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発行:Avant-attaque

+++ JINMO通信 (2019年2月17日号 ) +++

 


 

皆様、お元気でいらっしゃいますか?

特報です。
あの八幡書店から、JINMOの新作CD2枚組アルバムがリリースされました。
その名も、”精神核・Mensa Nuklea”。

ギターやシンセサイザーなどは一切使用せず、全ての音を出口王仁三郎、アレイスター・クロウリーという二大霊的巨人が残した肉声の合成のみにより制作したCD2枚組大作です。

歓喜の内に聳動せよ、精神核の新生児産声に!

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【精神核・Mensa Nuklea】

音楽=JINMO
解説=能勢伊勢雄+JINMO+武田崇元
出版=八幡書店
CD2枚+ブックレット+トールケース入り

[DISC 1]
1. 第壹精神核 Mensa Nuklea Unu - 09:06
2. 第貳精神核 Mensa Nuklea Du - 12:38
3. 第參精神核 Mensa Nuklea Tri - 06:08
4. 第肆精神核 Mensa Nuklea Kvar - 10:59
5. 第伍精神核 Mensa Nuklea Kvin - 04:10
6. 第陸精神核 Mensa Nuklea Ses - 10:51
[DISC 2]
7. 第漆精神核 Mensa Nuklea Sep - 1:00:03

価格 : 3,800円+税

お買い求めは以下のURLから。
https://www.hachiman.com/shopdetail/000000000303/

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ともに強烈な個性とカリスマ性を放ち、霊学史に巨大な足跡を残した王仁三郎とクロウリーだが、ほぼ同時代を生きた両者には、オカルティズムの光と影ともいうべき対称性が刻印されている。音の錬金術師JINMOはその危うい緊張感を孕む異種なるものの攪拌から衝撃的な音像空間を立ち上げた。驚くべきことにドラム、パーカッション、ベース、電子音に聴こえるものを含め、本作品中のすべての音という音は、王仁三郎とクロウリーの肉声を起源に生成されたものなのだ。実は王仁三郎とクロウリーには不可視の数霊的密合がある。そのキーは、ミロク大神が墜ちていたとされ、王仁三郎によって開かれた神島に秘められている。詳細はブックレット所収の武田崇元「神島・ミロク・666」を参照されたいが、JINMOはその神島の対岸に生を享けた。彼によれば、神島こそは原初の国生みの核となったオノコロ島である。そして彼がこの一連の楽曲で行ったことは新たな国生みなのである。だからこそ彼はこの作品を新時代へ向けて「精神核」と命名した。多層的な声の攪拌、反復される重層的なドローン、共振する倍音は旋回するダイナミズムを生み、多義性を帯びた音像を浮上させる。かくて本作品を聴く者は、聴こえざるを聴き、見えざるを見るのである。ある者は天空の音を聴き、ある者は混沌から立ち上がる「天の御柱」をそこに幻視するであろう。
天才と狂人は紙一重というが、まさにJINMOがそうだ。ほとんど運指を目視できない超絶技巧のギタリストであり、ドイツのBassLab社と共同開発したギターJINMOID1台でオーケストラを奏でる狂人である。音楽家としてのその足跡と業績の数々は語り尽くせぬが、彼はまた視覚細胞では認識できない30ミクロンの点を30ミクロンの間隙を保って市販のボールペンで延々と点描する狂人であり、nanoZenと称されるその点描画は、第30回フィナール国際美術展で歴史上初めてキャロリーヌ・リー賞を授与された。さらにまた彼は爆墨と称される一連の作品で知られる書道家でもあり、イタコの総家元から後継者にと嘱望された霊的超感覚の持ち主である。そしてこの天才=狂人の足跡に新たな伝説を加えるのが本作品「精神核 Mensa Nuklea」なのである。
(八幡書店)

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JINMO ”精神核・Mensa Nuklea”は東西の神霊結合術であり、天啓の受信装置である。
二大霊的依代の祈祷と祝詞を新たな文脈でマッシュアップしたのがこのCD 作品の内容である。
生成の背景を成すエネルギーを孕んだ御中主の"場"を音楽用語で語れば「ノイズ」である。世界を接着するバイアス音はノイズの内にあり、接着剤としてのノイズはすべからく「ドローン」の様相を持って顕われる。音が響き合うとき必ず倍音を誘発し、世界が関係の内に開示される。このCD では、クロウリーと王仁三郎の言霊が強烈に混ざり合う共鳴状態(ドローン)を創り出している。この強烈な言霊の共鳴状態の中から変性意識が浮かび上がる。
東西最高の神秘家の言霊の共鳴を通じてしか証すことができない、古代に封印された神霊の叡智を異言の中で受け取ろうとする作品だといえる。
今回リリースされた JINMO『Mensa Nuklea』は東西の霊的結合術を企て、精神の中核に天啓をもたらすものである。
(能勢伊勢雄)

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個体発生は系統発生の反復である。JINMOがこの一連の楽曲で行ったことは新たな国生みである。多層的な声の攪拌、反復される重層的なドローン、共振する倍音は旋回するダイナミズムを生み、多義性を帯びた音像を浮上させる。 本作品を聴く者は聴こえざるを聴き、見えざるを見るであろう。ある者は天空の音を聴き、ある者は混沌から立ち上がる「天の御柱」 を見るであろう。JINMOを突き動かしてやまぬものはオートマティズムの衝動である。本作品は王仁三郎とクロウリーの声をJINMOの知覚系によって再編した音像空間であるが、それはJINMOの創作にして創作にあらず。それはまさに出口王仁三郎のいう「神示の創作」として聴く者の想像魂を駆動させるのである。
(武田崇元)

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創世の始原であり、天地万物を自在に動かすロゴスは、その器、乗り物、メディアである音声が記録されデータ化されて、例え分解合成されたとしても、髪や爪や血液にDNAが汎在し続けるように、不変不滅であるとのイメージが私にはある。五世紀末の南斉の画論家謝赫(しゃかく)が、”画の六法(りくほう)”の第一にあげた言葉に「気韻生動(きいんせいどう)」がある。南画の理想を表したとも言われ、作家の生命、本質が作品に反映されると規定され、生気に満ちた状態を指す。書画に於いてもロゴス不滅の意であろうと私は解釈する。呪文や祝詞を紙や木板に書いたものが、護符などとして更に力を発揮し続けるのも気韻生動と解釈でき、故にメディアが音声ファイルであろうとも不変不滅との思いが私にはある。喉頭原音周波数150Hzのアレイスター・クロウリーの言霊と、300Hzの変性女子・出口王仁三郎の言霊が合成され、或る一つの形を新たに形成するのは、男女の精子・卵子が結合し新たな命を結実させるのに似たイメージで、私は或る種の恍惚感をも抱くのだ。霊的ボリシェヴィキの時代に、両者を両親とし、両者から霊的DNAを引き継いだ新生児の産声に歓喜の戦慄を抱くのだ。
(JINMO)

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JINMOの膨大なキャリアに、必ずや新たな伝説を加える重要な作品”精神核・Mensa Nuklea”。
是非、御愛聴ください。

お買い求めは以下のURLから。
https://www.hachiman.com/shopdetail/000000000303/
(HARI)

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