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無眼球室
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番外
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発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2013年8月26日号) +++

 


通算133作目のソロアルバム“Yechidah”が、ver.2にバージョン・アップされました。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/114yechidah.html

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ver.2になっての改変箇所は、

- CDと同等の、44.1kHz 16bitの高音質になりました。

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旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

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『“Yechidah”(ヘブライ語で“YChDH”)は”唯一のもの”を表すが、ネオプラトニズムに於ける統一体“一者(ト・ヘン)”と強く関連し、直感の源泉であると私は認識している。その声は抵抗しがたいインパクトとして人間内に霊的共振を健在せしめ続けている。自我の中心に於いて、神聖な閃光・轟音、或は闇・無音が渾然とした奔流とも言うべき、もはや光と音の未分化な存在として煌めくそれは、ファウストの感覚したインパクトと同一であろうと、私は信じている。』(JINMO)

第133作めのソロアルバム、その名も、“Yechidah”。

JINMOによると、これは「イェヒダー」と発音するそうです。
この音…、金属的なまでにキラキラと輝く奔流は、まるで宝石の洪水のようなイメージです。
ミニマルではないですが、太古からずっと連続してきたミニマルのような感じもします。
心地よい、畳み込むようなたくさんの音は、冒頭のJINMOの言葉のように、音であるのか光であるのかも判別できないようなインパクトで、脳の中で激しく美しくキラキラと渦巻いています。
例えるなら、仏像の上にある天蓋とか、映画“未知との遭遇”の巨大UFOとかが、そのまま脳の中に入ってきたみたいで、一般的な楽曲演奏用の楽器音の域を超えて、精神に響く宗教儀式のインパクトのようにも、私には感じられました。

本作は信じ難いことに、無伴奏ギター独奏による即興です。
演奏にはギターはJinmoid、アンプはZT Amp、それに多数のエフェクターが併用されました。
即興というよりは、JINMOが受けた直感そのまま記録したものかもしれません。

ジャケットはmona ave嬢によるもので、JINMOが死と新生を実現した2012年4月14日の演奏中、祈るようにJinmoidを天に向けて差し上げた場面での、象徴的な左手のクローズアップ写真です。

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音で、脳の中をキラキラの奔流で満たしてください!

通算第133作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第114作め)、無料アップデートです。
まだ未入手の方は、この機会に是非!
ダウンロード・アルバムでありながらCDと同等の、“Apple ロスレス(44.1kHz 16bit)”の高音質をお楽しみください。

(Avant-attaque:HARI)

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【Yechidah】ダウンロード版アップデート

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/114yechidah.html

2012年10月19日リリース
2013年8月24日 ver.2アップデート
全20曲 (total 41:00)
フォーマット : Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:242.2.0MB
ジャケット写真:mona ave
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 19.68ドル

<無伴奏ギター独奏>

【収録曲目】
01. Yechidah 01 (02:03)
02. Yechidah 02 (02:03)
03. Yechidah 03 (02:03)
04. Yechidah 04 (02:03)
05. Yechidah 05 (02:03)
06. Yechidah 06 (02:03)
07. Yechidah 07 (02:03)
08. Yechidah 08 (02:03)
09. Yechidah 09 (02:03)
10. Yechidah 10 (02:03)
11. Yechidah 11 (02:03)
12. Yechidah 12 (02:03)
13. Yechidah 13 (02:03)
14. Yechidah 14 (02:03)
15. Yechidah 15 (02:03)
16. Yechidah 16 (02:03)
17. Yechidah 17 (02:03)
18. Yechidah 18 (02:03)
19. Yechidah 19 (02:03)
20. Yechidah 20 (02:03)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---


+++ JINMO通信 (2013年8月23日号) +++

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算154作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!

