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無眼球室
眼球室

番外
JINMOこぼれ話

発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2013年2月28日号) +++

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算144作目の新作がリリースされました。
今年に入って、早くも8作めのアルバム・リリースです!

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『私は自らを"音楽家"や"画家"といった矮小なアイデンティティに落ち着かせる事に、猛烈なる反発を発動させる。強いて言うならば、自らは"Avant-attaque(前撃)"の実践行為者であり、天的嗣業の前に血を流し、微笑むメディアムである。』(JINMO.COMのプロフィール文から引用)

第144作めのソロアルバム、その名も、“Xeno”。
両手タッピングによる高速複雑系の無伴奏ギター独奏曲集(全10曲)です。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/125xeno.html

上記文章中の“メディアム”とは、「媒体、中間者、伝送路、美術に於ける表現手段」等を意味します。
自らは依り代(よりしろ)であり、表現主因は外部にあるという意識が、この文章のように常にJINMOにはあります。
視覚表現でのnanoZenや、聴覚表現でのグロッソラリア系Exprovisation(爆奏)は、それを如実に表すものと言えるでしょう。
本作もまた、それを表す新たなひとつの異言です。
(グロッソラリアについてはアルバム“Plectics Tap”での記載を御参照ください。 http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/122plecticstap.html

“Xeno”とは接頭辞で、「外からの」とか「異質な」の意味を持ちます。
JINMOの2013年2月22日記載のTwitterによれば、『当初「真性異言」を意味する"Xenoglossia"を考えていたが、既発の“Glossolalia”とほぼ同義であるし、文字の視覚的・聴覚的印象の点から、シンプルに接頭辞そのままの“Xeno”を、次作のタイトルにした。』とのこと。
発音は“ゼノ”となります。

総ての音は、Jinmoidでの両手タッピングにより演奏されています(若干のフィンガー・ピッキングも混在するそうです)。
レコーディングはZT-AmpのLunchboxの爆音を、ステレオ・マイクで収音しておこなわれました。
エフェクターは特殊なファズと、コンプレッサー、それに僅かなリバーブのみです。

ジャケットは、石黒達也氏によるものです。
六本木のクラブでの爆奏中のJINMOを捉えた美しい写真です。

ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作”Neurocity”から僅かに16日。
通算第144作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第125作め)、リリースです。
もちろん、AAC(320kbps)の高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Xeno】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/125xeno.html

2013年2月28日リリース
全10曲 (total 37:26)
フォーマット : AAC(320kbps)
ジャケット写真:Tatsuya Ishiguro (http://d.hatena.ne.jp/isgr/)
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 17.97ドル

<無伴奏ギター独奏>

【収録曲目】
01. Xeno 01 (03:51)
02. Xeno 02 (04:44)
03. Xeno 03 (03:47)
04. Xeno 04 (03:11)
05. Xeno 05 (04:23)
06. Xeno 06 (03:23)
07. Xeno 07 (04:20)
08. Xeno 08 (03:28)
09. Xeno 09 (03:11)
10. Xeno 10 (03:08)

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

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2011年12月から、新作ダウンロード版の価格が変わっています。

「絵画作品は各作品ごとに価格に違いがある。コンビニでもレストランでもメニューが総て同じ価格であったりはしない。当然のことだが、これが音楽作品ではおかしなことになっている。内容やサイズに関わらず、総ての作品が同じ価格になっている。作品ごとに相応しい価格を設定するという、当たり前の事をするべきだと、常々思っていた。故に今回からそれをおこなう。」(JINMO)

上記のJINMOの希望により、2011年12月から作品ごとに価格が設定されます。
そして、それは『1秒あたり0.008ドル』という計算でおこなわれます。

つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、約2,000円。
25分のアルバムなら、12ドル、約1,000円。
100分のアルバムなら、48ドル、約3,000円。
というようになります。

これにより、今までの統一価格ではリリースの難しかった”収録時間1分のアルバム”といった短い作品のリリースも、積極的におこなえるようになります。

既にリリースされたアルバムに関しましても、今後、徐々に新価格へ変更していきます。

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また2011年12月から、PDFブックレット、大きいサイズのジャケットの同梱が廃止されます。
これは作品についての総ての情報はサイト上にある事、データサイズの縮小化、という合理化を目指したものです。
これにより、何よりリリースのタイミングが、より音源完成の瞬間に近づくということにもなります。

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

 

+++ JINMO通信 (2013年2月25日号) +++

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
たいへん久々に一般公開での無伴奏ギター独奏会がおこなわれます!

