皆様、お元気でいらっしゃいますか?
新作がリリースされました。
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アルバム・タイトルは、"Uterus Of Monoliths"。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/078uterusofmonoliths.html
"モノリスの子宮"。
JINMOによるコンピュータ・グラフィックスのジャケット画のままの音。
その羊水は、Jubilus Meditator、Jubilus Activator、Jubilus Pulsar、Hetero-Glossolalia、そして解析不能な未知の新素材。
羊水に浮かぶ無数のモノリス群、その胎動と絶え間無い歓喜の超音波産声。
"モノリス"とは、アーサー・C・クラーク原作で、スタンリー・キュブリックによって映画化された"2001年宇宙の旅"に出てくる謎の物体で、ヒトザルをヒトに、そしてヒトをスター・チャイルドへと進化させる機能を持っています。
"RGB:光の三部作"とマニアに呼称され、リリース以来、愛聴されている"Jubilus シリーズ"は、やはりマニアの間で「これらはまるで"モノリス"のようだ。」とも言われています。
本作はそのシリーズの集大成的な位置に置かれるべきアルバムとなるでしょう。
聴く内に、世界に対して感じていたいろんな事が、全て静かにフラットになっていき、胎内の平安の記憶に辿り着く。
聴き終わった後もなお、鳴り続け、私はまだ包まれているような感じ。
『Don't listen, Feel the amniotic fluid of Jubilus. Evolve yourself. This is dedicated to all Moon-Watcher. (聴くな、感じろ、歓喜の羊水を。自らを進化させよ。本作は全ての"月を見る者"に捧ぐ。)』と、JINMOはこのように言っています。
アーサー・C・クラークの原作中、モノリスの影響で最初にヒトに進化するヒトザルは"月を見る者"と名付けられています。
歓喜の羊水の中で、まさしく自らが