"Live At The Cafe Image"
~JINMO's Guitar Solo Concert~
追伸:"hibarigoka"の帯に「やさしく力強い音楽」と書きましたが、
JINMOさんのギターの音は「やさしい」というレベルではなく、
「美しく、力強い、音楽」だと感じてます。
(2001年4月26日4時53分、中里丈人氏からのEメール)
6時間に及んだ大音量の儀式的時間。
これが記録されていたことを喜ぶ。
これは愛すべき重要な音楽家にして私の友人、
故・中里丈人(Dub Sonic)氏に捧げた儀式の記録だ。
(2008年6月18日1時5分、JINMOから皆様へ)
2004年11月18日、岡山"Cafe Image"でおこなわれた超絶無伴奏ギター独奏の
伝説的コンサートを収録した2枚組ライブ・アルバム!
- ご購入方法 -
専用メールアドレス"avantattaque@jinmo.com"宛に、件名を"Avant-attaque CD"、
そして本文に以下のテキストをコピー・ペーストし、必要項目を明記の上、送信してください。
お名前:
郵便番号:
ご住所:
電話番号:
ご希望タイトルとご希望枚数
(複数タイトルの場合、それぞれのアルバム名と枚数を記載してください。)
発送は郵便局の代金引き換え配達でおこなわれます。
お受け取りの際に、商品代金(3,780円)と送料(180円)代引手数料(250円)の合計金額(4,210円)を、配達郵便局員にお支払ください。
この"Avant-attaque CD"は、郵便局の代金引き換え配達が可能な日本国内への発送のみ受注させていただきます。
|
2008年6月20日リリース(IMGD-0003)
発売元:IMG Music
販売元:Daiki Sound
定価:3,780 (税込)
作曲・演奏:JINMO(08 "呉爾羅抄"のみ伊福部昭 作曲)
プロデュース:IMG Music
ディレクター:高倉昭博
録音、及びマスタリング技術:秋山なるひと
コンサート・アレンジメント:高倉陽子
美術監督、及びデザイン:KANAKO、高倉昭博
ジャケット写真:HARI
解説執筆者:Kaznostic Front(神闘歌), 高倉昭博, 高倉陽子
録音:2004年11月18日、岡山"Cafe Image"
マスタリング:2004年12月27~30日、岡山"Studio Image"
かくしてギターの概念は破壊された!
世界的に活躍し、多くのギターマニアから神格化されるJINMO。
その伝説的な"完全ギター独奏"コンサート(2004年11月)を、CD2枚組アルバムとしてリリース。
総ての音はステージ上で奏でられるたった1本のギターから発せられるままに収録されている。
オーバーダビングや編集は無し。
シーケンサー、MIDIギター、シンセサイザー等も一切無し。
本作は純粋なギター独奏の"ライブ・ドキュメンタリー"である。
さあ、かつて無い超絶技巧と先端機器を駆使して展開される、音楽の新しい領域に驚愕せよ!
"Live At The Cafe Image"秘話
1, ライブ・レコーディングされたのは2004年11月18日(木)、岡山市表町の"Cafe Image(カフェ・イマージュ)"での演奏会。この日の演奏は6時間に及び、JINMOにとって最長記録になった。間に休憩を挟まぬ1部構成であり、観客のために途中数分から10分間ほどのトイレ休憩が2回とられた。
2. 空間の容積に比して、非常識に大きな出力の音響機器が設置され、会場内のグラスがガチガチと振動するほどの大音量であった。その音は会場の位置する商店街中に轟き、かなり遠くからでも、はっきりと演奏が聴き取れた。スピーカー近くの店員は、終盤近くには意識を失いそうになるほどであったという。
3. 近年のJINMOには珍しいプリペアード・ギターも演奏された。客のテーブルにピアノのようにギターを置き、そこにあったナイフ、フォーク、グラスなどを突然使用してのもので、その一部がDisc-2に"青空/Le Bleu du ciel"として収録された。
4. Disc-2の"ヨーコのブルース/Blues For Yoko"という曲名中の"ヨーコ"とは、会場となったカフェ・イマージュの店主・高倉陽子嬢に由縁する。ここではどう聴いてもベースにしか聴こえない音が含まれているが、これもギター独奏の一部であり、後から加えられたり、伴奏者が加わったりしたものではない。
5. 録音はJINMOの機材から出力されるステレオ信号をそのまま記録するライン・レコーディングと、会場内に複数設置されたマイクによるエア・レコーディングの両方を混ぜることでおこなわれた。"轟々竹山/Gou Gou Chikuzan"のエンディングでは、JINMO自身が激しい演奏中に徐々に出力レベルを抑えていく。最後にはライン側は無音になるが、マイクには信号出力ゼロのまま、いわゆる生音で弦をかき鳴らす様子が記録されている。
