2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。
作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。
2007年”Mass”、2008年”Melchior”、”Balthazar”、”Casper”、2009年”amor et mors”、2010年”I’m praying”、2011年”Incarnatio”、2012年”Virgin”、2013年”The Doors of Perception”、2014年”Nativity”、2015年”The Celebration of Beauty”、2016年”Baptismus Sonitus”と、毎年リリースされてきたJINMOのクリスマス・アルバム。
今年は、15の楽章から成る合唱曲の様なサイコ・アコースティック・アンビエントなオーケストレート作品になっています。
もちろん、毎年聴かれる教会の鐘の音も入っています。
タイトルの”Eulogia”とは、後期ラテン語を語源とするギリシャ語で、”エウロギア”と読むそうです。
これはキリスト教用語で、「降福、祝福、成聖」などとも訳され、「天からの祝福」を意味します。
JINMOはこれに「天的祝福」という訳語を当てています。
JINMOが普段言うところの、天的嗣業者を勇気付け、励まし、また労い、更に進むべき方向を指し示す天からの祝福だそうです。
鐘が鳴り響く中、大聖堂の中に天の全方向から降り注ぐ様な天使合唱団の声、そんな感じがします。
私は聴いている内に、知らぬ間に身体が空中に浮遊し、柔らかな絹織物の様な声々に包まれている様な心地良い気分になりました。
これらの男声・女声に聴こえる音は、全てギターを元に加工したものだそうです。
ですから、作曲技法的にはギター・オーケストレーション作品となりますが、お聴きいただければわかる様に、もはや本来、それが何の音であったかなど、どうでも良くなり、ただ全身を包むこの音の心地良さこそが現実であるといった気分になります。
ちなみに毎年クリスマス・アルバムで聴かれる教会の鐘の音は、現実の鐘の音をサンプリングしたものではなく、JINMOが無から波形を書くことで作り出した音だそうです。
本作の音世界の広がりと奥行きをより楽しんでいただくためにも、是非、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。
ジャケット写真は、2012年4月14日の演奏中に急性心筋梗塞で搬送され、緊急手術によって蘇生した東京都中央区の聖路加国際病院の2階にある礼拝堂を、JINMO自身が撮影したものです。
皆様に天的祝福がありますように。
では、良いクリスマスを!!!
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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
前作“Quantum Zen 05 (ver.1)”から、わずかに77日。
通算第241作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第222作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)