JINMO情報!(2002年7月号)
皆様、お元気でいらっしゃいますか? ぐへぇぇぇ、台風近付いているぜぇ。私、岸本はり、気圧の変化に物凄く敏感なのです。天気予報図にも欄外で映っていない、遠ーい南の海で、台風が発生した瞬間に判るんですよ。マジ。んで、アタマが万力で締め付けられるような感じになって、その悲鳴が“ぐへぇぇぇ”なのです。目眩がして、倒れちまったりって事もあります。ちなみに“低気圧&頭痛”で検索してみたら、結構、全国に同症状の人、いらっしゃるんですね。てな訳で、天気予報は任せやがれ、の岸本はりです。 ------------------------------------------------------- 私の“ぐへぇぇぇ”は、ある意味、超能力なんですが、JINMOも超能力あります。それも3つ!1つめは、時計無しで時間が判る能力。「今、何時?」って聞くと、分までほぼ正確に教えてくれます。ライブでも演奏時間があらかじめ指定されている時は、ぴったりとその通りにエンディングを決めます。即興やったり、MCめちゃコキだったりしても、時間通りです。45分なら45分、50分なら50分、90分でも、120分でも、とにかくピッタリと辻褄を合わせられるのです。以前、ある舞踏家の人といっしょに演った時、その時は10分の即興を、という事で始まったのですが、ビデオカメラのタイムコードを見ながら私、目が点。ゆったりフェードアウトさせるJINMO。音量を絞りきって、弦から指を話したとき、タイムは600.0秒!ちょっとコワイ。時報は任せやがれのJINMOです。 ------------------------------------------------------- そんな台風と伴にアイツがやって来ました。オランダはロッテルダムが誇るバスサックスの巨人、身長2メートル以上(マジ)!“クラス・ヘックマン”(愛称:クラクラ・ヘコッキー:命名JINMO)氏。物凄い重低音を、循環呼吸法で、途切れる事無く、ぶへぇぇぇぇっと鳴らしまくります。JINMOとは、98年10月24日富山現代美術館の中で合奏したのをきっかけに、ずっと仲良しです。来日の度にJINMO宅に泊まり込んで、夜通し遊んでいます。これまでの歩みはというと……。98/10/29来宅、同日関内B.B.Street、11/1帰国。99/10/30来宅、10/30新大久保Someday、11/2渋谷La mama、11/3大野一雄舞踏研究所、11/4新横浜Bells、11/8関内B.B.Street、11/9ひばりが丘学園、11/15帰国。これまでに8回、一緒に演ってるんですね。1年8か月振りの再会になります。今回は、02/7/10ひばりが丘学園(非公開)、02/7/12関内Lazybones、の2回のセッションを予定。って事は、一般に合奏を観れるのはオンリーワンチャンスって事だぜぇ。4649!ぶへぇぇぇぇぇ。 ------------------------------------------------------- 合奏というと“ほっぴんも”。御存知、“ホッピー神山”さんとのデュオ・ユニットですね。いつも楽しく、ハイテンションなライブでニッコニコです。 --------------------------------------------------------- さて、先々々々々々々々々々々々々々月から突如始まった新コーナー! DNA音楽研究所:岸本はり |