6. 音量のダイナミックレンジの広さ、音色の幅の広さのみならず、本作では1曲中で演奏される音数も注目に値する。最も音数の多いのは"C神父/L'Abbe C"であり、これは7分17秒の間にもはや無数とも言える音が詰め込まれている。逆に最も音数の少ないのは、"大天使のように/L'Archangerique"。1分46秒のこの曲は、曲の冒頭の1音しか演奏されない。
7. "エターナル・スリープ・ソニック/Eternal Sleep Sonic"とは、親交の深かった故・中里丈人(Dub Sonic)氏のデビュー作"スリープ・ソニック/Sleep Sonic"に対応して創られた。また、このライブ・アルバム自体、氏に捧げられている。
8. アルバム・ジャケットは、MEWで"太陽の鎮魂歌/Requiem For Sun"を演奏するポートレイトが使用されている。しかしよく見れば、ここで使われているMEWが、JINMOが普段の演奏で愛用しているものとは、ポジション・マーク、フレット、ピックアップ、ボリューム・ノブなどが異なる別のMEWであるのが判る。
先着300名様だけが入手できる特典DVDには、以下の2曲を収録。
01 : Image Remix 【04:12】
02 : Requiem For Sun (Special Edit) 【05:39】
"Image Remix"は、CDに収録された曲の内、"乳房"、"轟々竹山"、"聖ミカ"のハイライト・シーンを抜粋して、つないだもの。
"Requiem For Sun (Special Edit)"は、CDに収録された12分59秒の"太陽の鎮魂歌"を、5分39秒に編集したもの。
これら、編集された2曲はこの特典DVD以外には収録されません。
また、テレビ等で放送されるバージョンとは異なり、特典DVDではサブリミナル・メッセージが混入されています。
1フレーム(30分の1秒)の長さで、"Image Remix"では61カ所、"Requiem For Sun (Special Edit)"では53カ所に、総て異なるテキスト・データでのメッセージが入れ込んであります。
特典DVDを入手された方々が、コマ送り再生して初めて確認できる特典仕様です。
- ご購入方法 -
専用メールアドレス"avantattaque@jinmo.com"宛に、件名を"Avant-attaque CD"、
そして本文に以下のテキストをコピー・ペーストし、必要項目を明記の上、送信してください。
お名前:
郵便番号:
ご住所:
電話番号:
ご希望タイトルとご希望枚数
(複数タイトルの場合、それぞれのアルバム名と枚数を記載してください。)
発送は郵便局の代金引き換え配達でおこなわれます。
お受け取りの際に、商品代金(3,780円)と送料(180円)代引手数料(250円)の合計金額(4,210円)を、配達郵便局員にお支払ください。
この"Avant-attaque CD"は、郵便局の代金引き換え配達が可能な日本国内への発送のみ受注させていただきます。
|
"Live At The Cafe Image"のレビュー
私は特典DVD映像を見た後、何故か無性に聴きたくなった音があり、それを再生した。
それはバリはギアニャール県、ボナ村の人々の生のケチャが録音されている音だ。
ドイツ人の画家ウォルター・シュピースがバリの土着宗教儀礼サンヒャンの高度な音楽性、
音楽を用いず人間の声だけでガムランと同じ複雑なリズムを表現を行うという事に着眼したのが
ケチャの大まかな始まり。
その後、"Live At The Cafe Image"のCDに変えたというのに、
その独特の神秘性トランス感が非常によく似ていると感じた。
マシンを使用しているだけありJINMO氏のLiveは、
ある意味どことなく同じような感じにも一瞬感じる。
ぶれないという意味で。
楽譜が無いながらも口伝えで受け告げられて行く音のルーツとなる土着の宗教音楽。
JINMO氏の音もまた、それに近いものがある。
"Live At The Cafe Image"はLive音源ながら、音が非常に良いのも評価すべきところだと思う。
JINMO氏のLiveでは客が各々聞き入る態勢に入る為に、歓声などで音がかき消される事が無い。
その為ある意味JINMO Live The Best的なCDであると私は感じた。
Best盤がLiveとは、JINMO氏らしいではないか。
同じモノが無く、一瞬をたまたま録っていたものが形となって各々で体感できるという訳であり、
JINMO氏の音を何から聴き始めるといいか迷う人にはこれを強くお進めする。
スペイン、インドネシア、日本、宇宙がこの2枚組で聴ける。
ギター・トランスとでも言えるアルバム。
(玲芳龍)
以下、特典DVDの画像です。