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『私と共に半歩先を予感し、同じビジョンで、同じところへ歩を進めるコントラバス演奏が欲しかった。それは当然、他者との共演では叶わない。とは言うものの、私自身がマルチトラックで、後から重ねて録音するにしても、後から録音する楽器については、先に録音したものの足跡を常に追従していかねばならぬという、およそ自由な即興とはかけ離れた作業を強いられる。故に私自身がギターとコントラバスを、同時にコントロールする必要がある。しかし、これは私の責任ではないが、私の腕は2本しかない。従ってJinmoid1本の演奏に於いて、2種類の楽器表現を同時に進行させている。これは楽しい演奏となったので、ピッキングによるものと、タッピングによるものの2つのアルバムをスタジオ・ライブ・レコーディングした。のびのびとした溌剌さが記録されたので、大いに満足している。』(JINMO)

第154作めのソロアルバム、その名も、“Guitar Solo Tapping”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/135guitarsolotapping.html

「非常に息の合うベーシストとの即興共演」としか聴こえない本作ですが、これはタイトルの通り、無伴奏ギター独奏のスタジオ・ライブ録音なのです。
共演者はおりませんし、後からのオーバーダビングもされていません。
前述のJINMOの言葉にあるように、1本のJinmoidを2本の腕でコントロールして成された演奏なのです。
JINMOはこの演奏手法を“ドッペルゲンガー・ソロ”と呼称しており、2008年リリースのCD2枚組ライブ・アルバム”Live At The Cafe Image”に収録された“ヨーコのブルース”でも披露されています。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/CD_els/LACI.html

本作”Guitar Solo Tapping”は、同時期に制作された“Guitar Solo Picking”同様、たいへん溌剌として元気良く、グルーヴの良い演奏が記録されており、かつてJINMOが頻繁に出演していたニューヨークのクラブ“Knitting Factory”の最盛期に聴かれたAvant-Jazzのような楽しさに満ちています。

同時に2つのアルバムが録音されました。
もう一つは無伴奏ピッキング独奏による”Guitar Solo Picking”で、これは2013年7月9日にリリースされました。
この2つの”ドッペルゲンガー・ソロ”作品、聴き比べるのも非常に楽しいものです。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/132guitarsolopicking.html

ジャケット写真は、石黒達也氏によるライブ写真です。
JINMO自身もたいへんに気に入っている写真で、自らジャケット・デザインもおこなっています。

ギター愛好家の方々にはもちろん、Avant-Jazz、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作”Metropolis Sonictrax”から僅かに9日。
通算第154作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第135作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Guitar Solo Tapping】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/135guitarsolotapping.html

2013年8月22日リリース
全10曲 (total 51:59)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:252.8MB
ジャケット写真:Tatsuya Ishiguro ( http://ishiguro.hatenablog.com )
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 24.95ドル

<無伴奏ギター独奏>

【収録曲目】
01. Guitar Solo Tapping 01 (05:18)
02. Guitar Solo Tapping 02 (05:10)
03. Guitar Solo Tapping 03 (05:07)
04. Guitar Solo Tapping 04 (05:10)
05. Guitar Solo Tapping 05 (05:12)
06. Guitar Solo Tapping 06 (05:11)
07. Guitar Solo Tapping 07 (05:11)
08. Guitar Solo Tapping 08 (05:11)
09. Guitar Solo Tapping 09 (05:16)
10. Guitar Solo Tapping 10 (05:13)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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【44.1kHz 16bit でのダウンロード・リリースを始める (JINMO : 2013年3月23日記)】

『 ネットを使えば、特に何かの媒体に広告を出さなくても、世界中に門を開く事ができる。小さなアパートの一室から世界規模で情報を発信して、振込で入金してもらう、というシステムが今なら可能ですよね。 例えば作品があまり一般的でない性格のものであっても良いし、また世界規模で売る事を考えれば、個々の国では僅かな枚数しか売れないかも知れないけれど、全部を合計したらまあまあの大きさになります。そうした中で作品を発表して、その売り上げを次の作品の制作費に充てる、そんな風にして、わがままな音楽家が本当に個人的な音楽を演りつつも、音楽だけで生計を立てていくということが、通信ネットワークの発達の御陰で可能になったんですよ。だからこれからは、インターネットなどを通じて、ひとりひとりの表現者が個々にレーベルを持つようになってくると思うんですよね。』

