Since December 2016, by the intention of JINMO, we have decided to remove the price tags from all of his sonic art works that released from Avant-attaque.
A dollar, million dollars or as much as you like, you can make remittance us with following link.
(Of course, you can play all albums again and again without any remittance. All donations are welcome though!)
Your generosity will support JINMO’s future creative activities.
Thank you.
To listen to the tracks, no special device or software required.
Just press the ((PLAY)) button on each track and it starts automatically streaming with your computer, iPad or iPhone in CD quality sound.
And of course, you can download the music files to your computer.
Please enjoy JINMO’s sonic art anywhere anytime.
We are very sorry but English translation underway.
We will update information according to translated contents would be available.
『量子論・量子力学における量子が、「粒子」的な性質と「波動」的な性質を同時に持つということ、般若心経に説かれた「色(実在)」と「空(非実在)」の不可分性、加えてマレー・ゲルマン博士がプレクティクス(Plectics)という言葉で表した「複雑」系と「単純」系の不可分性…、これらは私に於いて非常に密に関係しあい、私のnanoZen、nanoPickingなど極微細複雑系表現の源泉となっている。
私は永らくそれら量子、色即是空、プレクティクスについて、五感での直接体感が困難な、いわば情報現実的事象であるとして、理解していた。
ところが2015年の新春、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のファブリジオ・カルボーネ博士率いる研究チームが、光の「粒子」と「波動」の二重性を同時に可視化することに成功した、との報を知った。
http://www.nature.com/ncomms/2015/150302/ncomms7407/full/ncomms7407.html
これは五感での確認が困難であると思っていた私にとって、神仏と物理的に接触するに匹敵するような、非常なる衝撃であった。
その直後から、週に一度、全生庵のご指導の元、座禅を組ませていただき、同時に本作の制作に取り掛かった。
これが本作制作の由縁と同時に、タイトルに「Quantum Zen:量子禅」とつけた由縁でもある。』
(JINMO)
皆様、たいへんお待たせしました。
好評をいただきました”Quantum Zen”シリーズの第3作です。
ちなみに”Quantum Zen 01”は2016年7月20日に、”Quantum Zen 02”は2017年1月23日にリリースされました。
タイトルの意味は前述のJINMO自身の言葉に明らかです。
文中のマレー・ゲルマン博士とは、複雑系研究で有名なサンタフェ研究所の博士で、プレクティクスとは“複雑”と“単純”の意味を持つラテン語を合成したゲルマン博士による造語です。
また全生庵とは、谷中にある有名な禅寺で、開基はJINMOが敬愛する幕末の志士にして書家、山岡鉄舟です。中曽根康弘さん、羽田孜さん、安倍晋三さん達、歴代総理も座禅に通われています。
左右に複雑にパンニングするグロッソラリア系のnanoPicking演奏を、幻想的で深遠で重厚なオーケストレーションが支えます。
通常、ヒトには認識するのがほぼ不可能な、20,000Hz近辺の超音波帯域にもオーケストレーション・パートが作曲録音されています。
アルバム・タイトル通り、座禅を組んで瞑想するのに、とても向いている音だと思います。
スピーカーから大音量で浴びるように体感するのも良いですし、良質のヘッドホンでパンニングやオーケストレーションの細部を味わうのも良いでしょう。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。
アルバム・ジャケットの写真はJINMO自身によるもので、被写体もJINMO自身の指です。
“指”とは、ヒトにとって最もシンプルな道具であると同時に、数学、物理学などの概念の基本となったもの。
その原初的で単純なものが見せる、非常に複雑な様相。
これは本作に収められた音そのもの、タイトルそのものって感じがします。
私も真似してみようとしましたが、まるで指のヨガみたいで一体どの指がどうなっているのか、さっぱりわかりません。
どうか、皆さんも一度、真似してみてください。
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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
前作“Contemplative Life (ver.1)”から、わずかに11日。
通算第220作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第201作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)