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番外
JINMOこぼれ話

発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2014年2月26日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算164作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!

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『映り込む幻影の反射鍵盤を奏でる魔女の音。その無減衰の弦振動。持続する反射音、聴いてみたかったものを、私は作曲した。呪文“Abracadabra”とはヘブライ語で、“I create what I speak”の意味らしいが、ならば私にとっては“I create what I play”となる。』(JINMO)

第164作めのソロアルバム、その名も、“Reflected Keys”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/145reflectedkeys.html

大音量で奏でられるエレキギターの奏法に“フィードバック”というのがあります。
ギターアンプのスピーカーから発せられる増幅された弦振動の響きが、元々の発音体である弦そのものを共振させ、それがまたギターアンプで増幅されて…、という無限ループを描き、強い倍音を含んだ持続音を実現する手法です。
JINMOは幼い頃からグランドピアノの中に頭を突っ込んで、ペダルで解放された弦振動の減衰を聴くのが好きだったそうですが、それは前述のフィードバックに似た倍音を味わっていたのかもしれません。
アコースティック楽器であるグランドピアノで特別な機器を使用せずにフィードバックを実現するのは不可能ですが、魔法使いが呪文を唱え、なんらかの物理原則が変質し、それが自然に実現したらまるで全身が小さくなってピアノ内部に入り、弦に跨がっているようで面白いのに、という夢想の実現が本作作曲の契機となったのでしょうか。

現実にはあり得ない無減衰ピアノの、美しい倍音に、何度も聴き入ってしまう私です。
“I create what I play”…、JINMOの頭の中では、こんな音が鳴っているのですね。

現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々に、たいへんお薦めできるアルバムです。

前作”Youniversal Dance”から僅かに9日。
通算第164作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第145作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

------------------------------------------------------------

【Reflected Keys】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/145reflectedkeys.html

2014年2月26日リリース
全3曲(total 38:31)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:160.1MB
ジャケット写真:Public Domain
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 18.49ドル

<コンピュータ>

【収録曲目】
01. Reflected Keys 01 (13:01)
02. Reflected Keys 02 (12:54)
03. Reflected Keys 03 (12:36)

------------------------------------------------------------

ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

------------------------------------------------------------

Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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【44.1kHz 16bit でのダウンロード・リリースを始める (JINMO : 2013年3月23日記)】

『 ネットを使えば、特に何かの媒体に広告を出さなくても、世界中に門を開く事ができる。小さなアパートの一室から世界規模で情報を発信して、振込で入金してもらう、というシステムが今なら可能ですよね。 例えば作品があまり一般的でない性格のものであっても良いし、また世界規模で売る事を考えれば、個々の国では僅かな枚数しか売れないかも知れないけれど、全部を合計したらまあまあの大きさになります。そうした中で作品を発表して、その売り上げを次の作品の制作費に充てる、そんな風にして、わがままな音楽家が本当に個人的な音楽を演りつつも、音楽だけで生計を立てていくということが、通信ネットワークの発達の御陰で可能になったんですよ。だからこれからは、インターネットなどを通じて、ひとりひとりの表現者が個々にレーベルを持つようになってくると思うんですよね。』

まだWindows95すら発売されていなかった今から18年前、“月刊ギターマガジン誌1995年5月号”に掲載された私のインタビュー記事からの引用だ。
1994年頃、RADIUSの登場により地方でのアクセスポイントの開設が急速になっていった頃、私は前述の予感に興奮し、周囲の者に、そう、ギターマガジン誌のインタビュアーにまで語ったが、その興奮を共有してくれる者はほとんど絶無であった。
無理も無い。
NTTによる常時接続(今日の1,000倍くらいの遅さ)が月額38,000円という価格でスタートしたのでさえ、1997年の事なのだ。
この予感は、愛好家が音楽を入手するのに“小売店”を必要としない、つまり“卸屋”を必要としない、“運送屋”を必要としない、そして“レコード会社”を必要としないで、作家が直接に愛好家と連結する状態を、意味する。
そう、音楽が“商品”としての枠組みから解放されて、音楽産業確立以前の、音楽が純粋に“音楽”として価値を放っていた時代への復権を意味するのだ。

そして2006年3月、『表現者と愛好家の直結』を実現する回路として、独自レーベル“Avant-attaque”を立ち上げ、介在者皆無のダウンロード・リリースを始動した。
しかし当時の一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮すると、CD品質である“44.1kHz 16bit”でのリリースは非現実的であり、やむを得ず”MP3 160kbps”という圧縮フォーマットでのリリースとなった。
その後、2007年3月には”AAC 192kbps”、2008年4月には“AAC 256kbps”、2009年5月には“AAC 320kbps”と、常に一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮しながら、逐次、高音質化をめざしたアップデートを継続してきた。
その度重なるアップデートの中、徐々に実現されていく高音質化に、確かに私は喜びは感じるものの、その一方で、高音質とはいえオリジナルよりは明らかに劣化する圧縮フォーマットであるAACへ、リリース直前で不本意ながら変換する作業中、自らの純情に対して忸怩たる思いを抱き続けてきたのも真実だった。