まだWindows95すら発売されていなかった今から18年前、“月刊ギターマガジン誌1995年5月号”に掲載された私のインタビュー記事からの引用だ。
1994年頃、RADIUSの登場により地方でのアクセスポイントの開設が急速になっていった頃、私は前述の予感に興奮し、周囲の者に、そう、ギターマガジン誌のインタビュアーにまで語ったが、その興奮を共有してくれる者はほとんど絶無であった。
無理も無い。
NTTによる常時接続(今日の1,000倍くらいの遅さ)が月額38,000円という価格でスタートしたのでさえ、1997年の事なのだ。
この予感は、愛好家が音楽を入手するのに“小売店”を必要としない、つまり“卸屋”を必要としない、“運送屋”を必要としない、そして“レコード会社”を必要としないで、作家が直接に愛好家と連結する状態を、意味する。
そう、音楽が“商品”としての枠組みから解放されて、音楽産業確立以前の、音楽が純粋に“音楽”として価値を放っていた時代への復権を意味するのだ。

そして2006年3月、『表現者と愛好家の直結』を実現する回路として、独自レーベル“Avant-attaque”を立ち上げ、介在者皆無のダウンロード・リリースを始動した。
しかし当時の一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮すると、CD品質である“44.1kHz 16bit”でのリリースは非現実的であり、やむを得ず”MP3 160kbps”という圧縮フォーマットでのリリースとなった。
その後、2007年3月には”AAC 192kbps”、2008年4月には“AAC 256kbps”、2009年5月には“AAC 320kbps”と、常に一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮しながら、逐次、高音質化をめざしたアップデートを継続してきた。
その度重なるアップデートの中、徐々に実現されていく高音質化に、確かに私は喜びは感じるものの、その一方で、高音質とはいえオリジナルよりは明らかに劣化する圧縮フォーマットであるAACへ、リリース直前で不本意ながら変換する作業中、自らの純情に対して忸怩たる思いを抱き続けてきたのも真実だった。

さて、契機は二つあった。
まず、2012年9月にリリースされたApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズが、1.91GBであった事。
約2GBという大きなファイルが一般的であるとは到底考えはしないが、Apple社がおこなうという事実から「2GBとはいえ、もはや非常識な大きさではない」という時代が到来したのだという認識が、私を大きく勇気づけた。
二つめに、2011年10月、たいへん良質な可逆圧縮方式である“Apple ロスレス”の、それまで非公開であったソースコードが公開されたという事。
Apple ロスレス”が、今後、かつてのMP3、AAC同様、Apple製品以外の機器やソフトウェアにおいても長く使われる規格となるだろう事が、この1年の業界の動向から強く実感できた。

そして…、
本日2013年3月23日以降、”Avant-attaque”からダウンロード・リリースされるアルバムは、“Apple ロスレス”フォーマットとなる。

これにあたり綿密な波形比較をおこなったが、 “Apple ロスレス”の波形は、まったくCDのそれと同一だった。
これはCDとまったく同様の音質であることを意味する。
また、サイズは60%から50%程度の圧縮を実現している。
加えて、曲名、アルバム名、ジャケットなどのデータを添付するID3タグにも対応している。

まず、 初めての“Apple ロスレス”フォーマット・アルバムとして、“Extremus”をリリースする。
これは超音波帯域も含む可聴域全域をフルに満たすパートでオーケストレートされた作品で、高音質を謳う “Apple ロスレス”での初リリース作品として相応しいものだと自負している。
加えて、アルバム “Extremus”は、全1曲で、途切れの無い「3時間19分18秒間」という音響体験になる。
この長さは約70分が収録限界であったCDでは、リリース不可能な作品だ。
ダウンロード・サイズは1.73GBとなる。
これはApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズ、1.91GBより10%小さい。

