+++ Orga Redux (ver.2.0) +++


Orga Redux (ver.2.0)

2015/3/23 Released (avantattaque-0166)
2016/12/6 Last Update
27 songs (total. 1:02:06)
Format : Apple Lossless (44.1kHz 16bit)
web streaming
Cover photo by : Jaakko Saari
Cover design by : JINMO
Created by : JINMO
Published by : Avant-attaque


01. Orga 28 (02:18)

02. Orga 29 (02:18)

03. Orga 30 (02:18)

04. Orga 31 (02:18)

05. Orga 32 (02:18)

06. Orga 33 (02:18)

07. Orga 34 (02:18)

08. Orga 35 (02:18)

09. Orga 36 (02:18)

10. Orga 37 (02:18)

11. Orga 38 (02:18)

12. Orga 39 (02:18)

13. Orga 40 (02:18)

14. Orga 41 (02:18)

15. Orga 42 (02:18)

16. Orga 43 (02:18)

17. Orga 44 (02:18)

18. Orga 45 (02:18)

19. Orga 46 (02:18)

20. Orga 47 (02:18)

21. Orga 48 (02:18)

22. Orga 49 (02:18)

23. Orga 50 (02:18)

24. Orga 51 (02:18)

25. Orga 52 (02:18)

26. Orga 53 (02:18)

27. Orga 54 (02:18)






Since December 2016, by the intention of JINMO, we have decided to remove the price tags from all of his sonic art works that released from Avant-attaque.
A dollar, million dollars or as much as you like, you can make remittance us with following link.
(Of course, you can play all albums again and again without any remittance. All donations are welcome though!)
Your generosity will support JINMO’s future creative activities.
Thank you.

To listen to the tracks, no special device or software required.
Just press the ((PLAY)) button on each track and it starts automatically streaming with your computer, iPad or iPhone in CD quality sound.
And of course, you can download the music files to your computer.
Please enjoy JINMO’s sonic art anywhere anytime.






We are very sorry but English translation underway.
We will update information according to translated contents would be available.


『宮沢賢治は“春と修羅”の巻頭に、“わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電灯の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといっしょに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電灯の ひとつの青い照明です (ひかりはたもち その電灯は失われ)”と記した。自我を現象とした上で、その実存を“電灯”というエレクトリックなものに例え、しかもそれが“有機”であるとしたことに、私は非常に興奮を覚える。脳内のシナプスでの発火は、まさしく有機の電灯であり、その回路が自我と知覚世界を形成するという、今日的には“クオリア問題”と呼ぶべきものへ見事に触れている。私はこの宮沢賢治の”有機的なエレクトリックなものの概念”に、透明な美と真理を感じている。』(JINMO)

有機、組織、器官、臓器などに関わる意味を表す多く単語が、“Orga”で始まります。
冒頭のJINMOの言葉の中の”有機的なエレクトリックなものの概念”として、この4文字がタイトルとされたのでしょう。
また”Redux”とは、”帰ってきた、戻ってきた、再来”などの意味があります。

前作と同様に、本作も27の小曲から成ります。
いずれもBPM=140で三連符を基調としています。
これは非常に激しい運動をした時の心拍に近いです。
強烈なビート、複雑に絡むパンニング、獣の叫びのような音、中低周波での通奏音、そして各曲のエンディングは“発火”のようでもあります。
”有機的なエレクトリックなものの概念”が音として表現されていると感じました。
またこのBPMが、なんだか楽しく歩いている時の感じのようで、音の力強さと相まって、聴いている内にポジティブで楽しい気分になりました。

たいへんデリケートで複雑なパンニングと、スペクトル分布を特徴とするアルバムです。
また可聴域すべてを満たし、それ以上の超音波帯域も含んだオーケストレーションが成されていますので、良質のヘッドホンでの御鑑賞をお薦めします。
よく御質問を受けるのですが、JINMOが制作において使用しているモニター・ヘッドホンは、SONYの“MDR-CD900ST”です。

ジャケットはJaakko Saari氏が撮影した美しい写真です。
本作の有機、組織、器官、臓器のイメージ、非常にカラフルな音、そして有機的なエレクトリックなものの概念に、見事に相応しいものだと思います。

ギター愛好家の方々にはもちろん、現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にもお薦めのアルバムです。

CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。

(Avant-attaque:HARI)