Noritogoto (ver.2.0) 2010/03/18リリース(avantattaque-0066) |
2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。
作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。
"Noritogoto"はアルバム・ジャケットに示された様に"宣呪言"と書き、現代の"祝詞"の語源とされる言葉です。
神道系の古い言葉ですが、その音はもっと普遍的な原始のアニミズムに於ける、いろんな民族の儀式の様に感じられます。
祈りの言葉。
しかも、予め形を決められた台詞ではなく、自然にその場で口から、堰を切った様に流れ出てくる異言(Glossolalia)。
数人の女性が真ん中で祈りを捧げ、その周りを男達が取り囲んで、ケチャのような律動異言を発してそれを包み、
そこに終始エロティックで生物的なギターが完全なユニゾンで寄り添う。
エロスとタナトスの儀式。
原始と未来を貫通する祈り。
でも、これら総ての音が、実は非実存なのです。
このアルバムでは人の声はもちろん、ギターの音も録音されていません。
様々な人の声に聴こえるもの、ギターの音に聴こえるものを、JINMOは録音することなく、
その脳内のイメージに忠実に、直接、波形データとして書き起こして、この作品を創りました。
前作"Eternal Moonbeam On Elysium"に於いて、 合唱団、大編成ストリングス、パイプオルガンなどに聴こえる音で鳴り響く、
多層化された重厚複雑なオーケストレーションが、実はたった1本のギターだけによる"無伴奏ギター独奏"であったのと、
見事に正反対です。
また、前作がJINMOのキャリアに於ける最長のアルバム(曲)、3時間であったのに対し、
今作は最短のアルバム、30分であるというのも、また見事に対称的です。
(しかしJINMOによると、これらはまったく意図したものではないとの事。)
聴き終わっても、まだずっと頭に残り続け、また聴く度に前とは違った新たな言葉が浮かび上がってくる様な、
そんな宣呪言を、ゆったりとワクワクとお楽しみください。
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)