さて、契機は二つあった。
まず、2012年9月にリリースされたApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズが、1.91GBであった事。
約2GBという大きなファイルが一般的であるとは到底考えはしないが、Apple社がおこなうという事実から「2GBとはいえ、もはや非常識な大きさではない」という時代が到来したのだという認識が、私を大きく勇気づけた。
二つめに、2011年10月、たいへん良質な可逆圧縮方式である“Apple ロスレス”の、それまで非公開であったソースコードが公開されたという事。
Apple ロスレス”が、今後、かつてのMP3、AAC同様、Apple製品以外の機器やソフトウェアにおいても長く使われる規格となるだろう事が、この1年の業界の動向から強く実感できた。

そして…、
本日2013年3月23日以降、”Avant-attaque”からダウンロード・リリースされるアルバムは、“Apple ロスレス”フォーマットとなる。

これにあたり綿密な波形比較をおこなったが、 “Apple ロスレス”の波形は、まったくCDのそれと同一だった。
これはCDとまったく同様の音質であることを意味する。
また、サイズは60%から50%程度の圧縮を実現している。
加えて、曲名、アルバム名、ジャケットなどのデータを添付するID3タグにも対応している。

まず、 初めての“Apple ロスレス”フォーマット・アルバムとして、“Extremus”をリリースする。
これは超音波帯域も含む可聴域全域をフルに満たすパートでオーケストレートされた作品で、高音質を謳う “Apple ロスレス”での初リリース作品として相応しいものだと自負している。
加えて、アルバム “Extremus”は、全1曲で、途切れの無い「3時間19分18秒間」という音響体験になる。
この長さは約70分が収録限界であったCDでは、リリース不可能な作品だ。
ダウンロード・サイズは1.73GBとなる。
これはApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズ、1.91GBより10%小さい。

Avant-attaqueから既にリリースした125作品についても、今後順次、 “Apple ロスレス 44.1kHz 16bit”へとアップデートしていく。
既に旧バージョンを購入されている愛好家の皆様には、心からの感謝を込めて、無料アップデートの対応をさせていただく。

また価格については、全作品の統一価格という音楽業界の非合理な慣例は葬り、従量制とする。
具体的には「1秒あたり、0.008ドル」という計算でおこなう。
つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、25分のアルバムなら、12ドルとなる。
また72分30秒(3,750秒)以上の長さの作品は、如何に長くなろうともこれを総て30ドルを価格上限に定める。
これにより、最も長い作品である新作”Extremus”は、30ドルとなる。

既発作品に関しては、 “Apple ロスレス”へのアップデート時に同時に、価格改変していく。
ウェブ上でのサンプル音源についても、作品のアップデートと同時に“Apple ロスレス”によるサンプルへと入れ替えていく。

愛好家にとっては、より幸せな時代を享受していただけることだろう。
私もそうなのだ。
2006年3月のAvant-attaque始動以来、私が感じ続けていた「自らの純情に対しての忸怩たる思い」に、晴れ晴れと笑顔で、今、「あばよ!」と告げる事ができるのだから。

今までの厚いご支援に深く感謝し、今後の更なる歓喜の共犯をお約束しよう。

では、44.1kHz 16bitの“前撃”、Avant-attaqueをお楽しみください。

JINMO
2013年3月23日

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---


+++ JINMO通信 (2014年2月24日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算125作目のソロアルバム“ZENith Air”が、ver.2にバージョン・アップされました。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/106zenithair.html

------------------------------------------------------------

ver.2になっての改変箇所は、

- CDと同等の、44.1kHz 16bitの高音質になりました。

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旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

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第125作めのソロアルバム、その名も、“ZENith Air”。

大好評の”Ascension Spectacle”、“Jubilus シリーズ”、”Schumann Resonance”、“The Brain Tuner”などの、JINMOが呼称するところの“サイコ・アコースティック・アンビエント”作品の、待ちに待った新作です。

タイトルの”ZENith”とは、JINMOによれば“霊的天頂”を意味するそうです。
また、”Air”は4大元素(Air、Earth、Fire、Water)の内のひとつで、この新たな“サイコ・アコースティック・アンビエント”作品が、今後発表されていく四部作の内のひとつであることを意味しています。

この四部作に寄せるJINMOの言葉です。

・・・
もっと、もっと宇宙を知覚したい。

『知覚の扉が清められたなら、あらゆるものが本来の姿で、人の前に現れるだろう、神さえも。 今まで人は自らを閉ざしてきたため、洞窟の狭い隙間から世界を知覚するようなものだった。』("天国と地獄の結婚"、著作:ウィリアム・ブレイク、翻訳:JINMO)

鼓膜が振動し、聴覚細胞がそれを微弱電流に変換し、その後、脳が音であると知覚する"通常の流れ"以外の、"別の流れ"は存在していると私は実感している。

私には比喩ではなく、文字通り、聴覚細胞、視覚細胞等、感覚細胞以外の総ての細胞も何らかの感覚能力を持つように思えてならない。

細胞自体のみならず、細胞内のミトコンドリアですら、己の外部を知覚し行動している。
白血球も然り。
我々は個体ではなく、群生する感覚器官の集合と言えると、私は感じている。

知りたい。
ソマチッド(714-X somatid)は、如何に世界を知覚しているのか?