Avant-attaqueから既にリリースした125作品についても、今後順次、 “Apple ロスレス 44.1kHz 16bit”へとアップデートしていく。
既に旧バージョンを購入されている愛好家の皆様には、心からの感謝を込めて、無料アップデートの対応をさせていただく。

また価格については、全作品の統一価格という音楽業界の非合理な慣例は葬り、従量制とする。
具体的には「1秒あたり、0.008ドル」という計算でおこなう。
つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、25分のアルバムなら、12ドルとなる。
また72分30秒(3,750秒)以上の長さの作品は、如何に長くなろうともこれを総て30ドルを価格上限に定める。
これにより、最も長い作品である新作”Extremus”は、30ドルとなる。

既発作品に関しては、 “Apple ロスレス”へのアップデート時に同時に、価格改変していく。
ウェブ上でのサンプル音源についても、作品のアップデートと同時に“Apple ロスレス”によるサンプルへと入れ替えていく。

愛好家にとっては、より幸せな時代を享受していただけることだろう。
私もそうなのだ。
2006年3月のAvant-attaque始動以来、私が感じ続けていた「自らの純情に対しての忸怩たる思い」に、晴れ晴れと笑顔で、今、「あばよ!」と告げる事ができるのだから。

今までの厚いご支援に深く感謝し、今後の更なる歓喜の共犯をお約束しよう。

では、44.1kHz 16bitの“前撃”、Avant-attaqueをお楽しみください。

JINMO
2013年3月23日

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---

 

+++ JINMO通信 (2013年8月15日号) +++

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算134作目のソロアルバム“Datura”が、ver.2にバージョン・アップされました。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/115datura.html

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ver.2になっての改変箇所は、

- CDと同等の、44.1kHz 16bitの高音質になりました。

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旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

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『「方法は一つしかない、目に見えるものすべてを一度粉々に叩き潰し、元に戻すことだ、廃墟にすることだ。("コインロッカー・ベイビーズ" 村上龍・著)」 …廃墟の街に住む男ガゼルから、キクはそのためのおまじないを教えられる。それは、“ダチュラ”。梶井基次郎の“檸檬”、手塚治虫の“MW”同様に、精緻な箱庭的な諧調の世界を粉砕し、ダイナミックな混沌を現出させ、大杉栄の言うところの乱調の美を再生させる“おまじない”だ。では、私はこの両腕にギターを抱き、胸中に“ダチュラ”的霊熱を発火させ、破壊と混沌から"美の原生態"を産み落とそう。』(JINMO)

第134作めのソロアルバム、その名も、“Datura”。

1980年に出版された村上龍氏による小説“コインロッカー・ベイビーズ”。
そこにシンボリックに登場する神経兵器“ダチュラ”が、本作のアルバム・タイトルの由来になっています。

本作は両手タッピングによる、全く途切れる事の無い連続した60分間の無伴奏ギター独奏です。
極複雑、極微細、極高速の、異常なまでに密度の高い演奏。
JINMOは全く一人っきりで、籠るようにして、一気にこれを録音しました。
使用したのは、ギターがBassLabの”Jinmoid”、エフェクターはCraneTortoiseのコンプレッサー“GC-1”、そしてギター・アンプにZT Ampの“Lunchbox”のみです。
総ての音は、その時、演奏されたままに記録され、一切、編集や加工はされていません。
言わば、ドキュメンタリー作品のようなものです。

この長時間に及ぶ異様なまでの緊張感の持続。
指のみならず、全身や、魂までが激しい痙攣を永久持続するような運動感。
この音には、スタジオに一人っきりで籠る時のJINMOの、異常な意識状態さえもが転写されているように思えます(だって、ノンストップで、これをずっと一人で弾き続けてるんですよ! どう考えたって、おかしいですよ!)。
聴く内に我々はまるで、見てはならぬものを見ているような、そしてその異常なエネルギーである“ダチュラ”的霊熱に巻き込まれるような想いを実感し、破壊、混沌、酩酊、そして美をそこに見いだしてしまうのです。

ジャケットは丹野徹氏による写真を、JINMOがコラージュしてデザインしたものです。
この異常な音世界の美しさを視覚的に的確に表しています。

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音で、JINMOの胸中の“ダチュラ”的霊熱を共有してください!

