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無眼球室
眼球室

番外
JINMOこぼれ話

発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2015年5月26日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?

いよいよ今週末、あと4日!
あの姫路・本城能楽堂での爆奏!

歴史的建造物におけるこの演奏もまた、歴史的演奏になること必至です。
必見、必聴、必体験!!!!!

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/showschedule.html

------------------------------------------------------------

【本城能楽堂:無伴奏ギター独奏会】

2015年5月30日(土) 18:00から
会場/本城能楽堂
〒670-0937 兵庫県姫路市元塩町141
御予約:3,000円、当日:3,500円

お問い合わせ/御予約は、
ラミネート・カンパニー
フリーダイヤル:0120-118-571

『劇場、ホールの音響が電化される以前の、言わば“ナチュラル・アコースティックPA”としての進化の極限が、能楽堂という姿だと私は思う。
この本城能楽堂の舞台に立って演奏する時、いつも「本城能楽堂全空間が、アコースティックな一つの楽器となっているのだ。」と感慨する。
音響という物理的側面のみならず、幽玄の超自然を表現する“能”の為の、まさに超自然的とも思える”場の力”に満ちていることも、私がこの能楽堂に魅了され続けている所以である。
8度めとなる。
この夜の、本城能楽堂と、そこに集う風狂の人々の為に、私は新しい音を響かせよう。
無伴奏ギター独奏による “交響曲・序破急”を演奏する。
あなたと幽玄の超自然に遊ぶ夜を、私自身、心待ちにしているのだ。
彼岸にて、あなたを待つ。』
(JINMO)

兵庫県姫路市、国宝姫路城のすぐ近く、伝統ある本城能楽堂。
姫路市は第二次大戦中に空襲で焼け野原になりましたが、本城能楽堂は事前に分解され、疎開避難し、戦禍を免れて、戦後に再び元の通りに復元された稀有な建築物であります。
舞台床下には、音響効果を上げる為の6つの焼き物の甕も設置されています。

その歴史ある由緒正しい能楽堂で、JINMOの無伴奏ギター独奏の轟きが、ついに甦ります。
1997年9月11日、1998年5月16日、1998年12月12日、2001年6月14日、2006年11月2日、2013年6月8日、そして2014年4月5日、…そして2015年5月30日。
8度め、約1年ぶりの能舞台上での爆奏。
“Asension Spectacle”並に、マニア必見必聴必体験のイベントです。
決して、お見逃し、お聴き逃しの無いように!

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/showschedule.html

------------------------------------------------------------

---Avant-attaque(アヴァン・アタック)

+++ JINMO通信 (2015年5月15日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
特報です!

ついについにの、まさかまさかの、JINMO地方公演のお報せです!
あの姫路・本城能楽堂での爆奏!

必見、必聴、必体験!!!!!

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/showschedule.html

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【本城能楽堂:無伴奏ギター独奏会】

2015年5月30日(土) 18:00から
会場/本城能楽堂
〒670-0937 兵庫県姫路市元塩町141
御予約:3,000円、当日:3,500円

お問い合わせ/御予約は、
ラミネート・カンパニー
フリーダイヤル:0120-118-571

『劇場、ホールの音響が電化される以前の、言わば“ナチュラル・アコースティックPA”としての進化の極限が、能楽堂という姿だと私は思う。
この本城能楽堂の舞台に立って演奏する時、いつも「本城能楽堂全空間が、アコースティックな一つの楽器となっているのだ。」と感慨する。
音響という物理的側面のみならず、幽玄の超自然を表現する“能”の為の、まさに超自然的とも思える”場の力”に満ちていることも、私がこの能楽堂に魅了され続けている所以である。
8度めとなる。
この夜の、本城能楽堂と、そこに集う風狂の人々の為に、私は新しい音を響かせよう。
無伴奏ギター独奏による “交響曲・序破急”を演奏する。
あなたと幽玄の超自然に遊ぶ夜を、私自身、心待ちにしているのだ。
彼岸にて、あなたを待つ。』
(JINMO)

兵庫県姫路市、国宝姫路城のすぐ近く、伝統ある本城能楽堂。
姫路市は第二次大戦中に空襲で焼け野原になりましたが、本城能楽堂は事前に分解され、疎開避難し、戦禍を免れて、戦後に再び元の通りに復元された稀有な建築物であります。
舞台床下には、音響効果を上げる為の6つの焼き物の甕も設置されています。

その歴史ある由緒正しい能楽堂で、JINMOの無伴奏ギター独奏の轟きが、ついに甦ります。
1997年9月11日、1998年5月16日、1998年12月12日、2001年6月14日、2006年11月2日、2013年6月8日、そして2014年4月5日、…そして2015年5月30日。
8度め、約1年ぶりの能舞台上での爆奏。
“Asension Spectacle”並に、マニア必見必聴必体験のイベントです。
決して、お見逃し、お聴き逃しの無いように!