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【美学校ハック】

JINMOの無伴奏ギター独奏の形態での演奏会は、2011年11月7日を最後の一般公開とし、それ以降、招待客のみを対象とした閉鎖的なものとしておこなわれています。

以来、481日、約1年4ヶ月ぶりに、その爆奏を広く一般に御体験いただく機会がやってまいりました。
2013年3月2日(土)神田神保町の“美学校”に、JINMOがJinmoidを携えて現れます。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/showschedule.html

最大音圧120dBの爆奏と、強力なストロボ・ライト(高輝度LEDが288発!)の高速明滅が、あなたの五感と美学校をハックします。
この機会を失すると、次回はいつになるのか関係者にも判りません。
どうぞ、万難を排して御駆けつけくださりますようお願い申しあげます。

2013年3月2日(土)
会場/美学校
住所/東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
03-3262-2529(13:00〜18:00)
http://www.bigakko.jp
開場/19:30、開演/20:00
予約/2,500円、当日/3,000円
御予約は以下URLの予約フォームから
http://www.bigakko.jp/event_info/2013/004.html

アクセス/都営三田線、新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A3出口より徒歩5分。
東京メトロ東西線「九段下」駅より徒歩5分。JR水道橋駅東口より徒歩8分。

【重要な御注意】
安全確保のため、会場内は椅子を排除し、全員床に直接お座り頂きます。
立ち見はご遠慮いただきますので、床面がいっぱいになる入場者数に達した時点で、入場制限をおこないます。
確実な御入場を望まれる方は、 お早めの御入場をお薦めします。
また、癲癇、心臓疾患等の既往症や体調不良の方、妊娠中の方等はこのイベントへの参加はお見合わせください。
公演内容を把握され、万が一の不測の事態が肉体的・精神的に発生した場合においては参加者各々の自己責任として応じて頂ける方のみ、御参加ください。

(Avant-attaque:HARI)


+++ JINMO通信 (2013年2月12日号) +++

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算143作目の新作がリリースされました。
今年に入って、早くも7作めのアルバム・リリースです!

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『シチュアシオニストの「漂流(デリーヴ)」により、近代以降の都市は住居や店舗や交通といった機能的アイテムの集積である物理現実以上に、様々な表現の媒体として変容し転用(ディトルヌマン)し得る情報現実としても機能し始めた。そしてその導き出された心理地理学は、今日ではハンドヘルドのタブレットを携帯参照しながらの新たな「漂流」体験の実現により、漂流者各人の神経が連結されていく(個人的な都市の意味が共有されていく)群体としての知覚でもって、まるで神経接続された都市様相となっている。また、地図はもはや物理的な方向や距離を示す機能以上のものを、当然のようにApp群に反映している。これは我々の脳が既におこなっている新たな心理地理学を再確認させてくれるものだろう。私は日常的に大都市「漂流」をおこなっている。そこで知覚された心理地理学的な音が、これだ。』(“Neurocity”想 JINMO)

第143作めのソロアルバム、その名も、“Neurocity”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/124neurocity.html

JINMOはほとんど毎晩のように、深夜の銀座を「漂流」しています。
前述のJINMOの言葉にもあるように、iPhoneを片手に…。
昼間、そこに75万から80万人いた人々が殆ど消え去り、無人都市となり都市機能が不要となった深夜の銀座は、通常人々が認識する都市“銀座”と全く異なるものに意味変貌します。
そこに新たに見いだされるものに、JINMOは大きな知的興奮と愛着を抱くそうです。
(その体験は、年に2回おこなわれる特別茶会でのイベント“Ginza Midnight Cruise”にて、JINMO自身の引率で案内され、茶会ゲスト達に共有されています。)