通算第134作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第115作め)、無料アップデートです。
まだ未入手の方は、この機会に是非!
ダウンロード・アルバムでありながらCDと同等の、“Apple ロスレス(44.1kHz 16bit)”の高音質をお楽しみください。

(Avant-attaque:HARI)

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【Datura】ダウンロード版アップデート

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/115datura.html

2012年10月25日リリース
2013年8月15日 ver.2アップデート
全1曲 (total 01:00:00)
フォーマット : Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:122.0MB
ジャケット写真: 丹野徹 ( http://torutanno.tumblr.com/ )
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 28.80ドル

<無伴奏ギター独奏>

【収録曲目】
01. Datura (01:00:00)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---



+++ JINMO通信 (2013年8月14日号) +++

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算153作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!

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『それが語るストーリーに魅了されたのではない。そこから読み取られる階級闘争のコンセプトに共感したのでもない。リアルなディストピアを中心とした未来予言に感嘆したのでもない。私は只管、その”美”に圧倒され、愛したのだ。静止画にしたフィルムの一コマごとが、猛烈な“美”を湛える絵画の連続であったことに、歓喜したのだ。とりわけガイノイド“Maria”の放つ聖性の“美”にうちのめされたのだ。』(JINMO)

第153作めのソロアルバム、その名も、“Metropolis Sonictrax”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/134metropolissonictrax.html

タイトル“Metropolis Sonictrax”とは、 Fritz Lang監督の1927作品“Metropolis”に由来します(“Sonictrax”とは“Soundtracks”のJINMO的表現)。
2011年7月18日、JINMOはこの80年以上前の無声映画に、JinmoidやiPad Music Appなど現代の最先端楽器によるリアルタイムのライブ演奏を加え、“Metropolis : reboot”という上映会をおこないました。
これはマニアの間では“伝説”と呼ばれるイベントとなり、公演後も再演や、サウンドトラック・アルバムのリリースを望む声が多数寄せられました。
本作は、当夜の音を元に、更に現時点でのJINMO的にリファインしたものです。
待ちに待った音源のリリースと言えるでしょう。

冒頭のJINMOの言葉にあるように、JINMOは 映画“Metropolis” を単なる映画作品では無く、「猛烈な“美”を湛える絵画の連続」と評し、愛しています。
また淀川長治氏をして、単に映画作品ではなく、「ドイツの美術です。ドイツの最高美術。」とも言わしめています。
こちら( http://www.kinolorber.com/metropolis/ )が映画の公式サイトになります。
是非、御参照ください。

このアルバムは、未来的なインダストリアル・アンビエントの印象を最初に与えるでしょうが、聴く内にそこに原始的な教会音楽の要素が輝き始めるのに気づくことでしょう。
タナトス表現である無機質なディストピアの印象に、ガイノイド“Maria”がJINMOに与えた聖性のエロスが加わり、映画同様、混沌の美が実現されていきます。

ジャケット写真は映画の一コマで、ガイノイド“Maria”です。
ジャケット・デザインはJINMO自らおこなっています。

現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にはもちろん、ギター愛好家の方々にもお薦めのアルバムです。

前作” Mayakovsky”から僅かに23日。
通算第153作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第134作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Metropolis Sonictrax】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/134metropolissonictrax.html

2013年8月13日リリース
全10曲 (total 44:00)
フォーマット : Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:330.3MB
ジャケット写真:映画“Metropolis”(Fritz Lang監督 1927)から
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 21.12ドル

<ギター、コンピュータ>

【収録曲目】
01. Metropolis Sonictrax 01 (04:24)
02. Metropolis Sonictrax 02 (04:24)
03. Metropolis Sonictrax 03 (04:24)
04. Metropolis Sonictrax 04 (04:24)
05. Metropolis Sonictrax 05 (04:24)
06. Metropolis Sonictrax 06 (04:24)
07. Metropolis Sonictrax 07 (04:24)
08. Metropolis Sonictrax 08 (04:24)
09. Metropolis Sonictrax 09 (04:24)
10. Metropolis Sonictrax 10 (04:24)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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【44.1kHz 16bit でのダウンロード・リリースを始める (JINMO : 2013年3月23日記)】