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/showschedule.html

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック)

+++ JINMO通信 (2015年5月6日号) +++


皆様、お元気でいらっしゃいますか?
通算187作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のダウンロード・アルバムです!

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『毎月1回のペースで継続開催していた無伴奏ギター独奏会“Life”は、2012年12月で終了した。そう、このシリーズは確かに終了したが、実は演奏会は別の形で継続され続けていた。それは一般には完全非公開のもので、死霊相手におこなわれるもの。何モノにも囚われぬ自由な演奏を目指し、“Life”も大方それを実現していたのだが、どうしても生きた人間を目前にしては、その喜びや緊張感などが奏者にフィードバックされ、次に奏でる音に少なからずの”影響”を与えていた。この”影響”は、言わば次に奏でる音の表現上の方向性を示すという、つまりは奏でてはならぬ音をも明確にしてしまう“制限”と同義であった。何モノからも解き放たれ、完全に自由な次音の発生実現には、生きた人間が障壁となっていた。そこで私は無人での演奏会によりその実現に臨んだ。しかし完全に無人というのは、実は難しい。物理的に人は存在しなくても、奏者の感覚に於いては何モノかの臨在感を消し去る事ができなかった。私はその見えざる観客を“死霊”と呼称した。この死霊の存在が、完全に無人であるよりも良い影響を奏者に与えると気づくのに、そう時間はかからなかった。“死霊”のお陰で、私は無人という状態に囚われることからすらも解き放たれたのだから。この死霊相手の無伴奏ギター独奏会を、私は目指す完全即興から“Impromptu”シリーズと名付けた。』(JINMO)

第187作めのソロアルバム、その名も、“Impromptu 140528”。
“Impromptu”シリーズの第8作です。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/168impromptu140528.html

JINMOの演奏中の途切れる事、淀む事、滲む事の無い意志と集中力の長時間継続。
今迄も驚き続けたのですが、本作では『一切の演出の排除されたエネルギー体の実存』の記録、という印象で、驚きと共に、思わず「天晴れ」と言いたくなる様な、あきれるような清々しささえも感じる私です。

JINMOのギター独奏時の特徴的スタイルのひとつに、高速複雑で極微細な即興があります。
これをJINMOはグロッソラリア系と呼称しています。
グロッソラリアとは“異言”と訳されるキリスト教用語で、祈りの熱情が極限的になった時、本人の意識から切り離されたように舌が高速で動きだし、未知の言語的発生を猛烈におこなってしまう状態を指します。
本作も典型的なグロッソラリア系表現と言え、ここでは総ての音がたった1本のギターで奏でられています。
手指が、奏者とは別に、それぞれに独立した意思を持って、能弁に語り始めたような複雑な音です。

音楽的な時間認識に於いては、律動についても、単位時間内での周波数の変化や合成の仕方についても、そこに“単純さ”と“複雑さ”が相反するものではなく、未分化に併存しているとJINMOは考えています。
乱暴に言ってしまうなら、非常に単純に聴こえる表現でもミクロにおいては、非常に複雑なものの絡み合うような複合体であったり、逆に非常に複雑に聴こえる表現でも俯瞰するなら、非常に大きく単純なものの一部であったりという事です。
JINMOはこれをよく、大河の流れや、星雲の様子、海岸線の状態などで例えて説明しています。
この考えが、複雑系研究で有名なサンタフェ研究所のひとりマレー・ゲルマン博士の概念“プレクティクス”に近似しているため、JINMOは好んでこの単語を使います。
因みに、プレクティクスとは“複雑”と“単純”の意味を持つラテン語を合成したゲルマン博士による造語です。

またグロッソラリアは人為的意識的な表現から距離を置くものであり、1920年代にアンドレ・ブルトンらシュールリアリスト達が、新たな芸術運動のひとつとして実践していた“オートマティスム”の、純化された本来的姿であるともJINMOは捉えています。

『“美は痙攣的なものだろう、それ以外にはないだろう”と、アンドレ・ブルトンは1928年の著書“ナジャ”で明言した。この痙攣とは、原文では不随意な肉体の動きを表す医学用語としての、“CONVULSIVE(痙攣)”が用いられている。ここに、私はブルトンが用いていた“オートマティズム”との関連を明確に感じるし、私に於いての“グロッソラリア”との相似を感じざるを得ない。』(JINMO)

