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2016年の演奏会記録




第6回 JINMOの社会学研究会

“JINMOの社会学研究会”は、JINMOによる演奏を含めた表現行為と講義の実践のみならず、集う人々による意見交換も含めたコレージュとなることを目論んで企画されました。
月に1回、毎月第4土曜日、銀座の若山美術館を会場に継続的に開催されます。

・・・・・

高度に技術の発達した今日においては、テキスト・データはもちろん、いかなる音声、画像、動画データも巧妙に改竄可能であり、メディアを介して接触される総ての情報が恣意的虚無と化し、世界の実態はもはや個々の五感による直接の実感によるしか判じ得ない。
そして我らに実感される漠然とした不安は、徐々に輪郭を明確にし始め、集団の無意識に膨張しつつある。この終末的な”スペクタクルの社会”を如何に俯瞰して凝視し、その災禍の津波を如何に超えるのか…、これが今日の表現者に科せられた今日の反射であろう。
大規模自然災害、経済ハルマゲドン、そして第三次世界大戦勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる現代、東京銀座の若山美術館に、私は時代の必然として1930年代にバタイユが主宰した「社会学研究会」をRebootさせる。
共鳴者よ、諸君のコレージュがここに現出する。
(JINMO)

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「社会学研究会」とはなにか?
ナチズムの擡頭と第二次世界戦争勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる時代を背景に、ダダ、シュールレアリスムと継走/重層して繰り広げられた第二次戦争前のヨーロッパ・アヴァンギャルド・ムーヴメント。「社会学研究会」はその最後のグループとして名のみ高く、これまでその全容は謎に包まれていた。
1937年3月、バタイユ、カイヨワ、レリス、クロソワスキーらを中心に結成され、1939年7月まで活動を持続したコレージュは、時のそうそうたる思想家、アーチスト、詩人たちの奇跡的な交叉の場を形成した。
「社会学研究会」は、当時の社会危機に対しては「軍隊に対する戦争」をもくろむ社会学騎士団であり、ナチズム共同体と民主主義の原理的危機をもろともに超えようとするオーガニズムの実験的な学術集団でもあった。ちなみに「コレージュ」とは、親和力によって集う、ヒエラルキーのない、おもむきのオーガニゼーションを原意とする。
(”聖社会学” 工作舎 1987年刊 帯より引用)

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第6回 JINMOの社会学研究会
日時:2016年11月26日(土)15:00〜17:00
会場:若山美術館
住所:東京都中央区銀座2-11-19 国光ビル 4F
問合わせ:03-3542-3279  info@wakayama-museum.com
料金:1500円




第5回 JINMOの社会学研究会

“JINMOの社会学研究会”は、JINMOによる演奏を含めた表現行為と講義の実践のみならず、集う人々による意見交換も含めたコレージュとなることを目論んで企画されました。
月に1回、毎月第4土曜日、銀座の若山美術館を会場に継続的に開催されます。

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高度に技術の発達した今日においては、テキスト・データはもちろん、いかなる音声、画像、動画データも巧妙に改竄可能であり、メディアを介して接触される総ての情報が恣意的虚無と化し、世界の実態はもはや個々の五感による直接の実感によるしか判じ得ない。
そして我らに実感される漠然とした不安は、徐々に輪郭を明確にし始め、集団の無意識に膨張しつつある。この終末的な”スペクタクルの社会”を如何に俯瞰して凝視し、その災禍の津波を如何に超えるのか…、これが今日の表現者に科せられた今日の反射であろう。
大規模自然災害、経済ハルマゲドン、そして第三次世界大戦勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる現代、東京銀座の若山美術館に、私は時代の必然として1930年代にバタイユが主宰した「社会学研究会」をRebootさせる。
共鳴者よ、諸君のコレージュがここに現出する。
(JINMO)

