SyouJyou (ver.1.0)

1. SyouJyou (40:22)







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猛烈に激しく、美しい無伴奏ギター独奏アルバムです。
アルバム・タイトルの“SyouJyou”とは、日本語で“霄壌”を意味します。
これは独創的な高品質アナログ・エフェクターを制作する“Ideyha”とJINMOとの共同開発によるエフェクターの名前でもあります。
JINMOは1990年のファースト・アルバムにおけるギター“MEW”に既に見られるように、自らのイメージの具現化のために、様々な独創的な奏法のみならず、独創的な楽器や機器のメーカーとの共同開発もおこない続けてきました。
「自らのイメージの具現化」に対する貪欲で真摯な姿勢の証左であると言えるでしょう。

アルバム・ジャケットはJINMO自身による写真ですが、これは本作“SyouJyou”のレコーディング時に撮影されています。
ここに撮影されているように、ギターはJinmoid、ピックはV-picksによるJinmo model、ケーブルはGeorge L’s、そしてエフェクターにIdeyhaの霄壌…、これらが本作のレコーディングに使用された機器の総てです。
これらの機器のみで、本作はスタジオ・ライブ・レコーディングされました。
他の楽器や機材は使用されていないのはもちろん、編集もオーバーダビングもおこなわれていません。
つまり本作で聴かれる総てのエフェクトは、ジャケット写真中央に見られる霄壌一台で創出されたものなのです。

エフェクター霄壌は数多くのプロトタイプ制作を経て、2008年4月17日に完成しました。
以来7年間、JINMOのギター表現においては欠かす事のできない機器の一つとして、愛用され続けています。
その名を冠した本作は、まるで楽器の様に霄壌を扱うJINMOの姿が記録された、途切れることの無い40分以上に及ぶドキュメンタリー作品と言えます。

この独創的な機器と、様々な独創的な奏法によって具現化された、JINMOの猛烈に激しく美しいイメージをお楽しみください。

本作に寄せるJINMOの言葉です。

・・・

“霄”は“天”を表し、
“壌”は“地”を表す。

Ideyha “霄壌”は、Jinmoidを「狼の声を持つハードコア・テクノ・マシン」へと変態させるパンドラ・ボックスだ。

“霄”と“壌”の両極が、ここに混ざり合う。
カオスは新しい音の命の“子宮”となる。
(JINMO)

・・・

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音で、繰り返し繰り返しお楽しみください!

前作”ZENith Fire”から僅かに21日。
通算第147作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第128作め)、リリースです。
もちろん、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質です。

(Avant-attaque:HARI)