Midara (ver.2.0) 2010/03/22リリース(avantattaque-0067) |
2016年12月以降、JINMOの意向により、Avant-attaqueからリリースされる全作品から値札を外すこととなりました。
以下のリンクボタンから、100円でも100万円でも、どうか貴方のお好きな金額をご入金ください。
(もちろんご入金いただかなくても、全作品は何度でもお聴きいただけます。)
貴方のご厚情が次回作の制作、今後の活動のサポートとなります。
よろしくお願いいたします。
作品をお聴きになるには、各曲の((PLAY))ボタンを押してください。
iPhoneでもiPadでもコンピュータでも、CDクオリティの高音質で、すぐにストリーミング再生されます。
専用の再生装置やソフトウェアは一切必要ありません。
またコンピュータでは、楽曲ファイルをダウンロードすることもできます。
いつでもどこでも、どうか貴方のお好きなようにお楽しみください。
JINMOの最近の日記(http://twilog.org/JINMOxxx/nomen)には、
"淫ら"、"エロス"という言葉がキーワードのように繰り返されています。
以下、JINMOの日記からの引用です。
『"淫ら"という言葉は美しいと思う。"淫ら"には、 "エロス"の火焔の周縁に、
更なる情念の煌めきと、 滴る潤いを加えた"美"がある。
社会性を優先するあまり、 まるで生物ではないかのように振る舞うヒトを除いて、 鳥も花も、
この世の総ての生命は"淫ら"に歓喜している。
そして、 鳥は鳴き、 花は笑う。畢竟、 "淫ら"とは天然自然の名の下に於いては、 "美徳"である。
天然自然を神のデザインのデフォルトであるとするならば、 "淫ら"はヒトの立ち返るべき初期(標準)設定だ。
では、 愛すべき"淫ら"から、 "背徳"の烙印を剥ぎ取ろうではないか。』
そして、今回の新作は、そのもの"淫ら"をタイトルにしています。
過去のアルバム、"Eros"、"Yoruha"等に見られた様に、豊潤で強烈な倍音を含んだギター独奏アルバムは、
その生々しい音をより生々しく鳴り響かせるようにデザインされ、
聴く者を「ギターを弾くという肉体感覚的なエロス」に共鳴させていくものでした。
今作は"Eros"、"Yoruha"を更に更に生々しく、エロティックにした音になっています。
ギター・アンプが震え出して、発火するのでは、と思える程のフィードバック音のエロさ!
まさに、獣性解放の"淫ら"という感じです。
しかし...。
この、あまりの生々しさ。
この表現は、JINMO曰く、たとえ最高の機材を用いて録音しても、イメージするここまでの獣っぽさは録音不可能だったそうです。
そこで、JINMOはギターもエフェクターもアンプもまったく使わず、完全に波形合成のみで、このアルバムを創ったのです。
そう。
前作"Noritogoto"同様、コンピュータによるアルバムなのです。
実際のギターで表現する生々しさ以上の生々しさを求めて、
「0、1」で創ってしまうというそのJINMOの姿勢自体がエロティックであり、淫らだと感じました。
ギターを弾くという肉体感覚的なエロスを更に突き詰め、ついに脳内での感覚的なエロスに突き進み、
波形を観て興奮勃起するような、ある種のフェティッシュ感覚のある"淫ら"なアルバムを完成させたと思います。
「ええっ! まるでJinmoidをIdeyhaの轟天号で歪ませて、ALBITのチューブアンプでフィードバックさせた音じゃん!!!」
というライブの常連さんの声が聞こえてきそうな、そんなとびきり生々しく、エロい、"淫ら"をワクワクとお楽しみください。
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)