JINMO情報(2001年7月号)

皆様、お元気でいらっしゃいますか?

 いきなり反則技のような猛暑の日々、私、岸本、へろってますぅ。皆様はいかがな具合でしょうか?ところがJINMOは、御馴染みの真っ黒な超ロングコートをまだ身にまとい、妙なコウモリ・バッグと巨大なジェラルミン・トランクを引きずって、猛烈にド元気で、毎日毎日、日本各地でドッカーン!ドッカーン!っと爆発し続けています。今回のツアーで御世話になっているいくつかの会場のホームページで、さっそく爆発ぶりがレポートされています。
<福岡/Cafe 楽屋>
http://www1.neweb.ne.jp/wb/agoden/Music/RakuyaRe.html
<広島/OTIS! >
http://homepage2.nifty.com/live-otis/jinmo-report.html
<福知山/Sound RATT >
http://www.soundratt.com/livehouse/report/2001/0523/index.html
<麻布十番/Infocurious >
http://homepage1.nifty.com/~to_ya/MusicFolder/LiveRepo01.html

 他にも発見した、あるいは“私も書いているっ”という方、URLを御知らせいただけると、すごく嬉しいって感じです。

 6月から都内でも横浜レイジーボーンズのように、毎月定期的に演る事になった麻布十番のステキでオシャレでアーティスティックな御店“インフォキュリアス”。その第1回めは御客様もスタッフもびっくり!地下深くにある秘密の画廊のようなこの御店、店内の壁面中にJINMO自身が墨で力強く描いた“眼球の墨象画(A 4 サイズ)”が、ところ狭しと貼りまくってあるっ!その数、なんと200点、、、。恐ろしい事にJINMOはこれらをライブ前夜に一晩で描き上げたのです。そして、その眼球画をスクリーンにして、これまたJINMO自身が制作したビデオアート作品が投影されるううう!乱れ狂う“ピカチュー光線”の嵐のような映像。そして、演奏を始めたJINMOの両手にも、大きく妖しく眼球画が描き込まれていたのです。その上、ほぼ全編に渡って超美しいLEONA嬢の舞がコラボレート!まさに神々しいというべきその動きと肉体に、会場の全員が大感動!いつもに増して炸裂する“轟々竹山”も1時間バージョン!これから毎月、楽しみですねっ。見逃して悔しがっていらっしゃる方、次回は7月21日(土)ですよ。何が起こるかは、ひ・み・つ。

http://www.infocurious.com/

 6月16日の横浜レイジーボーンズでは、突如の公開フォト・セッション・ライブ。謎の美人フォトグラファー(しかも、かなりセクシー、どきどき)が演奏するJINMOに、すご〜く接近してのクンズホグレツの激写!爆写!撮影行為も含めてのひとつのショーというコンセプトなのね。高まる緊張感と共に、今、見ているこの演奏そのものが“事件性”を帯びてくる感じ。また、大量の特性オリジナル蝋燭の炎と、ブラックライトだけという照明効果が、皆さんのどきどきを一層、盛り上げまくりっ。1ライブの間に300枚以上撮影されたそうです。ひょっとすると、近い将来、皆様の目に触れる事になるかもしれません。でも、詳細は、ひ・み・つ。次回は7月13日(金)なのね〜。

 毎年好例、関西方面のマニアにとっての年に1度の御楽しみ、本城能楽堂での演奏会。今回はいつもに増して音が良かったそうです!ここは江戸時代からずっと現役で、能が舞い続けられているという素晴らしいところ。姫路城のすぐ近くにあります。第二次大戦のときは能楽堂そのものを分解して、疎開避難させたために、空襲もまぬがれ、建設当時のコンディションを保っているという驚異のステージなのです。舞台の床板がスピーカーのような共鳴板になっていて、さらにその床下の地中には多数の大瓶が埋められていて、アコースティック・ギターのボディのような構造に、舞台そのものが作られているのです。JINMOはここの音が大好きで、いつもニコニコ。今回はさらに趣向を凝らして、PAを使わずに、なんと4台ものギターアンプを床板上に直置きして、板を大きく振動させ、能楽堂の持つ音響特性を最大限に引き出そうという試み。結果、大成功!常連さんも大満足の、美しく気持ち良い音につつまれた演奏会になりました。めでたしめでたし。

 いろいろと常人には信じられないような事をしでかしている不眠不休怪人ですが、、、どうぞ呆れてやってください。このハードなツアーの合間に、毎週8時間のギター教室もやりつつ、毎月のギターマガジンの連載原稿も書きつつ、妖しいクラブで夜遊びもしつつ、そしてそして、“ひばりがおか”に続くニュー・アルバムのレーコーディングまでも並行してやっていたのです。さあ、笑いましょう。JINMOが完成させた楽曲は100曲以上!!!!!!ドッヒャ〜ン!って感じですね。この中から厳選した曲が次回作に収録されます。年内にリリースの予定です。しかし、このスケジュールの間にレコーディングって、、、、。世界びっくり大賞を通り越して、医学の神秘かもしれません。

 もう10年以上も仲良しこよしで、開発やプログラミング、デモンストレーションなどのお手伝いをやらせていただいているデジタル・エフェクト・メーカーの“ZOOM”。いろんな国際的な賞を受賞して、世界に羽ばたく元気な企業って感じですが、エンジニアの皆さんは若々しくて、フレンドリーでその上ちょっとオタクが入ってたりするところが、JINMOとも気が合うみたいで、打ち合わせでも小学校の男の子が集まったみたいに、いつも楽しそうにワイワイガヤガヤ。そんなZOOMのホームページに“JINMOが語るズーム”と題して、コメントがアップされています。私はハッキリいって、電気の事はわかりませーん。

http://www.zoom.co.jp/japanese/artist/jinmo/artist_jinmo.html

 ちょっとだけ残念な御知らせ。7月18日(水)に予定されていた西加茂郡の“遊庵”でのライブが延期になっちゃいました。秋になるという事ですが詳細はまだ未定。決まり次第、御知らせします。楽しみにしてた西加茂郡のマニアの皆様、すまん。

 もう一発、ちょっとだけ残念な御知らせ。毎年6月におこなわれている“ニューヨーク・ジャズ・フェスティバル”。今年は9月に変更って事だったんですが、残念、今年は中止って!!!もうず〜っと続いていたフェスなだけに、JINMOもびっくり。どうしたんだ、ニッティング・ファクトリー!!

さて、先月から突如始まった新コーナー!

【JINMOの真顔の言葉】
『私が唯一、そして最も憎むものは権威主義。ハッタリ野郎はFUCKだ。消えろ、物まね口先野郎!』

 働き者のJINMOが、あなたの町までエンヤコラ、エンヤコラのスタコラサッサーと伺います。今月分の詳細はこちら

DNA音楽研究所:岸本はり