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無眼球室
眼球室

番外
JINMOこぼれ話

発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2017年3月24日号 ) +++

 

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
前作からわずか10日で、通算219作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
また、既にリリースされていた全作品も、高音質ウェブ・ストリーミング・アルバムとして、アップデートされております。
JINMO.COM内のアルバム・ページにある各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
それだけで、すぐCD品質の楽曲がお楽しみいただけます。
専用の機器やソフトウェアも、また楽曲のダウンロードの必要すらもありません。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、いつでもどこでもどなたでも、全作品の全楽曲がすぐその場で♪

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『より実践的具体的に、能動的態度を求めるアリストテレスの姿勢は、私にとってプラトン以上に共感するところがある。そのアリストテレスは、人間営為の最上位に卓越性(アレテー)における活動がもたらす満足があると説いた。そして、それは知恵(ソフィア)に即した”観想”的活動の実践であるという。彼は”ニコマコス倫理学”で次のように言及している。「生きている神から”行為する”ことが、いわんや”制作する”ということが取り除かれるならば、そこには”観想”以外の何が残るであろうか。してみれば、至福な活動たることにおいて何よりまさるところの神の活動は、”観想”的な性格のものでなくてはならない。」と。人間の”観想”を超え、神の”観想”へと向かう”観想的生活”の実践を説いた2,400年前の哲人に、強烈に美しい普遍性を感じつつ、瞑想する私である。』(JINMO)

第219作めのソロアルバム、その名も、“Contemplative Life (ver.1.0)”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/200contemplativelife.html

JINMOによると“Contemplative Life”とは、”観想的生活”という意味だそうです。
“観想”とは、大辞林では「1, 特定の対象に深く心を集中すること。2, 宗教的修行や神秘主義で、超感覚的・神的本体を心に映是しめる霊的直感。冥想。黙想。静観。3, 美の直感。観照。」とあります。
またブリタニカ国際大百科辞典では、「広義には実践的態度に対する,認識,瞑想,黙想などの静観的態度をいい,アリストテレスは『ニコマコス倫理学』で,人間の至福はこの人間に固有な知性的態度に即した生活にあると述べている。狭義には新プラトン派やグノーシス派などの神秘的思想,宗教において,生成消滅するもろもろの事象の背後にひそむ超感覚的,超越的存在を直観すること,あるいは神的存在と合一することをいう。」とあります。
この”神的存在と合一”とは、まさに近年JINMOがよく口にする日本古語の”婚(くな)ぎ”でありますし、近年ライブ演奏される歌曲”もんちゃんのうた”中に、”想い…、Contemplation”との英訳を与えているのも、非常に密接な関係性を持っていると考えられます。(”Contemplative”とは、”Contemplation”の形容詞形です。)
そのContemplationの場として、山王日枝神社の末社をお借りし、座禅による”観照”を日常とするJINMOの実践的具体的な生活が、本作のこの音を出力(アウトプット)しているのでしょう。
深い熟聴、Deep Listeningを誘う心地よい音響体験が、ここにあると感じました。

本作はたいへん複雑なギター・オーケストレーション作品となっています。
様々なエフェクト処理が施されたギターが絡み合いますが、特筆すべきことの一つにプリペアード・ギターの多用があります。
これは、弦に何らかの異物を装着したりすることで、本来とは全く異なる異質な弦振動を獲得する手法で、ジョン・ケージによるピアノ弦への実践で世に広く知られています。
アルバム”For my new friends Vol.2”に収録された”Japanese Expressions Of Guitar Solo”の6部作は、この手法のみで演奏されています。ご参照ください。

また非常に高速なパンニングも特徴の一つです。
人間が認識できる限界に近い速度で、ギター音が左右に激しく移動します。
そしてその周期も収録された全5曲それぞれが異なり、各々非常に注意深く調整されているとのことです。
そうした効果を十分にお楽しみいただくにも、ヘッドホンでのご愛聴をお勧めします。
ちなみに、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。

ジャケット写真は、JINMO自身が撮影したもので、山王日枝神社の正面の石段です。
変性意識への没入を誘う霊的シンボリックなジャケットだと思います。

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Jam in Yayoi (ver.1)”から、わずかに10日。
通算第219作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第200作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)