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「社会学研究会」とはなにか?
ナチズムの擡頭と第二次世界戦争勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる時代を背景に、ダダ、シュールレアリスムと継走/重層して繰り広げられた第二次戦争前のヨーロッパ・アヴァンギャルド・ムーヴメント。「社会学研究会」はその最後のグループとして名のみ高く、これまでその全容は謎に包まれていた。
1937年3月、バタイユ、カイヨワ、レリス、クロソワスキーらを中心に結成され、1939年7月まで活動を持続したコレージュは、時のそうそうたる思想家、アーチスト、詩人たちの奇跡的な交叉の場を形成した。
「社会学研究会」は、当時の社会危機に対しては「軍隊に対する戦争」をもくろむ社会学騎士団であり、ナチズム共同体と民主主義の原理的危機をもろともに超えようとするオーガニズムの実験的な学術集団でもあった。ちなみに「コレージュ」とは、親和力によって集う、ヒエラルキーのない、おもむきのオーガニゼーションを原意とする。
(”聖社会学” 工作舎 1987年刊 帯より引用)

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第5回 JINMOの社会学研究会
日時:2016年10月22日(土)15:00〜17:00
会場:若山美術館
住所:東京都中央区銀座2-11-19 国光ビル 4F
問合わせ:03-3542-3279  info@wakayama-museum.com
料金:1500円




第4回 JINMOの社会学研究会

“JINMOの社会学研究会”は、JINMOによる演奏を含めた表現行為と講義の実践のみならず、集う人々による意見交換も含めたコレージュとなることを目論んで企画されました。
月に1回、毎月第4土曜日、銀座の若山美術館を会場に継続的に開催されます。

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高度に技術の発達した今日においては、テキスト・データはもちろん、いかなる音声、画像、動画データも巧妙に改竄可能であり、メディアを介して接触される総ての情報が恣意的虚無と化し、世界の実態はもはや個々の五感による直接の実感によるしか判じ得ない。
そして我らに実感される漠然とした不安は、徐々に輪郭を明確にし始め、集団の無意識に膨張しつつある。この終末的な”スペクタクルの社会”を如何に俯瞰して凝視し、その災禍の津波を如何に超えるのか…、これが今日の表現者に科せられた今日の反射であろう。
大規模自然災害、経済ハルマゲドン、そして第三次世界大戦勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる現代、東京銀座の若山美術館に、私は時代の必然として1930年代にバタイユが主宰した「社会学研究会」をRebootさせる。
共鳴者よ、諸君のコレージュがここに現出する。
(JINMO)

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「社会学研究会」とはなにか?
ナチズムの擡頭と第二次世界戦争勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる時代を背景に、ダダ、シュールレアリスムと継走/重層して繰り広げられた第二次戦争前のヨーロッパ・アヴァンギャルド・ムーヴメント。「社会学研究会」はその最後のグループとして名のみ高く、これまでその全容は謎に包まれていた。
1937年3月、バタイユ、カイヨワ、レリス、クロソワスキーらを中心に結成され、1939年7月まで活動を持続したコレージュは、時のそうそうたる思想家、アーチスト、詩人たちの奇跡的な交叉の場を形成した。
「社会学研究会」は、当時の社会危機に対しては「軍隊に対する戦争」をもくろむ社会学騎士団であり、ナチズム共同体と民主主義の原理的危機をもろともに超えようとするオーガニズムの実験的な学術集団でもあった。ちなみに「コレージュ」とは、親和力によって集う、ヒエラルキーのない、おもむきのオーガニゼーションを原意とする。
(”聖社会学” 工作舎 1987年刊 帯より引用)

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第4回 JINMOの社会学研究会
日時:2016年8月27日(土)15:00〜17:00
会場:若山美術館
住所:東京都中央区銀座2-11-19 国光ビル 4F
問合わせ:03-3542-3279  info@wakayama-museum.com
料金:1500円




第3回 JINMOの社会学研究会

“JINMOの社会学研究会”は、JINMOによる演奏を含めた表現行為と講義の実践のみならず、集う人々による意見交換も含めたコレージュとなることを目論んで企画されました。
月に1回、毎月第4土曜日、銀座の若山美術館を会場に継続的に開催されます。

