+++Quantum Zen 05 (ver.1.0) +++


Quantum Zen 05 (ver.1.0)

2017/10/9 リリース(avantattaque-0221)
全3曲 (total. 18:53)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ウェブ・ストリーミング版
ジャケット写真 : JINMO
ジャケット・デザイン : JINMO
Created by : JINMO
Published by : Avant-attaque

【収録曲目】

01. Quantum Zen 49179 (04:38 - 28.1MB)

02. Quantum Zen 69286 (06:32 - 40.3MB)

03. Quantum Zen 81789 (07:43 - 48.6MB)




2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。



作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。




『量子論・量子力学における量子が、「粒子」的な性質と「波動」的な性質を同時に持つということ、般若心経に説かれた「色(実在)」と「空(非実在)」の不可分性、加えてマレー・ゲルマン博士がプレクティクス(Plectics)という言葉で表した「複雑」系と「単純」系の不可分性…、これらは私に於いて非常に密に関係しあい、私のnanoZen、nanoPickingなど極微細複雑系表現の源泉となっている。
私は永らくそれら量子、色即是空、プレクティクスについて、五感での直接体感が困難な、いわば情報現実的事象であるとして、理解していた。
ところが2015年の新春、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のファブリジオ・カルボーネ博士率いる研究チームが、光の「粒子」と「波動」の二重性を同時に可視化することに成功した、との報を知った。

http://www.nature.com/ncomms/2015/150302/ncomms7407/full/ncomms7407.html

これは五感での確認が困難であると思っていた私にとって、神仏と物理的に接触するに匹敵するような、非常なる衝撃であった。
その直後から、週に一度、全生庵のご指導の元、座禅を組ませていただき、同時に本作の制作に取り掛かった。
これが本作制作の由縁と同時に、タイトルに「Quantum Zen:量子禅」とつけた由縁でもある。』
(JINMO)

 

皆様、たいへんお待たせしました。
好評をいただきました”Quantum Zen”シリーズの第5作です。
ちなみにシリーズ前作の”Quantum Zen 04”は、2017年7月1日にリリースされました。

タイトルの意味は前述のJINMO自身の言葉に明らかです。
文中のマレー・ゲルマン博士とは、複雑系研究で有名なサンタフェ研究所の博士で、プレクティクスとは“複雑”と“単純”の意味を持つラテン語を合成したゲルマン博士による造語です。
また全生庵とは、谷中にある有名な禅寺で、開基はJINMOが敬愛する幕末の志士にして書家、山岡鉄舟です。中曽根康弘さん、羽田孜さん、安倍晋三さん達、歴代総理も座禅に通われています。

左右に複雑にパンニングするグロッソラリア系のnanoPicking演奏を、幻想的で深遠で重厚なオーケストレーションが支えます。
通常、ヒトには認識するのがほぼ不可能な、20,000Hz近辺の超音波帯域にもオーケストレーション・パートが作曲録音されています。
アルバム・タイトル通り、座禅を組んで瞑想するのに、とても向いている音だと思います。
スピーカーから大音量で浴びるように体感するのも良いですし、良質のヘッドホンでパンニングやオーケストレーションの細部を味わうのも良いでしょう。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。

アルバム・ジャケットの写真はJINMO自身によるもので、被写体もJINMO自身の指です。
“指”とは、ヒトにとって最もシンプルな道具であると同時に、数学、物理学などの概念の基本となったもの。
その原初的で単純なものが見せる、非常に複雑な様相。
これは本作に収められた音そのもの、タイトルそのものって感じがします。
私も真似してみようとしましたが、まるで指のヨガみたいで一体どの指がどうなっているのか、さっぱりわかりません。
どうか、皆さんも一度、真似してみてください。

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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

前作“Jam in Nagatsuki (ver.1)”から、わずかに12日。
通算第240作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第221作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)