“美”は視覚(絵画)、聴覚(音楽)のみに宿るのではない。
五感の総てに“美”は輝き、それら感覚は他と切り離された単独ではなく、相互に影響し合い、さながら錬金術師の乳鉢の内部でおこなわれる変容のように新たな“美”を生成しながら、間断無くインプットし続ける。
世界は“美”に満ちているが故に、私はヒトの知覚能力の有限性を信じない。

識閾下に豊潤な"美"が存在する。
確かに存在する。
むしろ"美"の主体は、顕在化した表層に浮かぶのではない。

もっと、もっと宇宙を知覚したい。
ZENithを仰げ。知覚の扉の鍵はそこにある。
(JINMO)
・・・

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音で、繰り返し繰り返しお楽しみください!

通算第125作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第106作め)、無料アップデートです。
まだ未入手の方は、この機会に是非!
ダウンロード・アルバムでありながらCDと同等の、“Apple ロスレス(44.1kHz 16bit)”の高音質をお楽しみください。

(Avant-attaque:HARI)

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【ZENith Air】 ダウンロード版アップデート

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/106zenithair.html

2012年8月22日リリース
2014年2月22日 ver.2アップデート
全2曲 (total 18:30)
フォーマット : Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:137.9MB
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 8.88ドル

<ギター、コンピュータ>

【収録曲目】
01. ZENith Air (18:30)

------------------------------------------------------------

ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---


+++ JINMO通信 (2014年2月17日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算163作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!

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『本作が完成し、最終的な確認にプレイバックをしている時、「これはギターとコンピュータ?」とHARIさんが真顔で尋ねたので、私は大いに驚いた。普段から演奏会で奏でている音色ばかりを使用していたし、実に解り易いギターらしいギター・オーケストレーション作品だったと思っていたからだ。このやり取りで私は人間原理、クオリアの問題を出すまでもなく、ある事象は観測者の数だけ様々な彩りの現実として多重に存在する事を改めて再認識した。世界(universe)は個々に“Youniverse”として在り、個々の観測行為の反射として、常に主観的に知覚されていく。その世界に共振されての振動的運動体(dance)として、我々が在るようにも思う。』(JINMO)

第163作めのソロアルバム、その名も、“Youniversal Dance”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/144youniversaldance.html

Jinmoidの演奏のみで作られたギター・オーケストレーション作品です。
言われれば、確かにJINMOの演奏会でよく聴いた音色ばかりなのですが、実際にその演奏の様子を目の当たりにするのとは違って、こうして多重録音された作品になると、これがギターのみで奏でられているとは思えなくなってしまうのが面白いです。

全体に重量感のあるソリッドなグルーブに支配されたアルバムで、SiFiムービーや小説などにみられる未来的でドラマチックな終末感を帯びているように感じました。
なんだかそのように壮大なSF映画のサントラのようにも思える一方で、100年前のニジンスキーが踊った心身が飛翔するような、古代世界のためのバレエ音楽のようにも思えます。
前述のJINMOの言葉の通り、聴く者によって様々な宇宙がそこに在る感じ。

ジャケット写真は石黒達也氏によるもので、演奏会“Life”の時に撮影されたものです。
実にカラフルで美しく、また艶消し黒のJinmoidが透明に見える不思議ですてきな写真です。
デザインはJINMOがおこなっています。

たいへんデリケートで複雑なパンニングと、スペクトル分布を特徴とするアルバムです。
良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、SONYの“MDR-CD900ST”です。

ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々に、たいへんお薦めできるアルバムです。

前作”Perpetuum Mobile”から僅かに12日。
通算第163作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第144作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Youniversal Dance】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/144youniversaldance.html

2014年2月17日リリース
全9曲(total 45:00)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:257.3MB
ジャケット写真:Tatsuya Ishiguro ( http://ishiguro.hatenablog.com )
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 21.60ドル

<ギター・オーケストレーション>

【収録曲目】
01. Youniversal Dance 01 (05:00)
02. Youniversal Dance 02 (05:00)
03. Youniversal Dance 03 (05:00)
04. Youniversal Dance 04 (05:00)
05. Youniversal Dance 05 (05:00)
06. Youniversal Dance 06 (05:00)
07. Youniversal Dance 07 (05:00)
08. Youniversal Dance 08 (05:00)
09. Youniversal Dance 09 (05:00)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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【44.1kHz 16bit でのダウンロード・リリースを始める (JINMO : 2013年3月23日記)】

