドル
<コンピュータ>
【収録曲目】
01. tarX 01 (06:06)
02. tarX 02 (06:12)
03. tarX 03 (06:03)
04. tarX 04 (07:03)
05. tarX 05 (06:03)
06. tarX 06 (06:16)
07. tarX 07 (06:11)
08. tarX 08 (06:04)
09. tarX 09 (06:03)
10. tarX 10 (06:04)
11. tarX 11 (06:06)
12. tarX 12 (06:24)
13. tarX 13 (06:04)
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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html
ダウンロード後の解凍、アンロック・コードの入力には、無料ソフト”StuffIt Expander”をご使用ください。以下から入手可能です。
【Mac用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-mac.html
【Windows用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-windows.html
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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html
旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。
今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。
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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)