+++ Ageha (ver.2.0) +++


Ageha (ver.2.0)

2010/05/20リリース(avantattaque-0068)
2016/12/6 Last Update
全1曲 (total. 1:00:00)
フォーマット:Apple ロスレス (44.1kHz 16bit)
ウェブ・ストリーミング版
ジャケット・デザイン:JINMO
Created by : JINMO
Published by : Avant-attaque

01. Ageha (1:00:00)




2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。



作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。





JINMOの日記(http://twilog.org/JINMOxxx/nomen)をご覧になっているマニアなら御存知、
"Neo Tokyo Kool Ambient : Binauralの夢"という仮題で長期間に渡り創り続けられていた作品です。

この仮題でお解りのように、これは"バイノーラル・ビート"を積極的に取り入れた作品。

自然界において周波数の近い2種の音の合成は、単なる和声ではなく存在しなかった新たな周波数によるビートを発生させます。
例えば500Hzと510Hzの合成では、新たに505Hzによる秒間10回の低周波ビートが発生するのです。
この現象は脳内部においても、類似した、しかし更に興味深い状態で起こります。
左右の耳にヘッドホンを使用して、完全に独立させた2種の持続音を各々に聴かせると、自然界の物理現象としてではなく、
あくまで脳内の主観的現象として、新たに第3の周波数による低周波ビートが認識されてしまうのです。
この現象はHeinrich Wilhelm Doveによって1839年に発見され、"Binaural Beats"と名付けられました。
1970年代以降、脳波を誘導同期させる手段として注目され、研究がおこなわれています。
体外離脱など変容意識体験を導き出すとの報告も多いのも興味深いです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Binaural_beats

このバイノーラル・ビートに、複雑で、しかし綿密なデザインでもって配置された多くのパルス系の音がパンニングし、
遠くからJINMOの神秘的なギター音(およそギターとは思えませんが)が絡んできます。
覚醒と幻惑のカオス。
JINMO作品の"Ascension Spectacle"や、"The Brain Tuner"に痺れたマニアなら、絶対の必聴作品です。

JINMOは本作を、Neo Tokyo Koolのイメージを体現するAgeha嬢に捧げ、彼女のイメージと共に、
荘子の"胡蝶の夢"のサイバー・オーケストラ・イメージで制作しました。
ジャケットの素敵な写真はGumGum氏によるもの。
モデルはもちろんAgeha嬢です。
さぁ、とびきりクールで、サイバーで、幻想的な21世紀の胡蝶の夢を、両方の耳に押し当てたヘッドフォンで、御堪能ください!

 

CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)