+++ Life 120414 (ver.3.0) +++


Life 120414 (ver.3.0)

2012/4/30リリース(avantattaque-0097)
2016/12/6 Last Update
全1曲 (total. 10:41)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ウェブ・ストリーミング版
ジャケット写真:丹野徹
ジャケット・デザイン : 丹野徹
Created by : JINMO
Published by : Avant-attaque

01. Life 120414 (10:41)




2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。



作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。





『“政治”、“経済”で人が死ぬ事は問題だが、“宗教”、“科学”、そして“芸術”において、人が死ぬ事は何ら問題無い、否、むしろ命をかけるべきものであると、私は信じている。』 (JINMO)

大好評のライブ・アルバム、否、ライフ・アルバム”Life シリーズ”の第3弾、無伴奏ギター独奏会の実況録音作品です。

そう、“Life 120414”。
これは、2011年4月14日(土)におこなわれた演奏会の実況録音です。
御存知のように、 この演奏直後、心臓に重篤な異常を自覚し、観客退場後すぐに救急車にて聖路加国際病院に搬送。
急性心筋梗塞と診断され、そのまま緊急手術を受けました。
(現在は無事、退院しております。)

その死の数十分前のドキュメントがこれです。
この演奏の最中、JINMOの心臓の一部は既に血流が途絶え、死に始めていました。
比喩ではなく、文字通りの命懸けの爆奏。
その死の最中の音。
旧生JINMOの遺作です。
(現在は新生JINMOとして、更にパワーアップしております。)

この日の演奏は、楽器が”Jinmoid”。
エフェクターはIdeyha社と共同開発した特殊機器”霄壌”のみ。
アンプは最近愛用のZT Amp社の”Lunchbox”。
モロに生の生々しい音!

演奏会は最大120dBの強烈な爆音でおこなわれました。
因みに、騒々しい工場の中の音圧レベルが90dB、電車通過時のガード下が100dB、自動車のクラクションやリベット打ちが110dB、飛行機のジェット・エンジン近くが120dB。この120dBは十分に人体に影響のある数値です。

録音は完全にステレオ・マイクによる収録のみでおこなわれ、ライン信号は一切使用されていません。
約1時間の演奏から後半部の激しい10分間が選び出され、それを演奏されたままの音で、編集時の加工は音質補正のみで、アルバムにしました。
オーバーダビングなどはなく、また演奏時にもサンプラーやシーケンサーなどの使用は皆無です。
すべての音はたった1本のギターとJINMOの2本の腕(時折、舌も使っていましたが)のみで、発せられたものです。

JINMOの演奏会の後、観客は毎回、「爆撃」、「弾幕」、「銃撃」などという言葉を多数混ぜながら、口々にその驚きと興奮を語り合うものなのですが、今回の演奏はまさしくその通りの音。
まるで映画“地獄の黙示録”のもっとも激しい戦闘シーンのような、狂気の真っ只中という感じの音です。

この演奏会、”Life 120414”をおこなうにあたっての、案内状に於けるJINMOの言葉です。

・・・

『音楽家としての大きな2つの活動、“作品制作”と“演奏会”。
この内、作品制作についてはAvant-attaqueによるダウンロード・リリースにより、作者の意に即応した自由なリリース・タイミング、内容の完全自由化、作品サイズの自由化などが実現し、ほぼ私の理想が実現できるようになった。
そして、もう一方の演奏会についても、今まで永らく、私の理想に近づけようと、様々な形を試み続けてきた。
演奏会は“新たなものが生まれ出づる場”であって欲しい。
強く、強くそう願う。
そこでは、予定調和や試行錯誤、観客の需要に合わせた供給としての表現等の一切が取り払われ、音楽家自身さえもが予想だにしなかった“新たなもの”と出会う歓喜に、私は照らされたい。
そこに介在する者は、単なる観客ではなく、事件や或る現象の目撃者であり、私と共にその招来を望み、霊的協力をし、そして“新たなもの”と出会う歓喜に共に照らされる者であって欲しい、同時にそう願う。
私はその “新たなもの”が生まれ出づる歓喜の時に、“Life”と名をつけた。
Lifeは、生命、人生、日常である。
音楽産業の一翼を担う既存の商業スペースではない場所が、その “新たなものが生まれ出づる場”に相応しい。
その会場もようやく整った。
歓喜に共に照らされる者は、私がこの人なら喜んでくれるだろうと思い、選ぶ人に限る事にした。
その場に並ぶ者は、私を除いて12人。
あなたに、その内の一人になっていただきたい、最後にそう強く願う。』 (JINMO)

・・・

この“Life”という演奏会は、JINMOによって“新たなものが生まれ出づる場”と成る事を目論んで挙行され、そしてその目論みは見事に実現されました。
その記録が、このアルバムです。

ジャケット・デザイン、及びジャケット写真は、毎回、フォトグラファー丹野徹氏によって制作されています。
“新たなものが生まれ出づる場”に、これ以上相応しいものは無いというべきものだと思います。

総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音でお楽しみください!

CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)