『 ネットを使えば、特に何かの媒体に広告を出さなくても、世界中に門を開く事ができる。小さなアパートの一室から世界規模で情報を発信して、振込で入金してもらう、というシステムが今なら可能ですよね。 例えば作品があまり一般的でない性格のものであっても良いし、また世界規模で売る事を考えれば、個々の国では僅かな枚数しか売れないかも知れないけれど、全部を合計したらまあまあの大きさになります。そうした中で作品を発表して、その売り上げを次の作品の制作費に充てる、そんな風にして、わがままな音楽家が本当に個人的な音楽を演りつつも、音楽だけで生計を立てていくということが、通信ネットワークの発達の御陰で可能になったんですよ。だからこれからは、インターネットなどを通じて、ひとりひとりの表現者が個々にレーベルを持つようになってくると思うんですよね。』

まだWindows95すら発売されていなかった今から18年前、“月刊ギターマガジン誌1995年5月号”に掲載された私のインタビュー記事からの引用だ。
1994年頃、RADIUSの登場により地方でのアクセスポイントの開設が急速になっていった頃、私は前述の予感に興奮し、周囲の者に、そう、ギターマガジン誌のインタビュアーにまで語ったが、その興奮を共有してくれる者はほとんど絶無であった。
無理も無い。
NTTによる常時接続(今日の1,000倍くらいの遅さ)が月額38,000円という価格でスタートしたのでさえ、1997年の事なのだ。
この予感は、愛好家が音楽を入手するのに“小売店”を必要としない、つまり“卸屋”を必要としない、“運送屋”を必要としない、そして“レコード会社”を必要としないで、作家が直接に愛好家と連結する状態を、意味する。
そう、音楽が“商品”としての枠組みから解放されて、音楽産業確立以前の、音楽が純粋に“音楽”として価値を放っていた時代への復権を意味するのだ。

そして2006年3月、『表現者と愛好家の直結』を実現する回路として、独自レーベル“Avant-attaque”を立ち上げ、介在者皆無のダウンロード・リリースを始動した。
しかし当時の一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮すると、CD品質である“44.1kHz 16bit”でのリリースは非現実的であり、やむを得ず”MP3 160kbps”という圧縮フォーマットでのリリースとなった。
その後、2007年3月には”AAC 192kbps”、2008年4月には“AAC 256kbps”、2009年5月には“AAC 320kbps”と、常に一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮しながら、逐次、高音質化をめざしたアップデートを継続してきた。
その度重なるアップデートの中、徐々に実現されていく高音質化に、確かに私は喜びは感じるものの、その一方で、高音質とはいえオリジナルよりは明らかに劣化する圧縮フォーマットであるAACへ、リリース直前で不本意ながら変換する作業中、自らの純情に対して忸怩たる思いを抱き続けてきたのも真実だった。

さて、契機は二つあった。
まず、2012年9月にリリースされたApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズが、1.91GBであった事。
約2GBという大きなファイルが一般的であるとは到底考えはしないが、Apple社がおこなうという事実から「2GBとはいえ、もはや非常識な大きさではない」という時代が到来したのだという認識が、私を大きく勇気づけた。
二つめに、2011年10月、たいへん良質な可逆圧縮方式である“Apple ロスレス”の、それまで非公開であったソースコードが公開されたという事。
Apple ロスレス”が、今後、かつてのMP3、AAC同様、Apple製品以外の機器やソフトウェアにおいても長く使われる規格となるだろう事が、この1年の業界の動向から強く実感できた。

そして…、
本日2013年3月23日以降、”Avant-attaque”からダウンロード・リリースされるアルバムは、“Apple ロスレス”フォーマットとなる。

これにあたり綿密な波形比較をおこなったが、 “Apple ロスレス”の波形は、まったくCDのそれと同一だった。
これはCDとまったく同様の音質であることを意味する。
また、サイズは60%から50%程度の圧縮を実現している。
加えて、曲名、アルバム名、ジャケットなどのデータを添付するID3タグにも対応している。

まず、 初めての“Apple ロスレス”フォーマット・アルバムとして、“Extremus”をリリースする。
これは超音波帯域も含む可聴域全域をフルに満たすパートでオーケストレートされた作品で、高音質を謳う “Apple ロスレス”での初リリース作品として相応しいものだと自負している。
加えて、アルバム “Extremus”は、全1曲で、途切れの無い「3時間19分18秒間」という音響体験になる。
この長さは約70分が収録限界であったCDでは、リリース不可能な作品だ。
ダウンロード・サイズは1.73GBとなる。
これはApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズ、1.91GBより10%小さい。

Avant-attaqueから既にリリースした125作品についても、今後順次、 “Apple ロスレス 44.1kHz 16bit”へとアップデートしていく。
既に旧バージョンを購入されている愛好家の皆様には、心からの感謝を込めて、無料アップデートの対応をさせていただく。

また価格については、全作品の統一価格という音楽業界の非合理な慣例は葬り、従量制とする。
具体的には「1秒あたり、0.008ドル」という計算でおこなう。
つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、25分のアルバムなら、12ドルとなる。
また72分30秒(3,750秒)以上の長さの作品は、如何に長くなろうともこれを総て30ドルを価格上限に定める。
これにより、最も長い作品である新作”Extremus”は、30ドルとなる。