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高度に技術の発達した今日においては、テキスト・データはもちろん、いかなる音声、画像、動画データも巧妙に改竄可能であり、メディアを介して接触される総ての情報が恣意的虚無と化し、世界の実態はもはや個々の五感による直接の実感によるしか判じ得ない。
そして我らに実感される漠然とした不安は、徐々に輪郭を明確にし始め、集団の無意識に膨張しつつある。この終末的な”スペクタクルの社会”を如何に俯瞰して凝視し、その災禍の津波を如何に超えるのか…、これが今日の表現者に科せられた今日の反射であろう。
大規模自然災害、経済ハルマゲドン、そして第三次世界大戦勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる現代、東京銀座の若山美術館に、私は時代の必然として1930年代にバタイユが主宰した「社会学研究会」をRebootさせる。
共鳴者よ、諸君のコレージュがここに現出する。
(JINMO)

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「社会学研究会」とはなにか?
ナチズムの擡頭と第二次世界戦争勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる時代を背景に、ダダ、シュールレアリスムと継走/重層して繰り広げられた第二次戦争前のヨーロッパ・アヴァンギャルド・ムーヴメント。「社会学研究会」はその最後のグループとして名のみ高く、これまでその全容は謎に包まれていた。
1937年3月、バタイユ、カイヨワ、レリス、クロソワスキーらを中心に結成され、1939年7月まで活動を持続したコレージュは、時のそうそうたる思想家、アーチスト、詩人たちの奇跡的な交叉の場を形成した。
「社会学研究会」は、当時の社会危機に対しては「軍隊に対する戦争」をもくろむ社会学騎士団であり、ナチズム共同体と民主主義の原理的危機をもろともに超えようとするオーガニズムの実験的な学術集団でもあった。ちなみに「コレージュ」とは、親和力によって集う、ヒエラルキーのない、おもむきのオーガニゼーションを原意とする。
(”聖社会学” 工作舎 1987年刊 帯より引用)

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第3回 JINMOの社会学研究会
日時:2016年7月23日(土)15:00〜17:00
会場:若山美術館
住所:東京都中央区銀座2-11-19 国光ビル 4F
問合わせ:03-3542-3279  info@wakayama-museum.com
料金:1500円




四谷アート・サムライ2016

四谷の”Art Space呼応co-oh”で開催されるアート・イベント ”四谷アート・サムライ2016”に、JINMOが出演します。
ダンサーとの共演も予定されています。
マニア必見、是非いらしてください。

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【二日間の会期中、JINMOは最終日6月4日の夜の部(19:30開場)の最後に出演します。】

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2016年、6月、須賀神社の大祭にあわせ、[四谷アート侍]を開催します。 地域のこれまでの歴史、文化を伝える側面と実験 的アートで地域を切り開く、刀を表現に持ち替えた[アート侍]が集合します。
パフォーマンス ,音楽、舞踊、演劇、ジャンルを問わずのアートバトル。 一つの組は持ち時間20分、前後5分間は次の組との即興バトル。
八卦用意、どんな化学変化がうまれるか見物です。
終演後はラウンジになります。

Art Space Co-oh will be hosting “Yotsuya Art Samurai” in June, coinciding with the tradition of celebrating Suka Shrine’s omatsuri. “Art Samurai” brings together local history, culture and experimental art in a multi-genre art battle of music, dancing, drama and other performances. Each group will perform for 20 minutes, overlapping for 5 minutes with the next performance for an improvised battle. We hope you’ll enjoy the unscripted performances resulting from these clashes between artists.

After the performances we’ll remain open as a lounge, serving wine, beer and other drinks.


Ticket:
前売り、Adv,3000円(1ドリンク付き/Inc,1 drink)
当日、Door,3500円(1ドリンク付き/Inc,1 drink)

6/3(金) 19:30 Open 20:00 Start
6/4(土) 13:30 Open 14:00 Start
    19:30 Open 20:00 Start

開場は開演30分前

チケットご予約:Reservation coohtokyo@gmail.com

会場:
Art Space呼応co-oh
東京都新宿区四谷3-6結城ビル地下一階

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6/3(金) 19:30 Open 20:00 Start
ブギーボーイ・イクト(スライドギターブルースマン)
Maresuke(コントラバス奏者)
ヒノキヲタクロウ(画家)
点滅(舞踏)+落合敏行(音楽家)
Margatica(ダンス)+水晶の舟(音楽家)