『 ネットを使えば、特に何かの媒体に広告を出さなくても、世界中に門を開く事ができる。小さなアパートの一室から世界規模で情報を発信して、振込で入金してもらう、というシステムが今なら可能ですよね。 例えば作品があまり一般的でない性格のものであっても良いし、また世界規模で売る事を考えれば、個々の国では僅かな枚数しか売れないかも知れないけれど、全部を合計したらまあまあの大きさになります。そうした中で作品を発表して、その売り上げを次の作品の制作費に充てる、そんな風にして、わがままな音楽家が本当に個人的な音楽を演りつつも、音楽だけで生計を立てていくということが、通信ネットワークの発達の御陰で可能になったんですよ。だからこれからは、インターネットなどを通じて、ひとりひとりの表現者が個々にレーベルを持つようになってくると思うんですよね。』

まだWindows95すら発売されていなかった今から18年前、“月刊ギターマガジン誌1995年5月号”に掲載された私のインタビュー記事からの引用だ。
1994年頃、RADIUSの登場により地方でのアクセスポイントの開設が急速になっていった頃、私は前述の予感に興奮し、周囲の者に、そう、ギターマガジン誌のインタビュアーにまで語ったが、その興奮を共有してくれる者はほとんど絶無であった。
無理も無い。
NTTによる常時接続(今日の1,000倍くらいの遅さ)が月額38,000円という価格でスタートしたのでさえ、1997年の事なのだ。
この予感は、愛好家が音楽を入手するのに“小売店”を必要としない、つまり“卸屋”を必要としない、“運送屋”を必要としない、そして“レコード会社”を必要としないで、作家が直接に愛好家と連結する状態を、意味する。
そう、音楽が“商品”としての枠組みから解放されて、音楽産業確立以前の、音楽が純粋に“音楽”として価値を放っていた時代への復権を意味するのだ。

そして2006年3月、『表現者と愛好家の直結』を実現する回路として、独自レーベル“Avant-attaque”を立ち上げ、介在者皆無のダウンロード・リリースを始動した。
しかし当時の一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮すると、CD品質である“44.1kHz 16bit”でのリリースは非現実的であり、やむを得ず”MP3 160kbps”という圧縮フォーマットでのリリースとなった。
その後、2007年3月には”AAC 192kbps”、2008年4月には“AAC 256kbps”、2009年5月には“AAC 320kbps”と、常に一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮しながら、逐次、高音質化をめざしたアップデートを継続してきた。
その度重なるアップデートの中、徐々に実現されていく高音質化に、確かに私は喜びは感じるものの、その一方で、高音質とはいえオリジナルよりは明らかに劣化する圧縮フォーマットであるAACへ、リリース直前で不本意ながら変換する作業中、自らの純情に対して忸怩たる思いを抱き続けてきたのも真実だった。

さて、契機は二つあった。
まず、2012年9月にリリースされたApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズが、1.91GBであった事。
約2GBという大きなファイルが一般的であるとは到底考えはしないが、Apple社がおこなうという事実から「2GBとはいえ、もはや非常識な大きさではない」という時代が到来したのだという認識が、私を大きく勇気づけた。
二つめに、2011年10月、たいへん良質な可逆圧縮方式である“Apple ロスレス”の、それまで非公開であったソースコードが公開されたという事。
Apple ロスレス”が、今後、かつてのMP3、AAC同様、Apple製品以外の機器やソフトウェアにおいても長く使われる規格となるだろう事が、この1年の業界の動向から強く実感できた。

