Life 120917

1. Life 120917 (09:35)



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『呼吸も感じられる至近距離、ゲストのみならず、奏者にとっても快感。恋愛と同じ。シューベルティアーデのエロティックな歓喜を復興させよう。関わる総ての友よ、我々は"共犯"している。"協力"は責任を分担軽減したり、ややもすれば、なすり付けようとする。しかし、"共犯"は互いに同じリスクをぶっ被る。故に同じ危険の扉を突き抜け、達成・獲得の歓喜を現実的に倍増共鳴的に共有する。共犯者よ、禁忌の越境の果てで、微笑み合おう。全身快楽、全心歓喜、全速前進だ。』(JINMO)

第129作めのソロアルバム、その名も、“Life 120917”。

大好評のライブ・アルバム、否、ライフ・アルバム”Life”シリーズ最新作、演奏会の実況録音作品です。

そう、“Life 120917”。
これは、2012年9月17日(月・祝)におこなわれた演奏会の実況録音です。

この夜のJINMOは、“賛美歌312番”を中心に美しく、優しく、そして激しく、祈りの爆奏を天に轟かせました。
以下、終演後に寄せられた感想の一部です。


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『JINMOさん...今日最初に讃美歌312番を聴いたとき、今私が求めていた音楽はこれだったと分かり、感動して涙しました. 慈愛のLife、しかと受けとめました. ありがとうございました.』

『破骨細胞と骨芽細胞だったっけな なんとなく頭に浮かぶ 生きたり成長するために造るだけじゃなくて自ら壊すこと 一歩手前の恐怖を突き破って。細胞の破壊と修復、あるいは再生.新生 新陳代謝 生理作用は理に適う 素晴らしい創造物 脳から器官 伝導するオト ここから何かを産み出したい欲求。悶々としつつ向かった演奏会でそれらは跡形もなく吹き飛んでしまった。つまらない思考や雑念が日々の習慣から入ろうとすることを脳がはっきりと拒絶した。思考に至るまでの回路が遠くもどかしく ただただ脳が、心臓が、背骨が、肺が、血液がダイレクトに呼応する 単純にそれぞれに直結して。凄い!』

『 I believe good music takes us to places we cannot reach otherwise. You took me somewhere I've never been before. Thank you. I really didn't know what to expect but it was incredible. I really want to see/hear more. Thanks again for having me.』

『何かが壊されて新しく生まれてくる感じで、幸せな気分に満たされてました。ありがとうございました。』


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このアルバム“Life 120917”では、全70〜80分の演奏の中から、特に激しいクライマックス部分を抜き出して、収録しました。

録音は完全にステレオ・マイクによる収録のみでおこなわれ、ライン信号は一切使用されていません。
その夜、演奏されたままの音で、編集時の加工はほんの僅かな音質補正のみです。
もちろんオーバーダビングもありません。
すべての音はたった1本のギターとJINMOの10本の指のみで、発せられたものです。

この演奏会、”Life 120917”をおこなうにあたっての、案内状に於けるJINMOの言葉です。


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『音楽家としての大きな2つの活動、“作品制作”と“演奏会”。
この内、作品制作についてはAvant-attaqueによるダウンロード・リリースにより、作者の意に即応した自由なリリース・タイミング、内容の完全自由化、作品サイズの自由化などが実現し、ほぼ私の理想が実現できるようになった。
そして、もう一方の演奏会についても、今まで永らく、私の理想に近づけようと、様々な形を試み続けてきた。
演奏会は“新たなものが生まれ出づる場”であって欲しい。
強く、強くそう願う。
そこでは、予定調和や試行錯誤、観客の需要に合わせた供給としての表現等の一切が取り払われ、音楽家自身さえもが予想だにしなかった“新たなもの”と出会う歓喜に、私は照らされたい。
そこに介在する者は、単なる観客ではなく、事件や或る現象の目撃者であり、私と共にその招来を望み、霊的協力をし、そして“新たなもの”と出会う歓喜に共に照らされる者であって欲しい、同時にそう願う。
私はその “新たなもの”が生まれ出づる歓喜の時に、“Life”と名をつけた。
Lifeは、生命、人生、日常である。
音楽産業の一翼を担う既存の商業スペースではない場所が、その “新たなものが生まれ出づる場”に相応しい。
その会場もようやく整った。
歓喜に共に照らされる者は、私がこの人なら喜んでくれるだろうと思い、選ぶ人に限る事にした。
その場に並ぶ者は、私を除いて12人。
あなたに、その内の一人になっていただきたい、最後にそう強く願う。』 (JINMO)


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この“Life”という演奏会は、JINMOによって“新たなものが生まれ出づる場”と成る事を目論んで挙行され、そしてその目論みは見事に実現されました。
その記録が、このアルバムです。

ジャケット・デザイン、及びジャケット写真は、毎回、フォトグラファー丹野徹氏によって制作されています。
“新たなものが生まれ出づる場”に、これ以上相応しいものは無いというべきものだと思います。

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音でお楽しみください!

前作”Up To Eleven”から僅かに6日。
通算第129作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第110作め)、リリースです。
もちろん、AAC(320kbps)の高音質です。

(HARI Avant-attaque)



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