既発作品に関しては、 “Apple ロスレス”へのアップデート時に同時に、価格改変していく。
ウェブ上でのサンプル音源についても、作品のアップデートと同時に“Apple ロスレス”によるサンプルへと入れ替えていく。

愛好家にとっては、より幸せな時代を享受していただけることだろう。
私もそうなのだ。
2006年3月のAvant-attaque始動以来、私が感じ続けていた「自らの純情に対しての忸怩たる思い」に、晴れ晴れと笑顔で、今、「あばよ!」と告げる事ができるのだから。

今までの厚いご支援に深く感謝し、今後の更なる歓喜の共犯をお約束しよう。

では、44.1kHz 16bitの“前撃”、Avant-attaqueをお楽しみください。

JINMO
2013年3月23日

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---


+++ JINMO通信 (2014年2月10日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算126作目のソロアルバム“Life 120825”が、ver.2にバージョン・アップされました。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/107life120825.html

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ver.2になっての改変箇所は、

- CDと同等の、44.1kHz 16bitの高音質になりました。

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旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

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『“生”…。 生(せい、しょう、いのち):生きること。 生(なま):未加工であること。 生(うぶ):初々しく産まれた時の状態。 生(き):元になるもの。 我々は未だ“生”の定義を確立し得ぬまま、日々、瞬間瞬間に“生”と直面し続けている。“生”は記号化の及ばぬ現実である。そして命の原生態である。』(JINMO)

第126作めのソロアルバム、その名も、“Life 120825”。

大好評のライブ・アルバム、否、ライフ・アルバム”Life”シリーズ最新作、演奏会の実況録音作品です。

そう、“Life 120825”。
これは、2012年8月25日(土)におこなわれた演奏会の実況録音です。

この夜のJINMOは演奏直前に突然、取り憑かれたように、数十分に及ぶ高橋竹山の話をしました。そして始まった1時間に及ぶ曲“轟々竹山”。
死者達を呼び寄せるような、イタコの祈りのような、命がけの演奏と、会場に満ちる肉体無き者達の確かな気配に直面し、多くの観客は終演後も戦慄的感動を覚えていました。
そこにはJINMOの言うところの“生死無境”が現出していたのです。

録音は完全にステレオ・マイクによる収録のみでおこなわれ、ライン信号は一切使用されていません。
その夜、演奏されたままの音で、編集時の加工は音質補正のみです。
もちろんオーバーダビングもありません。
すべての音はたった1本のギターとJINMOの10本の指のみで、発せられたものです。

この演奏会、”Life 120825”をおこなうにあたっての、案内状に於けるJINMOの言葉です。
・・・
『音楽家としての大きな2つの活動、“作品制作”と“演奏会”。
この内、作品制作についてはAvant-attaqueによるダウンロード・リリースにより、作者の意に即応した自由なリリース・タイミング、内容の完全自由化、作品サイズの自由化などが実現し、ほぼ私の理想が実現できるようになった。
そして、もう一方の演奏会についても、今まで永らく、私の理想に近づけようと、様々な形を試み続けてきた。
演奏会は“新たなものが生まれ出づる場”であって欲しい。
強く、強くそう願う。
そこでは、予定調和や試行錯誤、観客の需要に合わせた供給としての表現等の一切が取り払われ、音楽家自身さえもが予想だにしなかった“新たなもの”と出会う歓喜に、私は照らされたい。
そこに介在する者は、単なる観客ではなく、事件や或る現象の目撃者であり、私と共にその招来を望み、霊的協力をし、そして“新たなもの”と出会う歓喜に共に照らされる者であって欲しい、同時にそう願う。
私はその “新たなもの”が生まれ出づる歓喜の時に、“Life”と名をつけた。
Lifeは、生命、人生、日常である。
音楽産業の一翼を担う既存の商業スペースではない場所が、その “新たなものが生まれ出づる場”に相応しい。
その会場もようやく整った。
歓喜に共に照らされる者は、私がこの人なら喜んでくれるだろうと思い、選ぶ人に限る事にした。
その場に並ぶ者は、私を除いて12人。
あなたに、その内の一人になっていただきたい、最後にそう強く願う。』 (JINMO)
・・・

この“Life”という演奏会は、JINMOによって“新たなものが生まれ出づる場”と成る事を目論んで挙行され、そしてその目論みは見事に実現されました。
その記録が、このアルバムです。

ジャケット・デザイン、及びジャケット写真は、毎回、フォトグラファー丹野徹氏によって制作されています。
“新たなものが生まれ出づる場”に、これ以上相応しいものは無いというべきものだと思います。

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音でお楽しみください!

通算第126作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第107作め)、無料アップデートです。
まだ未入手の方は、この機会に是非!
ダウンロード・アルバムでありながらCDと同等の、“Apple ロスレス(44.1kHz 16bit)”の高音質をお楽しみください。

(Avant-attaque:HARI)

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【Life 120825】 ダウンロード版アップデート

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/107life120825.html

2012年8月31日リリース
2014年2月10日 ver.2アップデート
全2曲 (total 10:18)
フォーマット : Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:82.3MB
ジャケット写真、ジャケット・デザイン:丹野徹 ( http://torutanno.tumblr.com/ )
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 4.94ドル

<無伴奏ギター独奏、ライブ録音>

【収録曲目】
01. Life 120825-1 (06:02)
02. Life 120825-2 (04:16)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---


+++ JINMO通信 (2014年2月5日号) +++

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算162作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!