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【 Contemplative Life (ver.1)】 ウェブ・ストリーミング版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/200contemplativelife.html

2017年3月24日リリース
全5曲(total 49:43)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit) によるウェブ・ストリーミング
ジャケット写真:JINMO
ジャケット・デザイン:JINMO
Created by JINMO
Published by Avant-attaque

【収録曲目】
01. Contemplative Life 01 (07:16 - 46.9MB)
02. Contemplative Life 02 (06:52 - 44.2MB)
03. Contemplative Life 03 (08:09 - 45.0MB)
04. Contemplative Life 04 (18:21 - 106.1MB)
05. Contemplative Life 05 (09:05 - 70.3MB)

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2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
アルバム詳細ページのサポートボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。

作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
たったそれだけです。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography.html

また以下のURLに、JINMOから貴方へのメッセージがあります。
是非、ご一読ください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/description.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ウェブ・ストリーミング版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。


http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

 

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

Avant-attaque(アヴァン・アタック)

 

 

+++ JINMO通信 (2017年3月14日号 ) +++

 

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
前作からわずか7日で、通算218作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
また、既にリリースされていた全作品も、高音質ウェブ・ストリーミング・アルバムとして、アップデートされております。
JINMO.COM内のアルバム・ページにある各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
それだけで、すぐCD品質の楽曲がお楽しみいただけます。
専用の機器やソフトウェアも、また楽曲のダウンロードの必要すらもありません。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、いつでもどこでもどなたでも、全作品の全楽曲がすぐその場で♪

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『最初に海外で演奏したのは、今から四半世紀前のニューヨーク、フリージャズの聖域とされたKnitting Factoryだった。そこでは夜毎、奔放な独奏やジャムが繰り広げられていた。ジャムをやるならどちらが縦糸で、どちらが横糸かもわからぬ、いわば障壁なき相互浸透の結果のような”織物(Knitting)を織り上げたかった。グロッソラリア系のギター演奏に絡むなら、やはり同じ地平に向かうグロッソラリア系のドラムが必要で、それを実現するには私自身がドラマーとなり、ギター奏者JINMOに絡む必要があった。』(JINMO)

第218作めのソロアルバム、その名も、“Jam in Yayoi (ver.1.0)”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/199jaminyayoi.html

タイトルの”Jam”とは、主にジャズ・ミュージシャンたちの間で使われる言葉で、複数人の演奏家たちが即興的に合奏することで、一般的に演奏家たち自身の喜びのためになされることが多いです。
“Yayoi”とは、日本語の”弥生”です。
ですから、”三月のジャム・セッション”という意味になります。
先月リリースされた”Jam in Kisaragi”の続編となります。

緊張感ある合奏でありながらも、のびのびと楽しそうな演奏風景が目に浮かびます。
音価の短い高速演奏のギターは、時として明確な音程感の保持から解放されて打楽器的でもあり、ギターと絡み合うドラムとまさに障壁なき相互浸透を展開していきます。
グロッソラリア系とJINMOが呼ぶ高速即興に絡むドラムもまた、JINMO自身がコンピュータで演奏しています。
マシンドラムでありながらも、たいへん生々しく、まるでスタジオで二人のJINMOが楽しく元気よく演奏しているジャム・セッションの録音記録といった感じが、私にはしました。
JINMOによると、やはりこの制作はとても楽しく、タイトルからお判りのように、今後も毎月リリースしていきたいとの意向だそうです。
次作の”Jam in Uzuki”がワクワク楽しみになります。

ジャケット写真は、JINMOのライブ写真を数多く撮影されている石黒達也氏によるものです。

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Ximpromptu 140917 (ver.1)”から、わずかに7日。
通算第218作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第199作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)

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【Jam in Yayoi (ver.1)】 ウェブ・ストリーミング版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/199jaminyayoi.html

2017年3月14日リリース
全4曲(total 23:29)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit) によるウェブ・ストリーミング
ジャケット写真:石黒達也
ジャケット・デザイン:JINMO
Created by JINMO
Published by Avant-attaque