そして…、
本日2013年3月23日以降、”Avant-attaque”からダウンロード・リリースされるアルバムは、“Apple ロスレス”フォーマットとなる。

これにあたり綿密な波形比較をおこなったが、 “Apple ロスレス”の波形は、まったくCDのそれと同一だった。
これはCDとまったく同様の音質であることを意味する。
また、サイズは60%から50%程度の圧縮を実現している。
加えて、曲名、アルバム名、ジャケットなどのデータを添付するID3タグにも対応している。

まず、 初めての“Apple ロスレス”フォーマット・アルバムとして、“Extremus”をリリースする。
これは超音波帯域も含む可聴域全域をフルに満たすパートでオーケストレートされた作品で、高音質を謳う “Apple ロスレス”での初リリース作品として相応しいものだと自負している。
加えて、アルバム “Extremus”は、全1曲で、途切れの無い「3時間19分18秒間」という音響体験になる。
この長さは約70分が収録限界であったCDでは、リリース不可能な作品だ。
ダウンロード・サイズは1.73GBとなる。
これはApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズ、1.91GBより10%小さい。

Avant-attaqueから既にリリースした125作品についても、今後順次、 “Apple ロスレス 44.1kHz 16bit”へとアップデートしていく。
既に旧バージョンを購入されている愛好家の皆様には、心からの感謝を込めて、無料アップデートの対応をさせていただく。

また価格については、全作品の統一価格という音楽業界の非合理な慣例は葬り、従量制とする。
具体的には「1秒あたり、0.008ドル」という計算でおこなう。
つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、25分のアルバムなら、12ドルとなる。
また72分30秒(3,750秒)以上の長さの作品は、如何に長くなろうともこれを総て30ドルを価格上限に定める。
これにより、最も長い作品である新作”Extremus”は、30ドルとなる。

既発作品に関しては、 “Apple ロスレス”へのアップデート時に同時に、価格改変していく。
ウェブ上でのサンプル音源についても、作品のアップデートと同時に“Apple ロスレス”によるサンプルへと入れ替えていく。

愛好家にとっては、より幸せな時代を享受していただけることだろう。
私もそうなのだ。
2006年3月のAvant-attaque始動以来、私が感じ続けていた「自らの純情に対しての忸怩たる思い」に、晴れ晴れと笑顔で、今、「あばよ!」と告げる事ができるのだから。

今までの厚いご支援に深く感謝し、今後の更なる歓喜の共犯をお約束しよう。

では、44.1kHz 16bitの“前撃”、Avant-attaqueをお楽しみください。

JINMO
2013年3月23日

---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---



+++ JINMO通信 (2013年8月10日号) +++

 

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算135作目のソロアルバム“Edwarda In The Dungeon”が、ver.2にバージョン・アップされました。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/116edwardainthedungeon.html

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ver.2になっての改変箇所は、

- CDと同等の、44.1kHz 16bitの高音質になりました。

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旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

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『古今東西、あらゆる文化圏において、ヒトはタナトスとエロスの境界に、永劫繰り返されるような鐘の音のループを設置した。人の生死に関わる儀式に留まらず、日本で大晦日と元旦の境界に鳴り響く除夜の鐘もまた、古きものを葬り、新しきものを迎えるという生死のメタファーのように思える。死の瞬間に向けて、人の余命はマイナス方向へカウントダウンしていき、その瞬間を通過した後は死後何年とプラス方向へどこまでも加算されていく。死はゼロであるが、同時に無限の始まりでもある。その瞬間は全身脱去の鐘の音が、無窮時間に向かって響き続けている。』(JINMO)

第135作めのソロアルバム、その名も、“Edwarda In The Dungeon”。

2012年11月2〜4日と10〜11日、JINMOを被写体とした四人の写真家による群展“We Shot JINMO”がおこなわれました。
会場は東京板橋区の地下ギャラリー“Art Studio Dungeon”。
会期の前半は“タナトス”、後半は“エロス”と名付けられ、全く異なる鑑賞の仕方を来廊者に要求するものでした。
特に前半“タナトス”では、迷路の様に仕切られた約100平方メートル、天井高わずか1.6〜1.7メートルの会場内は、一切の光が遮断され、完全に暗黒の状態にされました。
来廊者は明滅するLEDヘッドライトを頭部に装着し、その灯りで自ら展示作品を照らし確認するというものでした。

