Nexus (ver.1.0)

01. Nexus 01 (02:20)
02. Nexus 02 (02:20)
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『サイバネティックスに対する古代からの憧憬、義肢装具についてのフェティシズムなど、有機無機等の異種のNexus(連結、連鎖、関連)が、強いセクシーさを発揮するのは、それがエロスとタナトスの”生死無境”に在るからかもしれぬと思っている。』(JINMO)

タイトルになった“Nexus”とは、絆、繋がり、結びつき、関係、関連などを表すのですが、生物学においては、隣り合う細胞を繋ぐ細胞内結合膜の意味があるそうです。

そう思って改めて見ると、JINMOによる本作のジャケット画はまさしくそのイメージと言えるでしょう。

お聴きのように、音もまさしくそのイメージです。
生物的な荒々しく生々しいファズ・サウンドと、近未来的なアーバン・ビートの綴れ織り。
生死無境の美を感じさせる響きに満ちています。
私はバイオメカニカルでクールで、セクシーな細胞の世界を、半覚醒的にたゆたいトリップしているような、そんなイメージに包まれました。

全20曲からなる小曲集ですが、ここに展開される多種多様なファズの音色もまた、音響マニアにはたまらない楽しみになるアルバムだと思います。

たいへんデリケートで複雑なパンニングと、スペクトル分布を特徴とするアルバムです。
また可聴域すべてを満たし、それ以上の超音波帯域も含んだオーケストレーションが成されていますので、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、SONYの“MDR-CD900ST”です。

現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にはもちろん、ギター愛好家の方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Wolfbeats 7”から僅かに24日。
通算第171作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第152作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)