Requiems for Samurais (ver.2.0) 2015/6/11リリース(avantattaque-0170) |
2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。
作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。
『天的嗣業に生き、そして死んでいった志士達、その生命の使い方に、私は非常に強い共鳴を持つ。人的稼業への従事ではなく、天的嗣業への献身は、あらゆる表現者の本懐であるから。』(JINMO)
アルバム・ジャケットに副題として”志士鎮魂歌”とあるように、”志のある武士”、特に幕末の6人に対して、本作は鎮魂歌として制作されました。
収録された6つの楽曲は、それぞれ次のようなタイトルです。
“18650703 Hanpeita”、”18650703 Izo”、”18660228 Chojiro”、18670517 Shinsaku”、”18671210 Ryoma”、”18671212 Shintaro”。
これらは各々、献奏した志士の名前と命日を示しています。
つまり、”武市半平太 1865年7月3日”、”岡田以蔵 1865年7月3日”、”近藤長次郎 1866年2月28日”、”高杉晋作 1867年5月17日”、”坂本龍馬 1867年12月10日”、”中岡慎太郎 1867年12月12日”を意味します。
冒頭のJINMOの言葉にもあるように、これら志士が如何にその生命を使ったのか、ということに強く共感を持ち、これらの曲が作られたそうです。
各楽曲の極低周波での非常に重量感のあるパートに、志の半ばで死んでいった彼らのタナトス、そして澄んだ中高音の金属的な音に、垂直に昇天していくエロスの残光が、私には感じられました。
静かな夜に、心鎮めて、深く聴き入りたいアルバムです。
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現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にお薦めのアルバムです。
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)