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『1本のバイオリンに、別のバイオリンを重ねると、単に2本のバイオリンの音というのではなく、更にふくよかにエロチックで、豊かに広がる弦の響きが生まれ出てくる。色と色を混ぜると、別の新しい色が生まれるように。そこにまた別のバイオリンを…、という具合に、弦楽オーケストレーションは重ねれば重ねる程に、その本数以上に色彩感溢れる豊潤な音世界を現出させてくれる。これが実に楽しい。様々な重ね方、フレーズの絡み合い方を、あれこれと楽しむうちに、99曲の弦楽オーケストレーションが出来上がっていた。いずれも無窮動の小曲であったので、タイトルもそのまま“Perpetuum Mobile”とした。いろんな響きがそこにある。いろんな色彩がそこにある。聴く人にもその色彩を見るように楽しんでいただきたい。』(JINMO)

第162作めのソロアルバム、その名も、“Perpetuum Mobile”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/143perpetuummobile.html

タイトルの“Perpetuum Mobile”とはラテン語で、「ペルペトゥウム・モビレ」と読み、音楽用語の”無窮動(むきゅうどう)”を表すそうです。
これは通常、一定した音符で急速に奏でられる続ける楽曲・楽章を意味します。

1曲が短いとはいうものの99曲もあるので、収録時間は1時間45分の大作です。
いくら楽しかったからって、ついつい99曲も作っちゃうなんて(笑)…。

大きく2つの楽しみ方があると私(HARI)は思いました。
ひとつは、第1曲めから順に(あるいはランダム再生で)、99曲を聴いていく。
すると万華鏡のように場面がくるくるくるくる変化していく感じがして、楽しいのです。
JINMOの言うように色彩的というか視覚的というか、いろんな絵葉書をたくさんたくさん見ている感じ。
もうひとつは、「今日の気分は、この曲♪」って感じで、99曲の中から1曲を選んで、何度も何度も何十回もループ再生し続ける聴き方。
これって、まるでアルバムが99枚あるような気分で、嬉しくもなります。
ずっと聴く内に、現代音楽系の弦楽オーケストレーションのはずが、「すっごいテクノだなぁ!」っていう感動にも包まれました。

複雑繊細なオーケストレーションもですが、いくつものパートが同時に様々に動き回り続けているパンニングがまた、ヘッドホンで聴いていると脳を様々な方向から弓で擦られているような、とても不思議な心地良さなのです。

ジャケットはRichard James Laneが1831年に描いたNicolo Paganiniです。
デザインはJINMOがおこなっています。

たいへんデリケートで複雑なパンニングと、スペクトル分布を特徴とするアルバムです。
良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、SONYの“MDR-CD900ST”です。

現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々に、たいへんお薦めできるアルバムです。

前作”Impromptu 130603”から僅かに9日。
通算第162作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第143作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Perpetuum Mobile】 ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/143perpetuummobile.html

2014年2月5日リリース
全99曲(total 01:45:36)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:666.2MB
ジャケット画:Richard James Lane ( Nicolo Paganini 1831 )
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 30.00ドル

