Xazz (ver.2.0) 2015/9/18 Released (avantattaque-0176) |
Since December 2016, by the intention of JINMO, we have decided to remove the price tags from all of his sonic art works that released from Avant-attaque.
A dollar, million dollars or as much as you like, you can make remittance us with following link.
(Of course, you can play all albums again and again without any remittance. All donations are welcome though!)
Your generosity will support JINMO’s future creative activities.
Thank you.
To listen to the tracks, no special device or software required.
Just press the ((PLAY)) button on each track and it starts automatically streaming with your computer, iPad or iPhone in CD quality sound.
And of course, you can download the music files to your computer.
Please enjoy JINMO’s sonic art anywhere anytime.
We are very sorry but English translation underway.
We will update information according to translated contents would be available.
『Bass Lab社のJinmoid、Kalium Strings社のオリジナル弦、超高分子量ポリエチレンで作られたオリジナルピックの神爪、Z.Vex社のFuzz Factory 7、Albit社のGC-1、そしてZT Amp社のLunchbox。レコーディングや演奏会と違い、日常で使用しているのは、これら最小限の機材。いずれも”Zazz”(”たいへん素晴らしい”という意味の隠語)なものであり、それらが組み合わされて実現される弾き心地と出音は、Zazzを超えて”Xazz”なるもの。そしてこれは、日常の音。』(JINMO)
“Xazz”なるアルバム・タイトルの由来は前述のJINMOの言葉通りですが、この4つのアルファベットが感じさせる聴覚的なイメージと、視覚的なイメージは、ここに収録されている音を表すのに非常に的確だと、私は思います。
本作に使用された機材中、エフェクターはファズとコンプレッサーのわずかに2つ。
特にファズのFuzz Factory 7は、最近のJINMOの表現に重要な影響を与えていると思われます。
1998年6月に、ニューヨークの楽器店でJINMOは、当時まだ日本では殆ど知られていなかった新進気鋭のエフェクター・メーカーのZ.Vex社によるFuzz Factoryを入手しています。
以来、長年にわたり愛用し続けていましたが、今年2015年初頭の全米ツアー時に、同社の代表で製作者のZachary Vex氏と出会い、意気投合し、本人からFuzz Factoryのアップグレード機種であるFuzz Factory 7を入手しました。
以来、日常的にギターを演奏する際は、常にこのFuzz Factory 7を愛用しています。
本作はこれを用いて録音されたJINMOのアルバムとしては、初めてのものとなります。
https://en.wikipedia.org/wiki/Z.Vex_Effects
加えて、ZT Amp社のLunchboxというアンプの存在も重要でしょう。
本作のアルバム・ジャケットに写っているように、小型のギター・アンプですが、1台でなんと200ワットの出力をもち、自動車のクラクション音はおろか、ジェットエンジンのタービン音に近いほどの音圧を実現します。
これは米国のオーディオ・マニアには非常に有名なスピーカー・エンジニアである、同社代表のKen Kantor氏が制作したものです。
JINMOはKantor氏とも親交厚く、日常的に新たなギター・アンプについての革新的アイデアの交換をメールでおこなっていたりします。
近年のJINMOの演奏会では必ず使用される機材ですが、日常においてもやはりこれが愛用され続けています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Kenneth_Kantor
本作に収められた9曲の演奏は、すべてJINMOのアトリエでおこなわれている講義の最中、予告なしに、受講生達の眼前で、突発的におこなわれたものです。
その録音日は、2015年4月26日、6月21日、8月9日の三日間です。
Impromptuシリーズ同様、”プレクティクス・グロッソラリア”系の即興です。
各曲とも実に多種多様な演奏技術が導入され、至近距離で目撃している受講生達にさえ、それらは解析不可能な複雑さだったそうです。
我々はその結果としてのこの録音に触れるのみですが、私としては音には緊張感はありながらも、とても自由奔放に、ノビノビと楽しそうに演奏しているように、感じられました。
観客ではなく、受講生達と向かいあっての、いつものJINMOの日常の音です。
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ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)