その群展“We Shot JINMO”開催にあたっての声明文は、以下の通りです。

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【声明文】

我ら魔弾の四射手は、レンズを通して入ってくる光景を受け止める受動者ではなく、レンズから発する視線眼光弾で以て、
狼JINMOを撃ち狩る能動者である。

その各作品は各瞬間の狼JINMOを撃ち狩った静止時間内の、
或いは、永遠時間内の屍体である。
展示は凍結された犯行現場群の時空を超えての集積であり、
同時に永遠時間内の屍体遺棄である。
我らは巧妙にその屍体を切り分け、地下ダンジョンに埋める。
そこは光の差し込むことの無い、暗黒の100平方メートル、
天井高僅かに170センチの地下空間。
我らはそこに、ハデス(肉体的死と、神による最後の審判との間の中間状態を指す言葉とされている)の現出を目論んでいる。

会期前半“タナトス”(11/2〜11/4)では、入廊者は捜索者となり、頭部にLEDサーチライトを装着した状態で、
暗黒の地下ダンジョンに入って行く。
それは従来的な受動的展示鑑賞ではなく、
能動的探査・検証の発見行為となる。

会期後半“エロス”(11/10〜11/11)では、地下空間は一転して光満ち溢れる彼岸空間となり、2012年4月14日の演奏中に死と新生を実現した狼JINMOのハデス・インパクトを共有する。
前半とは暗黒と光明の違いだけでなく、展示のされ方もそれに合わせて変えられている。

入場に際しては、我らの作品群スライドショーに狼JINMOのサウンドトラックを加えて制作されたオリジナル動画DVDが、
そのパスポートとなる。
これにより、会期中は何度でも入場が可能になる。

また会期中には2度の儀式的ショー・イベントも催される。
それらを体験する事により、入廊者は更に深くこの犯行を識る
ことになるだろう。

さぁ、我らと共に能動者たり得る者よ、集結し、共犯せよ。
我らは魔弾の四射手なり。

< 写真家 "Shooter" >
Akizou Kawamura a.k.a.Mixtribe
mona ave
Tatsuya Ishiguro
Toru TANNO

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前半“タナトス”での来廊者の多くが時間感覚の喪失を訴え、長時間の観覧をし、会場から出てきても、またその快感を得たくて再度、闇の中へ入って行くという繰り返しをおこないました。
最低でも2、3回、多い来廊者の場合は7回もです。
そして口々に、こう語るのです。
「展示も、観覧方法も素晴らしい。それにしても会場内のあの音は?あれはリリースされるのか?」

そう、あの無窮時間に向かって響き続ける永遠脱去の鐘の音。
タナトスの鐘が、このアルバムなのです。

“Edwarda”とは言うまでもないバタイユの“マダム・エドワルダ”であり、JINMOにとってはミューズとでも言うべき“美の支配者”のシンボルです。
従って本作のタイトルは、「迷宮に現れた美の支配者」となります。

ジャケットは私HARIのセルフポートレイトで、JINMOによる“Edwarda”のイメージを視覚化したものです。

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音で、繰り返し繰り返しの無限ループでお楽しみください。

通算第135作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第116作め)、無料アップデートです。
まだ未入手の方は、この機会に是非!
ダウンロード・アルバムでありながらCDと同等の、“Apple ロスレス(44.1kHz 16bit)”の高音質をお楽しみください。

(Avant-attaque:HARI)

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【Edwarda In The Dungeon】ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/116edwardainthedungeon.html

2012年11月5日リリース
2013年8月10日 ver.2アップデート
全1曲 (total 42:42)
フォーマット : Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:122.4MB
ジャケット写真、デザイン:HARI
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 20.50ドル

<コンピュータ>

【収録曲目】
01. Edwarda In The Dungeon (42:42)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。