JINMO情報!(2002年3月号)

皆様、お元気でいらっしゃいますか?

 でっかいコタツ、スイスイ自転車、そして今月は前から欲しかったミキサーをついに入手。ニッコニコの岸本です。JINMOが使っているレコーディング用のデジタルなんとか、なんとかチャンネル云々っていう色気の無い録音ミキサーじゃなくって、ジュースがつくれちゃったりする食い気そそりまくりの方のミキサーの事よん。Russel Hobbs社製の銀ピカ・マシーン。500ワットなのなのさ。マーシャル5台分ぶんぶぶん!湘南爆走族ぶっちぎり夜露死苦のバリバリ・サウンド!氷も砕くの。でも深夜は近所迷惑?

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 遂にリリース!!!! 新作“AVANTRONIX”情報第7報。内容はもちろん、美しいジャケット美術、リキ入りまくりの解説。メールやBBSに感想がバリバリ寄せられていますが、おもしろい事に、その感想の多くに共通して『購入日に何度も繰り返し聴きました』とありました。前回お伝えしたプラッツ・ギャルズの“中毒クリリン状態”ね。『4回聴きました』、『5回聴きました』は当たり前。中には『8回までは数えてました』というバリバリ野郎も。なんでそんな風になるんだろ、JINMOに聞いたところ『そうなるように創った』とキッパリ。私はサッパリ。キュウリのQちゃんパリパリ。
 さて、さっそくknd-1さんのサイトに長文レビューが。『そこで先の黒澤 明の言葉になるわけだが、その言葉をそっくりそのまま実践してしまっている人が、この人だ。メジャー配給の「PLATZ」と契約して以来、リリース元がどこであれ、出す作品がことごとく最高作として上書きされてゆく。もちろん前作『ひばりがおか』(2000)がこれまでの最高作だったが、これからの最高作がこの『AVANTRONIX』なのは万人の一致した意見じゃなかろうか。(抜粋)』全文は以下のURLね。
http://www.na.rim.or.jp/~knd-1/edgeofchaos/goomusic3.html
 学研プラッツのサイトにも“AVANTRONIX”のページができてますよ。
http://musik-platz.gakken.co.jp/platz/others/index.html
 現在いろんなところから取材依頼がきてて、JINMOはインタビュー受けている最中。今後もズンズンズズンと中毒者が増えちゃうぞぉ。さて、購入したいのに御近くの店頭に無くってベソかいてる人、店員さんにレコード番号いえば全国どこでも数日で入荷されますよん。番号は“PLCP-114”、発売元は学研、販売元は日本コロムビアですよん。ホームページ“禁断の華園”での“AVANTRONIX”の通販は、いましばらく御待ちくださいませ。来月の第8報をお楽しみに。 

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 そんなこんなのJINMOと学研。98年の“モガリ・イヴ”以来の仲良しこよし、横山やすし西川きよし、夢路いとし喜味こいし。2年毎の契約なんだけど、先日めでたく更新。例年通り、恵比寿ガーデンプレイスのタワー38階、“吉祥”の眺めの良い窓際席を予約してもらって、JINMOは好物のおいしいスキヤキをニコニコパクパク。私、岸本はりもドサクサ同席、いっしょにパクパク。満腹プクプクで大満足のJINMO、『余は満足ぢゃ、良きに計らえぇ』状態なもんで、楽しい更新&打ち合わせ&御食事会になりました。『手前はプクプクでござる。(岸本談)』

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 皆さーん、もう気がついたかなぁ?ホームページ“禁断の華園”に、秘密の内緒の隠しページぐわぁぁぁ!既に気付いてた人、BBSに書き込んだりせずに内緒にしててね。ホームページ内のどこかに、秘密の内緒の隠し入り口があるのだよーん。んでもって、その入り口は不定期に動き回っているのです。昨日まではココだって思ってても、今日は違う事も有り。ハズレの場合は親切な事に“ハズレ”って表示されて、ちょっとばかしムッてなれますよん。どんなページなんでしょうねぇぇ。えへへへへへ。

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 ベルギーのサイトに“JINMO論”が出てます。“JINMOの実験室でギターが生まれる”というタイトルで、10年程前にKnitting Factory Worksレーベルから世界17レーベル(当時)でリリースしたアルバム“Live At The Knitting Factory”(国内盤は徳間ジャパンの“紐育にて”)をテキストにした大長編論文です。小さな文字でビッチリ3ページ。すごく熱い感じ。ベルギーっていうと“ARS NOVA JINMONIA VOL.1”が出た十数年前、どこから入手したのか、いちはやく反応があって、音楽ライターの人が雑誌に紹介してくれたりした御国。さすが美味しいワッフル作る人々です(?)。
http://discographie.be/2/jinmo.php
この著者に“AVANTRONIX”聴かせてやりたいですよねー。

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 都内のオサレな夜遊びマニアに朗報。オサレで楽しく妖しいイベント“Tokyo Perve 4”にJINMOが出現します。これはフェティッシュ・ファッションを楽しむ人たちのゴージャスなサロンパーティーです。場所は南青山の曼荼羅。3月30日23時から。JINMOの演奏は深夜1時30分からを予定しています(通常のライブより短い演奏になります)。詳しくは以下のURLを参照の事。
http://www.rubberbrain.net/
 完全ドレスコード制のためフェティッシュ系コスチューム(ボンデージ、ナイロン、PVC、サイバー、ゴシック、コルセット、レザー、ラバー、ミリタリー、ドラァグ、ゴシック、キモノ等)の人しか入場できません。カジュアル、普段着はダメダメ、でもダメダメボーイズのかっこはある意味フェティッシュかも?

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 さて、先々々々々々々々々々月から突如始まった新コーナー!
【JINMOの真顔の言葉】
『平均律の発明を切っ掛けにして、音楽の記号化が始まった。それ以前、音楽は精神に、肉体に、実際的影響力を持つ物理現象だった。今日、ほとんどの音楽は、共通の言語的、地理的、世代的文化背景を持つ者同士でなければ、理解すらできぬ程に脆弱記号化してしまった。まずはこの記号化を焼き捨て、音楽が本来持つ普遍的力を爆発的に解放せよ。』

DNA音楽研究所:岸本はり