Cytodyne (ver.2.0) 2014/9/1 リリース(avantattaque-0156) |
2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。
作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。
『音は微細で急速な連続的気圧変化という物理的な現象だが、作曲には生々しい有機的なものを私は感じる。特に弾き出されたギター音を多数紡いでいき、オーケストレーションをおこなう過程においては、生きた細胞同士が絡み合い或る美しい関係性を実現していくような、そう、分子生物学者が、ファウストが生命の力を現出させようとする時のような、厳粛で神聖な興奮を感じている。生体内の情報高分子の力と、オーケストレーションの各トラックの力の相似性を常に感じている。』(JINMO)
タイトル“Cytodyne”はJINMOによる造語。
“Cyto”は“細胞”を意味する接頭辞で、“dyne”は“力”を意味するそうです。
JINMO自身は“サイトダイン”と発音しています。
科学用語っぽい響きがありますね。
前述のJINMOの言葉によれば、“生体内の情報高分子(核酸、蛋白質)の力”と“ギター・オーケストレーション内の各パートの力”を、この“Cytodyne”は表しているようです。
本作はJINMOの近作の中では、比較的そうであると判別し易いギター・オーケストレーション作品ですが、強度行動障害者を対象として継続された演奏会や、ライブ会場でのギター独奏による“Ascension Spectacle”に近いものを感じます。
細かく複雑な音符の並びの集積が、どこかチベットやインドの伝統的な音に近いドローンのニュアンスを感じさせるのが心地良いです。
ディープ・リスニングや瞑想に、親和性の高い作品だと思います。
なんだか身体中の細胞が喜びそうな…。
たいへんデリケートで複雑なパンニングと、スペクトル分布を特徴とするアルバムです。
また可聴域すべてを満たし、それ以上の超音波帯域も含んだオーケストレーションが成されていますので、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、SONYの“MDR-CD900ST”です。
ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)