<コンピュータ>

【収録曲目】
01. Perpetuum Mobile 01 (01:04)
02. Perpetuum Mobile 02 (01:04)
03. Perpetuum Mobile 03 (01:04)
04. Perpetuum Mobile 04 (01:04)
05. Perpetuum Mobile 05 (01:04)
06. Perpetuum Mobile 06 (01:04)
07. Perpetuum Mobile 07 (01:04)
08. Perpetuum Mobile 08 (01:04)
09. Perpetuum Mobile 09 (01:04)
10. Perpetuum Mobile 10 (01:04)
11. Perpetuum Mobile 11 (01:04)
12. Perpetuum Mobile 12 (01:04)
13. Perpetuum Mobile 13 (01:04)
14. Perpetuum Mobile 14 (01:04)
15. Perpetuum Mobile 15 (01:04)
16. Perpetuum Mobile 16 (01:04)
17. Perpetuum Mobile 17 (01:04)
18. Perpetuum Mobile 18 (01:04)
19. Perpetuum Mobile 19 (01:04)
20. Perpetuum Mobile 20 (01:04)
21. Perpetuum Mobile 21 (01:04)
22. Perpetuum Mobile 22 (01:04)
23. Perpetuum Mobile 23 (01:04)
24. Perpetuum Mobile 24 (01:04)
25. Perpetuum Mobile 25 (01:04)
26. Perpetuum Mobile 26 (01:04)
27. Perpetuum Mobile 27 (01:04)
28. Perpetuum Mobile 28 (01:04)
29. Perpetuum Mobile 29 (01:04)
30. Perpetuum Mobile 30 (01:04)
31. Perpetuum Mobile 31 (01:04)
32. Perpetuum Mobile 32 (01:04)
33. Perpetuum Mobile 33 (01:04)
34. Perpetuum Mobile 34 (01:04)
35. Perpetuum Mobile 35 (01:04)
36. Perpetuum Mobile 36 (01:04)
37. Perpetuum Mobile 37 (01:04)
38. Perpetuum Mobile 38 (01:04)
39. Perpetuum Mobile 39 (01:04)
40. Perpetuum Mobile 40 (01:04)
41. Perpetuum Mobile 41 (01:04)
42. Perpetuum Mobile 42 (01:04)
43. Perpetuum Mobile 43 (01:04)
44. Perpetuum Mobile 44 (01:04)
45. Perpetuum Mobile 45 (01:04)
46. Perpetuum Mobile 46 (01:04)
47. Perpetuum Mobile 47 (01:04)
48. Perpetuum Mobile 48 (01:04)
49. Perpetuum Mobile 49 (01:04)
50. Perpetuum Mobile 50 (01:04)
51. Perpetuum Mobile 51 (01:04)
52. Perpetuum Mobile 52 (01:04)
53. Perpetuum Mobile 53 (01:04)
54. Perpetuum Mobile 54 (01:04)
55. Perpetuum Mobile 55 (01:04)
56. Perpetuum Mobile 56 (01:04)
57. Perpetuum Mobile 57 (01:04)
58. Perpetuum Mobile 58 (01:04)
59. Perpetuum Mobile 59 (01:04)
60. Perpetuum Mobile 60 (01:04)
61. Perpetuum Mobile 61 (01:04)
62. Perpetuum Mobile 62 (01:04)
63. Perpetuum Mobile 63 (01:04)
64. Perpetuum Mobile 64 (01:04)
65. Perpetuum Mobile 65 (01:04)
66. Perpetuum Mobile 66 (01:04)
67. Perpetuum Mobile 67 (01:04)
68. Perpetuum Mobile 68 (01:04)
69. Perpetuum Mobile 69 (01:04)
70. Perpetuum Mobile 70 (01:04)
71. Perpetuum Mobile 71 (01:04)
72. Perpetuum Mobile 72 (01:04)
73. Perpetuum Mobile 73 (01:04)
74. Perpetuum Mobile 74 (01:04)
75. Perpetuum Mobile 75 (01:04)
76. Perpetuum Mobile 76 (01:04)
77. Perpetuum Mobile 77 (01:04)
78. Perpetuum Mobile 78 (01:04)
79. Perpetuum Mobile 79 (01:04)
80. Perpetuum Mobile 80 (01:04)
81. Perpetuum Mobile 81 (01:04)
82. Perpetuum Mobile 82 (01:04)
83. Perpetuum Mobile 83 (01:04)
84. Perpetuum Mobile 84 (01:04)
85. Perpetuum Mobile 85 (01:04)
86. Perpetuum Mobile 86 (01:04)
87. Perpetuum Mobile 87 (01:04)
88. Perpetuum Mobile 88 (01:04)
89. Perpetuum Mobile 89 (01:04)
90. Perpetuum Mobile 90 (01:04)
91. Perpetuum Mobile 91 (01:04)
92. Perpetuum Mobile 92 (01:04)
93. Perpetuum Mobile 93 (01:04)
94. Perpetuum Mobile 94 (01:04)
95. Perpetuum Mobile 95 (01:04)
96. Perpetuum Mobile 96 (01:04)
97. Perpetuum Mobile 97 (01:04)
98. Perpetuum Mobile 98 (01:04)
99. Perpetuum Mobile 99 (01:04)

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ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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【44.1kHz 16bit でのダウンロード・リリースを始める (JINMO : 2013年3月23日記)】

『 ネットを使えば、特に何かの媒体に広告を出さなくても、世界中に門を開く事ができる。小さなアパートの一室から世界規模で情報を発信して、振込で入金してもらう、というシステムが今なら可能ですよね。 例えば作品があまり一般的でない性格のものであっても良いし、また世界規模で売る事を考えれば、個々の国では僅かな枚数しか売れないかも知れないけれど、全部を合計したらまあまあの大きさになります。そうした中で作品を発表して、その売り上げを次の作品の制作費に充てる、そんな風にして、わがままな音楽家が本当に個人的な音楽を演りつつも、音楽だけで生計を立てていくということが、通信ネットワークの発達の御陰で可能になったんですよ。だからこれからは、インターネットなどを通じて、ひとりひとりの表現者が個々にレーベルを持つようになってくると思うんですよね。』