【収録曲目】
01. Jam in Yayoi 01 (06:04 - 45.7MB)
02. Jam in Yayoi 02 (05:43 - 37.3MB)
03. Jam in Yayoi 03 (05:50 - 37.8MB)
04. Jam in Yayoi 04 (05:52 - 45.1MB)

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2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
アルバム詳細ページのサポートボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。

作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
たったそれだけです。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography.html

また以下のURLに、JINMOから貴方へのメッセージがあります。
是非、ご一読ください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/description.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ウェブ・ストリーミング版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。
http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

Avant-attaque(アヴァン・アタック)

 

+++ JINMO通信 (2017年3月7日号 ) +++

 

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
前作からわずか5日で、通算217作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
また、既にリリースされていた全作品も、高音質ウェブ・ストリーミング・アルバムとして、アップデートされております。
JINMO.COM内のアルバム・ページにある各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
それだけで、すぐCD品質の楽曲がお楽しみいただけます。
専用の機器やソフトウェアも、また楽曲のダウンロードの必要すらもありません。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、いつでもどこでもどなたでも、全作品の全楽曲がすぐその場で♪

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『完全即興による”瞑奏”を目指した“Impromptu”シリーズは、2014年1月から2016年7月まで、13作をリリースしてきたが、14作目からは大きく様相を異なるものとなった。それまではコンプレッサー、或いはファズといったエフェクターを一つだけ加えた極めてシンプルな音質だった。だが14作以降は、複雑なエフェクト・プログラムを使用し、より”瞑奏”を体現するような音質になっている。演奏、及び録音に際しての私の姿勢に変わるところはないものの、聴く人には大きく聴感上の印象が異なるため、タイトルを”Ximpromptu”と改めた。これは”シンプロンプツ”と発音する。』(JINMO)

第217作めのソロアルバム、その名も、“Ximpromptu 140917 (ver.1.0)”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/198ximpromptu140917.html

JINMOの演奏中の途切れる事、淀む事、滲む事の無い意志と集中力の長時間継続。
今迄も驚き続けたのですが、”Impromptu”シリーズから続くこの新しい”Ximpromptu”シリーズでも『一切の演出の排除されたエネルギー体の実存』の記録、という印象で、驚きと共に、思わず「天晴れ」と言いたくなる様な、あきれるような清々しささえも感じる私です。
本作は”Ximpromptu 140709(2016年12月19日リリース)”、”Ximpromptu 140716(2017年1月19日リリース)”、”Ximpromptu 140815(2017年2月3日リリース)”に続く、新しいシリーズの4作めとなります。

本作は、2014年9月17日(水)、JINMOのアトリエにて1時間42分52秒に渡って演奏されたものの記録です。
ギターはもちろんBass Lab社製のJinmoid、そしてメインになるエフェクターは2000年以来愛用し続けているALBIT社製のコンプレッサー、Cranetortoise GC-1、それに様々な複雑なエフェクターを加えて、ライン録音されています。

JINMOのギター独奏時の特徴的スタイルのひとつに、高速複雑で極微細な即興があります。
これをJINMOはグロッソラリア系と呼称しています。
グロッソラリアとは“異言”と訳されるキリスト教用語で、祈りの熱情が極限的になった時、本人の意識から切り離されたように舌が高速で動きだし、未知の言語的発生を猛烈におこなってしまう状態を指します。
本作も典型的なグロッソラリア系表現と言え、ここでは総ての音がたった1本のギターで奏でられています。
手指が、奏者とは別に、それぞれに独立した意思を持って、能弁に語り始めたような複雑な音です。

音楽的な時間認識に於いては、律動についても、単位時間内での周波数の変化や合成の仕方についても、そこに“単純さ”と“複雑さ”が相反するものではなく、未分化に併存しているとJINMOは考えています。
乱暴に言ってしまうなら、非常に単純に聴こえる表現でもミクロにおいては、非常に複雑なものの絡み合うような複合体であったり、逆に非常に複雑に聴こえる表現でも俯瞰するなら、非常に大きく単純なものの一部であったりという事です。
JINMOはこれをよく、大河の流れや、星雲の様子、海岸線の状態などで例えて説明しています。
この考えが、複雑系研究で有名なサンタフェ研究所のひとりマレー・ゲルマン博士の概念“プレクティクス”に近似しているため、JINMOは好んでこの単語を使います。
因みに、プレクティクスとは“複雑”と“単純”の意味を持つラテン語を合成したゲルマン博士による造語です。