このJINMOの言葉は、そのブルトンが“美”を語るにおいて、不随意な肉体の動き、“痙攣”を持ち出したのを受け、自己の表現との関連から述べたものです。

“Life”シリーズ全作品と“Impromptu”シリーズ第1作は、ギターアンプからの音をマイクで収録したものでしたが、本作ではマイクを使わず、ギターアンプからのライン出力をそのまま記録するライン・レコーディングでおこなわれました。
総ての音は、その時、1時間25分41秒に渡って途切れなくJinmoidを使用して演奏されたままに記録され、録音後に空間処理を加えた以外は一切、編集や加工はされていません。
言わば、ドキュメンタリー作品のようなものです。

聴き進む内に、非常に複雑に思える音のひとつひとつは、言わば波の雫のひとつひとつであり、俯瞰してそこに渺茫たる太洋が静かに在るのにやがて気づくでしょう。

ジャケットは丹野徹氏がデザインした美しい十字架ロゴが中心に据えられたシンプルなものです。奏者(生霊)と死霊を繋ぐに、これほど相応しいものは無いと思います。

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因みに本作を含むシリーズ8作品のレコーディング・データは以下の通りです。

08【Impromptu 140528】
2014年5月28日(水)録音
東京ビュックにて
Ideyha Giga(x-18-18-07)
Jinmoidの総てのノブはフラット
タッピング
ライン録音
1時間25分41秒
2015年5月6日リリース

07【Impromptu 140424】
2014年4月24日(木)録音
東京ビュックにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
タッピング
ライン録音
1時間15分28秒
2015年2月24日リリース

06【Impromptu 140423】
2014年4月23日(水)録音
東京ビュックにて
Ideyha Giga(x-18-18-18)
Jinmoidの総てのノブはフラット
タッピング
ライン録音
1時間15分16秒
2014年11月6日リリース

05【Impromptu 140327】
2014年3月27日(木)録音
東京ビュックにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
ライン録音
3時間17分42秒
2014年9月10日リリース

04【Impromptu 140326】
2014年3月26日(水)録音
東京ビュックにて
Z-Vex(x-07-07-17-17)
Jinmoidの総てのノブはフラット
ピッキング
ライン録音
57分08秒
2014年7月26日リリース

03【Impromptu 131207】
2013年12月7日(土)録音
アトリエにて
ALBIT GC-1
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
ライン録音
2時間5分32秒
2014年5月16日リリース

02【Impromptu 130913】
2013年9月13日(金)録音
アトリエにて
YAMAHA THR10X(BROWN I)
Jinmoidの総てのノブはフラット
ピッキング
ライン録音
1時間11分54秒
2014年3月13日リリース

01【Impromptu 130603】
2013年6月3日(月)録音
アトリエにて
ALBIT GC-1、ZT Amp Lunchbox
Jinmoidのノブはミッドのみフラット
ピッキング
マイク録音
56分42秒
2014年1月27日リリース

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Deva”から僅かに19日。
通算第187作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第168作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)

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【Impromptu 140528】ダウンロード版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/AADL/168impromptu140528.html

2015年5月6日リリース
全1曲(total 01:25:41)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ダウンロード・サイズ:555.2MB
ジャケット・ロゴ・デザイン:丹野徹 ( http://www.torutanno.com/ )
ジャケット・デザイン:JINMO
発売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
販売元 : Avant-attaque(アヴァン・アタック)
定価 : 30.00ドル

<無伴奏ギター独奏、ライブ録音>

【収録曲目】
01. Impromptu 140528 (01:25:41)

------------------------------------------------------------

ご購入の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/howtobuyDL.html

ダウンロード後の解凍、アンロック・コードの入力には、無料ソフト”StuffIt Expander”をご使用ください。以下から入手可能です。

【Mac用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-mac.html

【Windows用】
http://my.smithmicro.com/stuffit-expander-windows.html

------------------------------------------------------------

Avant-attaqueからリリースされた作品(ダウンロード版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

旧バージョンをご購入いただいた御客様は、無料でダウンロード可能です。
ご購入時にKagi社から送信されたメールに記載されているダウンロードURLと、Unlock Codeでご入手ください。
ご不明な点は、info@jinmo.comまで、お気軽にお問い合わせください。

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

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---Avant-attaque(アヴァン・アタック