まだWindows95すら発売されていなかった今から18年前、“月刊ギターマガジン誌1995年5月号”に掲載された私のインタビュー記事からの引用だ。
1994年頃、RADIUSの登場により地方でのアクセスポイントの開設が急速になっていった頃、私は前述の予感に興奮し、周囲の者に、そう、ギターマガジン誌のインタビュアーにまで語ったが、その興奮を共有してくれる者はほとんど絶無であった。
無理も無い。
NTTによる常時接続(今日の1,000倍くらいの遅さ)が月額38,000円という価格でスタートしたのでさえ、1997年の事なのだ。
この予感は、愛好家が音楽を入手するのに“小売店”を必要としない、つまり“卸屋”を必要としない、“運送屋”を必要としない、そして“レコード会社”を必要としないで、作家が直接に愛好家と連結する状態を、意味する。
そう、音楽が“商品”としての枠組みから解放されて、音楽産業確立以前の、音楽が純粋に“音楽”として価値を放っていた時代への復権を意味するのだ。

そして2006年3月、『表現者と愛好家の直結』を実現する回路として、独自レーベル“Avant-attaque”を立ち上げ、介在者皆無のダウンロード・リリースを始動した。
しかし当時の一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮すると、CD品質である“44.1kHz 16bit”でのリリースは非現実的であり、やむを得ず”MP3 160kbps”という圧縮フォーマットでのリリースとなった。
その後、2007年3月には”AAC 192kbps”、2008年4月には“AAC 256kbps”、2009年5月には“AAC 320kbps”と、常に一般的な通信速度と、再生装置のスペックを考慮しながら、逐次、高音質化をめざしたアップデートを継続してきた。
その度重なるアップデートの中、徐々に実現されていく高音質化に、確かに私は喜びは感じるものの、その一方で、高音質とはいえオリジナルよりは明らかに劣化する圧縮フォーマットであるAACへ、リリース直前で不本意ながら変換する作業中、自らの純情に対して忸怩たる思いを抱き続けてきたのも真実だった。

さて、契機は二つあった。
まず、2012年9月にリリースされたApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズが、1.91GBであった事。
約2GBという大きなファイルが一般的であるとは到底考えはしないが、Apple社がおこなうという事実から「2GBとはいえ、もはや非常識な大きさではない」という時代が到来したのだという認識が、私を大きく勇気づけた。
二つめに、2011年10月、たいへん良質な可逆圧縮方式である“Apple ロスレス”の、それまで非公開であったソースコードが公開されたという事。
Apple ロスレス”が、今後、かつてのMP3、AAC同様、Apple製品以外の機器やソフトウェアにおいても長く使われる規格となるだろう事が、この1年の業界の動向から強く実感できた。

そして…、
本日2013年3月23日以降、”Avant-attaque”からダウンロード・リリースされるアルバムは、“Apple ロスレス”フォーマットとなる。

これにあたり綿密な波形比較をおこなったが、 “Apple ロスレス”の波形は、まったくCDのそれと同一だった。
これはCDとまったく同様の音質であることを意味する。
また、サイズは60%から50%程度の圧縮を実現している。
加えて、曲名、アルバム名、ジャケットなどのデータを添付するID3タグにも対応している。

まず、 初めての“Apple ロスレス”フォーマット・アルバムとして、“Extremus”をリリースする。
これは超音波帯域も含む可聴域全域をフルに満たすパートでオーケストレートされた作品で、高音質を謳う “Apple ロスレス”での初リリース作品として相応しいものだと自負している。
加えて、アルバム “Extremus”は、全1曲で、途切れの無い「3時間19分18秒間」という音響体験になる。
この長さは約70分が収録限界であったCDでは、リリース不可能な作品だ。
ダウンロード・サイズは1.73GBとなる。
これはApple社の”OS X Lion 統合アップデート 10.7.5”のサイズ、1.91GBより10%小さい。

Avant-attaqueから既にリリースした125作品についても、今後順次、 “Apple ロスレス 44.1kHz 16bit”へとアップデートしていく。
既に旧バージョンを購入されている愛好家の皆様には、心からの感謝を込めて、無料アップデートの対応をさせていただく。

また価格については、全作品の統一価格という音楽業界の非合理な慣例は葬り、従量制とする。
具体的には「1秒あたり、0.008ドル」という計算でおこなう。
つまり50分(3,000秒)のアルバムなら、24ドル、25分のアルバムなら、12ドルとなる。
また72分30秒(3,750秒)以上の長さの作品は、如何に長くなろうともこれを総て30ドルを価格上限に定める。
これにより、最も長い作品である新作”Extremus”は、30ドルとなる。

既発作品に関しては、 “Apple ロスレス”へのアップデート時に同時に、価格改変していく。
ウェブ上でのサンプル音源についても、作品のアップデートと同時に“Apple ロスレス”によるサンプルへと入れ替えていく。

愛好家にとっては、より幸せな時代を享受していただけることだろう。
私もそうなのだ。
2006年3月のAvant-attaque始動以来、私が感じ続けていた「自らの純情に対しての忸怩たる思い」に、晴れ晴れと笑顔で、今、「あばよ!」と告げる事ができるのだから。

今までの厚いご支援に深く感謝し、今後の更なる歓喜の共犯をお約束しよう。

では、44.1kHz 16bitの“前撃”、Avant-attaqueをお楽しみください。

JINMO
2013年3月23日

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)---