またグロッソラリアは人為的意識的な表現から距離を置くものであり、1920年代にアンドレ・ブルトンらシュールリアリスト達が、新たな芸術運動のひとつとして実践していた“オートマティスム”の、純化された本来的姿であるともJINMOは捉えています。

『“美は痙攣的なものだろう、それ以外にはないだろう”と、アンドレ・ブルトンは1928年の著書“ナジャ”で明言した。この痙攣とは、原文では不随意な肉体の動きを表す医学用語としての、“CONVULSIVE(痙攣)”が用いられている。ここに、私はブルトンが用いていた“オートマティズム”との関連を明確に感じるし、私に於いての“グロッソラリア”との相似を感じざるを得ない。』(JINMO)

このJINMOの言葉は、そのブルトンが“美”を語るにおいて、不随意な肉体の動き、“痙攣”を持ち出したのを受け、自己の表現との関連から述べたものです。

聴き進む内に、非常に複雑に思える音のひとつひとつは、言わば波の雫のひとつひとつであり、俯瞰してそこに渺茫たる太洋が静かに在るのにやがて気づくでしょう。

JINMOの言葉にあるように、これまでにリリースされた”Impromptu”シリーズ全13作では、コンプレッサーかファズが一つだけ使用された極めてシンプルな音質でしたが、”Ximpromptu”シリーズではたいへん複雑なエフェクト処理が施されています。
そのため、別の楽器との合奏、或いはシーケンサー併用によるものではないかと誤解しそうですが、これは完全な無伴奏ギター独奏です。
前シリーズの13作と異なり、寄せては返す大きな波というか、巨大な天地の呼吸というか…、全く”瞑奏”という概念が理解しやすい音になっています。
左右へのパンニングが重要な要素となっていますので、ヘッドホンでのご愛聴をお勧めします。
また小さな音量で、生活環境の中に漂うように流すアンビエント・ミュージック系としての楽しみ方も、同時にお勧めです。

ジャケット写真は、JINMO自身によるミラー・ショット。
サイバーな近未来的印象を持ちながら、静かで激しい禅的要素にも満ちた、ロマンチックで美しい本作の音に相応しい画像だと思います。

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Bion (ver.1)”から、わずかに5日。
通算第217作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第198作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)

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【 Ximpromptu 140917 (ver.1)】 ウェブ・ストリーミング版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/198ximpromptu140917.html

2017年3月7日リリース
全1曲(total 01:42:52)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit) によるウェブ・ストリーミング
ジャケット写真:HARI
ジャケット・デザイン:JINMO
Created by JINMO
Published by Avant-attaque

【収録曲目】
01. Ximpromptu 140917 (01:42:52 - 578.1MB)

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2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
アルバム詳細ページのサポートボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。

作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
たったそれだけです。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography.html

また以下のURLに、JINMOから貴方へのメッセージがあります。
是非、ご一読ください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/description.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ウェブ・ストリーミング版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。


http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

 

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

Avant-attaque(アヴァン・アタック)

 

+++ JINMO通信 (2017年3月2日号 ) +++

 

 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?
四ヶ月ぶり以上の沈黙を経て、ついに新形態で再始動したAvant-attaque。
前作からわずか10日で、通算216作目の新作がリリースされました。

CDと同等の44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
また、既にリリースされていた全作品も、高音質ウェブ・ストリーミング・アルバムとして、アップデートされております。
JINMO.COM内のアルバム・ページにある各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
それだけで、すぐCD品質の楽曲がお楽しみいただけます。
専用の機器やソフトウェアも、また楽曲のダウンロードの必要すらもありません。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、いつでもどこでもどなたでも、全作品の全楽曲がすぐその場で♪

