2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。
作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。
『composing and composing 布置(Konstellation)された月光に乗る微かなイシスの歌声 : 音に結ぶ composing and composing』
(JINMO)
『寄絃(よつら)とは、古代日本の神道において、神事の際に魔除けのために梓弓の弦を打ち鳴らす行事のこと。
巫女が祈祷を行うのに先んじてこれを行ったとされている。『豊受皇太神御鎮座本紀』によれば、天鈿女命が弓を並べて叩いたのが和琴の由来であると伝えており、古来においては弓は神事における楽器の一つとしても用いられていた。藤原明衡の『新猿楽記』にも寄絃の儀を行う巫女の姿が描かれている。
『源氏物語』にて、病で苦しむ葵上のために光源氏らが巫女を呼んでこの行事を行わせたところ、六条御息所の生霊が出現したとされている。』(Wikipediaより)
タイトルの”Yotsura”は漢字で表すと”寄絃”となります。
弦振動とその倍音が、神霊を招来させると考えた古代の人々と同様、JINMOも弦楽器の演奏に於いては特別な意識を持っているようです。
本作はとても繊細に、そして幾層にも分厚く重ねられた美しい倍音を特徴とする5つのドローン楽曲から成ります。
丑三つ刻に鳴らせば、それこそ神・仏・生霊・死霊・魑魅魍魎が招かれ出でるような気がします。
同様の招神曲としては、”Intemptesta Nox - 逢魔時”(2008年10月18日リリース)、”Noritogoto - 宣呪言”(2010年3月18日リリース)などがあります。
合わせてお楽しみください。
身体や家具を共鳴、振動させるような大音量も良いですし、ヘッドホンで美しい倍音とその細部をお楽しみいただくのもお勧めです。
ちなみにJINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。
ジャケット写真は、JINMOが愛用している弦のメーカー、Kalium Strings社の社長Chris Cardone氏によるものです。
NAMM Showで、Ani Jenkins氏制作の美しい特殊弦楽器を演奏しているJINMOです。
------------------------------------------------------------
ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
前作“Jam in Uzuki (ver.1)”から、わずかに20日。
通算第224作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第205作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)