6/4(土) 13:30 Open 14:00 Strat
出張シャンソニエ倫巴里[蜂鳥あみ太=4号+笠原麻矢(acc)]
ナオミミリアン(ダンス)+倉持伊吹(美術家)
坂出雅海(ヒカシュー/音楽家)+佐藤真也(ジャズピアニスト)
生島翔(ダンス)+小山まさし(ダンス)


6/4(土) 19:30 Open 20:00 Start
ナオミミリアン(ダンス)+倉持伊吹(美術家)
坂出雅海(ヒカシュー/音楽家)+蔵田みどり(歌)
うえだななこ(ダンス)
JINMO(音楽家)




第2回 JINMOの社会学研究会

“JINMOの社会学研究会”は、JINMOによる演奏を含めた表現行為と講義の実践のみならず、集う人々による意見交換も含めたコレージュとなることを目論んで企画されました。
月に1回、毎月第4土曜日、銀座の若山美術館を会場に継続的に開催されます。

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高度に技術の発達した今日においては、テキスト・データはもちろん、いかなる音声、画像、動画データも巧妙に改竄可能であり、メディアを介して接触される総ての情報が恣意的虚無と化し、世界の実態はもはや個々の五感による直接の実感によるしか判じ得ない。
そして我らに実感される漠然とした不安は、徐々に輪郭を明確にし始め、集団の無意識に膨張しつつある。この終末的な”スペクタクルの社会”を如何に俯瞰して凝視し、その災禍の津波を如何に超えるのか…、これが今日の表現者に科せられた今日の反射であろう。
大規模自然災害、経済ハルマゲドン、そして第三次世界大戦勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる現代、東京銀座の若山美術館に、私は時代の必然として1930年代にバタイユが主宰した「社会学研究会」をRebootさせる。
共鳴者よ、諸君のコレージュがここに現出する。
(JINMO)

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「社会学研究会」とはなにか?
ナチズムの擡頭と第二次世界戦争勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる時代を背景に、ダダ、シュールレアリスムと継走/重層して繰り広げられた第二次戦争前のヨーロッパ・アヴァンギャルド・ムーヴメント。「社会学研究会」はその最後のグループとして名のみ高く、これまでその全容は謎に包まれていた。
1937年3月、バタイユ、カイヨワ、レリス、クロソワスキーらを中心に結成され、1939年7月まで活動を持続したコレージュは、時のそうそうたる思想家、アーチスト、詩人たちの奇跡的な交叉の場を形成した。
「社会学研究会」は、当時の社会危機に対しては「軍隊に対する戦争」をもくろむ社会学騎士団であり、ナチズム共同体と民主主義の原理的危機をもろともに超えようとするオーガニズムの実験的な学術集団でもあった。ちなみに「コレージュ」とは、親和力によって集う、ヒエラルキーのない、おもむきのオーガニゼーションを原意とする。
(”聖社会学” 工作舎 1987年刊 帯より引用)

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本城能楽堂
無伴奏ギター独奏会

2016年4月29日(金)
開場:18:00

会場:本城能楽堂
兵庫県姫路市元塩町141

お席代:ご予約料金 3,000円/当日料金 3,500円

お問い合わせ:ラミネートカンパニー


伝説となったあの能楽堂ライブが、ついに甦ります!!!
…そして、“交響曲・序破急”のお披露目ともなります!!!!!

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『劇場、ホールの音響が電化される以前の、言わば“ナチュラル・アコースティックPA”としての進化の極限が、能楽堂という姿だと私は思う。
この本城能楽堂の舞台に立って演奏する時、いつも「本城能楽堂全空間が、アコースティックな一つの楽器となっているのだ。」と感慨する。
音響という物理的側面のみならず、幽玄の超自然を表現する“能”の為の、まさに超自然的とも思える”場の力”に満ちていることも、私がこの能楽堂に魅了され続けている所以である。

この夜の、本城能楽堂と、そこに集う風狂の人々の為に、私は新しい音を響かせよう。
無伴奏ギター独奏による “交響曲・序破急”を演奏する。
あなたと幽玄の超自然に遊ぶ夜を、私自身、心待ちにしているのだ。
彼岸にて、あなたを待つ。』
(JINMO)