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『腕が2本しかないのは、私の責任ではない。左右の両手指が10本しかないのは、私の責任ではない。ギターの弦の本数も表現音域も、私の責任ではない。人々はそれを当たり前だという。…かといって、私にはそれらの現実をしょうがないと受け止め、それらがもたらす物理的制限の中だけに収まるように、私の脳内に響く即興演奏をコンパクトに圧縮変形させることは我慢ならない。もしある楽曲において、腕がもう1本必要となるならば、私はなんとしても腕を増やす。物理現実において不可能なら、情報現実において…。』(JINMO)

第216作めのソロアルバム、その名も、“Bion (ver.1.0)”。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/197bion.html

タイトルの”Bion”とは、漢字で表記すると”琵音”となり、日本古来の音楽用語で、”アルペジオ(分散和音)”を意味します。
一聴して、何本ものアコースティックギターが、同時に即興的な分散和音オーケストレーションを行なっているように思えます。
でも現実には、一つの意思主体が何本ものアコースティックギターを同時に即興演奏するには、「頭が一つ、腕がたくさん」という状態でなければ不可能です。
即興性を排した普通のオーケストレーションなら多重録音により表現可能ですが、それでは本作のような非常な開放性を伴った奔放な自由のニュアンスは損失されてしまいます。
これは感の良いマニアならおわかりのように、制作手法としては、2017年1月30日にリリースされたアルバム”Piano Pieces”同様、コンピュータを使用して演奏されたものなのです。

つまり好評を博した”tar”シリーズの延長線上にある進化系と言っても良いでしょう。
映画“マルホランド・ドライブ”に登場する幻の劇場“クラブ・シレンシオ”を演奏会場に想定し、
仮想肉体のJINMOが仮想的なエレクトリック・アコースティック・ギターを使用しての、即興的タッピング演奏の仮想ライブをおこなった、その仮想ライブ・アルバムが、“tar 01”(2008年2月20日リリース)、“tar 02”(2008年5月3日リリース)、“tar 03”(2008年6月7日リリース)、“tar 04”(2008年6月13日リリース)、”tarX(2015年6月2日リリース)の5部作としてリリースされています。
これを機に、合わせてお聴きになってみてください。

本作では弾き放たれた弦の音が、その後に減衰するのではなく、まるで自らの意思を持って、自発的に振動し続けていくような…、そんな現実の物理現象を無視した音世界が実現されています。よくある単純な比喩の”音が生きているような”が、実際に実現されている音世界です。
また各々の音は空間を前後左右に、自由に飛び回ります。
デリケートな音質も合わせて、この空間飛翔をお楽しみいただくにも、ヘッドホンでのご愛聴をお勧めします。
ちなみに、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。

仮想会場”クラブ・シレンシオ”での、仮想肉体のJINMOによる、仮装アコースティックギターでの、仮想即興演奏会を、あなたの脳内に展開し、その臨場感をお楽しみください。
仮想即興演奏会の終了後は、あなたの仮想拍手もお忘れなく。

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Vision Loops 03 (ver.1)”から、わずかに10日。
通算第216作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第197作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)

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【Bion (ver.1)】 ウェブ・ストリーミング版

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/2017/197bion.html

2017年3月2日リリース
全6曲(total 27:30)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit) によるウェブ・ストリーミング
ジャケット写真:Steve Deutch
ジャケット・デザイン:JINMO
Created by JINMO
Published by Avant-attaque

【収録曲目】
01. Bion 01 (04:35 - 24.4MB)
02. Bion 02 (04:35 - 27.3MB)
03. Bion 03 (04:35 - 26.6MB)
04. Bion 04 (04:35 - 25.9MB)
05. Bion 05 (04:35 - 26.4MB)
06. Bion 06 (04:35 - 27.8MB)

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2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
アルバム詳細ページのサポートボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。

作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
たったそれだけです。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography.html

また以下のURLに、JINMOから貴方へのメッセージがあります。
是非、ご一読ください。

http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/description.html

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Avant-attaqueからリリースされた作品(ウェブ・ストリーミング版)は、JINMOの意向によりバージョン・アップされることがあります。
最新バージョンは、このURLで確認できます。


http://www.jinmo.com/00/jp/sonicart/discography/versionuplog.html

 

今後とも増々爆発的に創作するJINMOを、よろしくご支援くださいますようお願いいたします。

Avant-attaque(アヴァン・アタック)