Requiems for Samurais (ver.1.0)
01. 18650703 Hanpeita (04:00) 02. 18650703 Izo (04:00) 03. 18660228 Chojiro (04:00) 04. 18670517 Shinsaku (04:00) 05. 18671210 Ryoma (04:00) 06. 18671212 Shintaro (04:00)
ご購入方法はこちらをご覧ください。
『天的嗣業に生き、そして死んでいった志士達、その生命の使い方に、私は非常に強い共鳴を持つ。人的稼業への従事ではなく、天的嗣業への献身は、あらゆる表現者の本懐であるから。』(JINMO) アルバム・ジャケットに副題として”志士鎮魂歌”とあるように、”志のある武士”、特に幕末の6人に対して、本作は鎮魂歌として制作されました。 収録された6つの楽曲は、それぞれ次のようなタイトルです。 “18650703 Hanpeita”、”18650703 Izo”、”18660228 Chojiro”、18670517 Shinsaku”、”18671210 Ryoma”、”18671212 Shintaro”。 これらは各々、献奏した志士の名前と命日を示しています。 つまり、”武市半平太 1865年7月3日”、”岡田以蔵 1865年7月3日”、”近藤長次郎 1866年2月28日”、”高杉晋作 1867年5月17日”、”坂本龍馬 1867年12月10日”、”中岡慎太郎 1867年12月12日”を意味します。 冒頭のJINMOの言葉にもあるように、これら志士が如何にその生命を使ったのか、ということに強く共感を持ち、これらの曲が作られたそうです。 各楽曲の極低周波での非常に重量感のあるパートに、志の半ばで死んでいった彼らのタナトス、そして澄んだ中高音の金属的な音に、垂直に昇天していくエロスの残光が、私には感じられました。 静かな夜に、心鎮めて、深く聴き入りたいアルバムです。 ------------------------------------------------------------ 現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にお薦めのアルバムです。 前作“tarX”から僅かに9日。 通算第189作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第170作め)、リリースです。 もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。 (Avant-attaque:HARI)