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兵庫県姫路市、国宝姫路城のすぐ近く、伝統ある本城能楽堂。
姫路市は第二次大戦中に空襲で焼け野原になりましたが、本城能楽堂は事前に分解され、疎開避難し、戦禍を免れて、戦後に再び元の通りに復元された稀有な建築物であります。
舞台床下には、音響効果を上げる為の焼き物の甕も設置されています。

その歴史ある由緒正しい能楽堂で、JINMOの無伴奏ギター独奏の轟きが、ついに甦ります。
1997年9月11日
1998年5月16日
1998年12月12日
2001年6月14日
2006年11月2日
2013年6月8日
2014年4月5日
2015年5月30日
、…そして2016年4月29日。9度め、約1年ぶりの能舞台上での爆奏。

“Asension Spectacle”並に、マニア必見必聴必体験のイベントです。
決して、決して、お見逃し、お聴き逃しの無いように!






大分県立美術館”JINMO 交響曲 OPAM : 初演”

大分県に新しく作られた大分県立美術館。
4月24日(日)に、JINMOが演奏します。
大分県での公演は、十数年ぶりのこと。
九州方面の皆さん、これは必見必聴ですよ!

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大分県立美術館での”JINMO|交響曲 OPAM : 初演”。
3年前、能勢伊勢雄氏から持ちかけられたプロジェクト。
奇しくもこの大地鳴動の時節に、彼の地でこの交響を実現するとは…。
“幽顕無境”を我が定立とするが故の必然なのか。
地龍の蠢きを反射させ、霊天鳴動の轟を招来せしめよう。
(JINMO)

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JINMO|交響曲 OPAM : 初演

開催日
2016年4月24日(日)

時間
15:00〜18:30(14:30開場) 
JINMOの演奏は、16:00〜17:00

定員
110名

会場
大分県立美術館 展覧会場(1階 展示室A)

当日券  3,000円  前売券 2,500円




第1回 JINMOの社会学研究会

“JINMOの社会学研究会”は、JINMOによる演奏を含めた表現行為と講義の実践のみならず、集う人々による意見交換も含めたコレージュとなることを目論んで企画されました。
月に1回、毎月第4土曜日、銀座の若山美術館を会場に継続的に開催されます。

・・・・・

高度に技術の発達した今日においては、テキスト・データはもちろん、いかなる音声、画像、動画データも巧妙に改竄可能であり、メディアを介して接触される総ての情報が恣意的虚無と化し、世界の実態はもはや個々の五感による直接の実感によるしか判じ得ない。
そして我らに実感される漠然とした不安は、徐々に輪郭を明確にし始め、集団の無意識に膨張しつつある。この終末的な”スペクタクルの社会”を如何に俯瞰して凝視し、その災禍の津波を如何に超えるのか…、これが今日の表現者に科せられた今日の反射であろう。
大規模自然災害、経済ハルマゲドン、そして第三次世界大戦勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる現代、東京銀座の若山美術館に、私は時代の必然として1930年代にバタイユが主宰した「社会学研究会」をRebootさせる。
共鳴者よ、諸君のコレージュがここに現出する。
(JINMO)

・・・・・

「社会学研究会」とはなにか?
ナチズムの擡頭と第二次世界戦争勃発の危機感に挟撃された極度に緊張の高まる時代を背景に、ダダ、シュールレアリスムと継走/重層して繰り広げられた第二次戦争前のヨーロッパ・アヴァンギャルド・ムーヴメント。「社会学研究会」はその最後のグループとして名のみ高く、これまでその全容は謎に包まれていた。
1937年3月、バタイユ、カイヨワ、レリス、クロソワスキーらを中心に結成され、1939年7月まで活動を持続したコレージュは、時のそうそうたる思想家、アーチスト、詩人たちの奇跡的な交叉の場を形成した。
「社会学研究会」は、当時の社会危機に対しては「軍隊に対する戦争」をもくろむ社会学騎士団であり、ナチズム共同体と民主主義の原理的危機をもろともに超えようとするオーガニズムの実験的な学術集団でもあった。ちなみに「コレージュ」とは、親和力によって集う、ヒエラルキーのない、おもむきのオーガニゼーションを原意とする。
(”聖社会学” 工作舎 1987年刊 帯より引用)



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