Since December 2016, by the intention of JINMO, we have decided to remove the price tags from all of his sonic art works that released from Avant-attaque.
A dollar, million dollars or as much as you like, you can make remittance us with following link.
(Of course, you can play all albums again and again without any remittance. All donations are welcome though!)
Your generosity will support JINMO’s future creative activities.
Thank you.
To listen to the tracks, no special device or software required.
Just press the ((PLAY)) button on each track and it starts automatically streaming with your computer, iPad or iPhone in CD quality sound.
And of course, you can download the music files to your computer.
Please enjoy JINMO’s sonic art anywhere anytime.
We are very sorry but English translation underway.
We will update information according to translated contents would be available.
『村上正邦・元労働大臣、下村博文・元文部科学大臣、藤井孝男・元運輸大臣達数名と共に、谷中の山岡鉄舟建立の全生庵から全生庵七世現住職 平井正修師に監修していただきながら、週に一度、赤坂の山王日枝神社・末社に座禅を組みに行っている。太田道灌由来の帝都守護の中心神社に、座禅の名刹中の名刹から住職を招き、そこにクリスチャンの私が参禅するという三教ハイブリッドな超越体験を日常的に繰り返させていただくにつれ、私はある確信を抱くようになって行った。私は太古、原初的には宗教・学問・芸術が不可分の同一体であり、その霊的世界を感覚し、分析し、表現することを”天的嗣業”と呼称している。天的嗣業者として芸術制作をおこなうのは、そうした意味においては神事であると捉えるべきではあるまいか、そしてその日常的な神事にあたっては、日常的な斎戒が要求されているのではあるまいか…。それが参禅の日々に抱いたある確信である。日々制作即日々神事ならば、刻々斎戒もまた私に於いては真理となっている。』(JINMO)
“斎戒”とは、”神事にあたって心身を浄化・純化させること”だそうです。
タイトルの”Purification”とは“斎戒”を意味します。
「演奏中や瞑想中はやはり”無の境地”のような感じなのですか?」とよく問われ、JINMOはその度に「”無の境地”などとはフィクショナルな概念として存在するだけで、現実の現場においては、例えば脳が破壊されない限り、シナプスでの通電を停止させることなどできない。演奏中や瞑想中は興奮状態ではないにしろ、脳は平常時以上に、我が身を取り巻く森羅万象、あらゆる事象を感覚し尽くそうとしているように感じる。それは通常の可視光線域や可聴域を超えて、鮮やかなドラマチックな情景が刻々とモーフィングしていくように変化する激烈な内的体験とも言える。それは受動的体験ということで主体的意識の喪失となり、その意味においては”無”と言えるのかもしれないが、決して自我喪失ということではない。いわば物理的宇宙と霊的宇宙の溶け合った世界に、自らの意識も巻き込まれ、遊ばせていただくような感覚がある。」と答えています。
「鮮やかなドラマチックな情景が刻々とモーフィングしていくように変化する激烈な内的体験…」、まさに、本作はその言葉の通りのような音だと思います。
宇宙の果て、時間の果て、極大の果て、あるいは極小の果て…、そうした通常では感覚不可能な、そうスタンリー・キューブリック監督が映画”2001年宇宙の旅”の後半20分間のトリップ映像で観せてくれたような、あの感覚の世界です。
(実際にあの映像を流しながら、本作を聴いてみるという体験もしてみました。オススメです!)
あれは主人公デビッド・ボーマンが進化という超絶神事の直前に、存在そのものを浄化・純化させるという”Purification - 斎戒”であったのかもと、本作を聴きながら私は思いました。
皆さんも、是非、本作を目を閉じて、ヘッドホンで楽しんでみてください。
あなたのモノリスに出会えるかもしれません。
本作の音世界の広がりと奥行きをより楽しんでいただくためにも、是非、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、Westone社の”W4”と、SONYの“MDR-CD900ST”です。
ジャケット写真は、JINMOが毎週座禅を組みに行っている赤坂の山王日枝神社の末社の様子を、JINMO自身が撮影したものです。
画面中央に写っている黒くて丸いものは、JINMO愛用の座禅用の座蒲です。
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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
前作“Baptismus Sonitus (ver.1)”から、わずかに6日。
通算第206作めのソロ・アルバム(Avant-attaqueからの第187作め)、リリースです。
もちろんCDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)