美しい建物、美しいショーウインドウ、美しい街路などが、昼間の機能性を脱ぎ去り、それ自体の美をまるで現代美術館の展示のように、いやそれ以上の現代性を放ちながら、漂流するJINMOを包み、JINMOもその総てを五感で感覚し尽くそうとします。
本作は、JINMOが毎晩体験(インプット)している心理地理学的な都市の魅力を、そのまま音としてアウトプットしたものと言えるでしょう。

“Neurocity”とはJINMOによる造語で、「神経の」を意味する接頭辞“neuro”と「都市」“city”を組み合わせたものです。
JINMOにとっての都市漂流時の必携アイテムであるiPhoneにより、常にリアルタイムに物理現実としての都市と、情報現実としての都市が溶着し、それがやがて自らの神経と接続されていくような感覚の、いわば「神経接続都市」といった意味だそうです。

ジャケットは、石黒達也氏による大都市の夜景です。
JINMOのイメージのように、シナプスを走る電流の美のような、美しい写真です。

現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にはもちろん、ギター愛好家の方々にもお薦めのアルバムです。

前作”Quasar APM 08279+5255”から僅かに15日。
通算第143作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第124作め)、リリースです。
もちろん、AAC(320kbps)の高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Neurocity】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/124neurocity.html

2013年2月12日リリース
全1曲 (total 01:58:40)
フォーマット : AAC(320kbps)
ジャケット写真:Tatsuya Ishiguro (http://d.hatena.ne.jp/isgr/)
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 30.00ドル

<ギター、コンピュータ>

【収録曲目】
01. Neurocity 01 (05:25)
02. Neurocity 02 (03:14)
03. Neurocity 03 (05:10)
04. Neurocity 04 (05:49)
05. Neurocity 05 (03:56)
06. Neurocity 06 (03:07)
07. Neurocity 07 (03:49)
08. Neurocity 08 (05:36)
09. Neurocity 09 (06:48)
10. Neurocity 10 (06:28)
11. Neurocity 11 (04:10)
12. Neurocity 12 (05:21)
13. Neurocity 13 (04:35)
14. Neurocity 14 (03:27)
15. Neurocity 15 (02:22)
16. Neurocity 16 (04:51)
17. Neurocity 17 (02:06)
18. Neurocity 18 (03:19)
19. Neurocity 19 (03:39)
20. Neurocity 20 (04:19)
21. Neurocity 21 (02:56)
22. Neurocity 22 (03:41)
23. Neurocity 23 (04:10)
24. Neurocity 24 (04:58)
25. Neurocity 25 (06:48)
26. Neurocity 26 (05:11)
27. Neurocity 27 (03:25)

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

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ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

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2011年12月から、新作ダウンロード版の価格が変わっています。

「絵画作品は各作品ごとに価格に違いがある。コンビニでもレストランでもメニューが総て同じ価格であったりはしない。当然のことだが、これが音楽作品ではおかしなことになっている。内容やサイズに関わらず、総ての作品が同じ価格になっている。作品ごとに相応しい価格を設定するという、当たり前の事をするべきだと、常々思っていた。故に今回からそれをおこなう。」(JINMO)

上記のJINMOの希望により、2011年12月から作品ごとに価格が設定されます。
そして、それは『1秒あたり0.008ドル』という計算でおこなわれます。

つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、約2,000円。
25分のアルバムなら、12ドル、約1,000円。
100分のアルバムなら、48ドル、約3,000円。
というようになります。

これにより、今までの統一価格ではリリースの難しかった”収録時間1分のアルバム”といった短い作品のリリースも、積極的におこなえるようになります。

既にリリースされたアルバムに関しましても、今後、徐々に新価格へ変更していきます。

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また2011年12月から、PDFブックレット、大きいサイズのジャケットの同梱が廃止されます。
これは作品についての総ての情報はサイト上にある事、データサイズの縮小化、という合理化を目指したものです。
これにより、何よりリリースのタイミングが、より音源完成の瞬間に近づくということにもなります。

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

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