Yeckate (ver.2.0) 2015/8/6リリース(avantattaque-0174) |
2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。
作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。
『"Yeckate"とは、スタンリー・キューブリック監督によって映画化された、アンソニー・バージェスによるディストピア小説、"時計仕掛けのオレンジ"で使用される未来のナッドサット言葉(ティーンエイジ言葉)で、"To Drive”を意味する。”オーバー・ドライブ”や”ハードコア・ドライブ”という言葉では表現しきれない、言わば”時計仕掛けのオレンジ・ドライブ”の感触が必要で、このナッドサット言葉をタイトルに使った。この言葉が想起させる壮麗な暴力性が、この音に必要だった。』(JINMO)
“Yeckate”は、”イェッケト”と発音するそうです。
“時計仕掛けのオレンジ”の登場人物達が使うナッドサット言葉は、アンソニー・バージェスによる造語ですが、この“Yeckate”はロシア語から派生して造られた単語だそうです。
収録された5曲はいずれも、近未来的なクールでソリッドなマシンビートが、曲の後半から徐々に荒々しく崩れ始め、最後には野獣性に満ちた、まるで殴る蹴るという暴行の様相を呈していきます。またイントロのシンフォニックな音がフィードバックを誘発し、それは曲中、一度も途切れずに終始、鳴り狂っています。
その上に一聴して奔放に聴こえますが、実は重厚に組み立てられたギターによる非楽音(その多くがプリペアード・ギターで発せられたものだそうです)のオーケストレーションが、複雑なパンニングと共に飛び交います。
なんだか野獣の捕食シーンのような…、JINMOが”壮麗な暴力性”と言ったのもよく理解できる音です。
パンニングの効果をより楽しんでいただくためにも、是非、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。
ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)