Mayakovsky (ver.2.0) 2013/7/21 Released (avantattaque-0133) |
Since December 2016, by the intention of JINMO, we have decided to remove the price tags from all of his sonic art works that released from Avant-attaque.
A dollar, million dollars or as much as you like, you can make remittance us with following link.
(Of course, you can play all albums again and again without any remittance. All donations are welcome though!)
Your generosity will support JINMO’s future creative activities.
Thank you.
To listen to the tracks, no special device or software required.
Just press the ((PLAY)) button on each track and it starts automatically streaming with your computer, iPad or iPhone in CD quality sound.
And of course, you can download the music files to your computer.
Please enjoy JINMO’s sonic art anywhere anytime.
We are very sorry but English translation underway.
We will update information according to translated contents would be available.
『成長の結末は、円熟、或は老衰。結末を露呈し始めたロシアン・アヴァンギャルドの終焉の始まりに、詩人は茫漠の詩の太洋で、自らを第13の使徒と認め、36歳で死を迎える。2012年3月19日、銀座gggでのロトチェンコ展会場内にBGMとしてエンドレス・ループで流され続ける詩人マヤコフスキーの自身の美しい朗読を、私は聴いた。残された声は、永遠に結末を拒絶するかのような、青春の声。それを耳にした夜から3楽章からなる作品“Mayakovsky”を作り始めた。』(JINMO)
タイトル“Mayakovsky”とは、詩人ウラジーミル・マヤコフスキーに由来します。
彼は20世紀初頭のロシアン・アヴァンギャルドを代表する詩人です。
JINMOは1997年の旧ソ連邦ツアーの際、膨大な数のロシアン・アヴァンギャルド芸術に触れ、多大な影響を得たといいます。
(1999年、学研からリリースされたアルバム“コントル・アタック・ガンマ”には、その時モスクワのトレチャコフ美術館内で作られた楽曲“ロシアン・クラスター”が収録されています。)
それから15年後、JINMOは銀座でおこなわれたロトチェンコ展で、場内BGMとして流れ続けていたマヤコフスキーの肉声と邂逅し、その夜から本作の制作にとりかかりました。
収録されている3曲は、いずれもマヤコフスキー本人の声を使用しています。
私は本作に、ロシアン・アヴァンギャルド絵画に見られる明るさと暗さを感じます。
明るさは、生命が本来的に有している楽天的明るさ。
暗さは、未来という概念における絶望の暗さではなく、今、生命が曝されている死にゆきつつある現実の暗さ。
これは、ひょっとするとJINMOが普段よく口にするエロスとタナトスの“生死無境”という
概念の源泉に触れるものかもしれません。
永遠に結末を拒絶する青春の純情を、強く感じる作品だと思います。
ジャケット写真は、マヤコフスキー同様にロシアン・アヴァンギャルドの
芸術家アレクサンドル・ロトチェンコによるマヤコフスキーの肖像写真です。
ジャケット・デザインはJINMO自らおこなっています。
現代音楽、先端的テクノ、実験音楽をお好きな方々にはもちろん、ギター愛好家の方々にもお薦めのアルバムです。
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)