Reflected Keys (ver.2.0) 2014/2/26 リリース(avantattaque-0145) |
2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。
作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。
『映り込む幻影の反射鍵盤を奏でる魔女の音。その無減衰の弦振動。持続する反射音、聴いてみたかったものを、私は作曲した。呪文“Abracadabra”とはヘブライ語で、“I create what I speak”の意味らしいが、ならば私にとっては“I create what I play”となる。』(JINMO)
大音量で奏でられるエレキギターの奏法に“フィードバック”というのがあります。
ギターアンプのスピーカーから発せられる増幅された弦振動の響きが、元々の発音体である弦そのものを共振させ、それがまたギターアンプで増幅されて…、という無限ループを描き、強い倍音を含んだ持続音を実現する手法です。
JINMOは幼い頃からグランドピアノの中に頭を突っ込んで、ペダルで解放された弦振動の減衰を聴くのが好きだったそうですが、それは前述のフィードバックに似た倍音を味わっていたのかもしれません。
アコースティック楽器であるグランドピアノで特別な機器を使用せずにフィードバックを実現するのは不可能ですが、魔法使いが呪文を唱え、なんらかの物理原則が変質し、それが自然に実現したらまるで全身が小さくなってピアノ内部に入り、弦に跨がっているようで面白いのに、という夢想の実現が本作作曲の契機となったのでしょうか。
現実にはあり得ない無減衰ピアノの、美しい倍音に、何度も聴き入ってしまう私です。
“I create what I play”…、JINMOの頭の中では、こんな音が鳴っているのですね。
現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々に、たいへんお薦めできるアルバムです。
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)