Life 121202 (ver.3.0) 2013/1/16 Released (avantattaque-0120) |
Since December 2016, by the intention of JINMO, we have decided to remove the price tags from all of his sonic art works that released from Avant-attaque.
A dollar, million dollars or as much as you like, you can make remittance us with following link.
(Of course, you can play all albums again and again without any remittance. All donations are welcome though!)
Your generosity will support JINMO’s future creative activities.
Thank you.
To listen to the tracks, no special device or software required.
Just press the ((PLAY)) button on each track and it starts automatically streaming with your computer, iPad or iPhone in CD quality sound.
And of course, you can download the music files to your computer.
Please enjoy JINMO’s sonic art anywhere anytime.
We are very sorry but English translation underway.
We will update information according to translated contents would be available.
『以前、ミチロウさんと福岡で共犯した時、出番前の楽屋で弦交換をしていると、「JINMOさん、備える兵士の様だ。」と言われた事がある。「うん、皆殺しの歌を轟かせるからね。」 そして、今も備えている。ギターにとびきりのフルメタル・ジャケット(装甲弾)を装填する今。万国の芸術兵士よ、共犯謀反せよ。音響銃弾で蜂の巣にしてやる。突き抜けて、突き抜けて、ぶち抜いて、ドカーンだ!』
( 演奏直前のJINMOによる呼びかけ)
大好評のライブ・アルバム、否、ライフ・アルバム”Life”シリーズ最新作、演奏会の実況録音作品です。
そう、“Life 121202”。
これは、2012年12月2日(日)におこなわれた演奏会の実況録音です。
カーボン系特殊樹脂を使用することにより、音響的にも人間工学的にも、他に類を見ぬほど合理化された形状を実現した楽器Jinmoid。
特にJINMO自身が愛用しているものは、艶消し黒の仕様になっているものですから、形状も色も楽器と言うより、まさに尖端兵器のような印象を与えます。
実際のライブを御覧になった人ならお解りでしょうが、JINMOの楽器の扱い方は、不用意に彼に近づこうものなら大怪我をしそうな、それはそれは危険な雰囲気が漂い(実際、襲われたお客さんも多数いらっしゃいます)、楽器を手にした時のその表情は、獲物を狩る時の嬉々とした肉食野獣のそれでありますから、なおさら迫力があります。
遠藤ミチロウさんが、このように仰ったのも無理ありません。
さて、JINMOは長年理想的な楽器を探し続け、前述のJinmoidの他、彼にとっての理想的なケーブル、ストラップなどを獲得したのですが、ピックのみが手に入らず探し続けていました。
20数年前には樹脂と金属を組み合わせたものを自作までしましたが、入手可能な素材で加工可能な範囲での工作では、限界があったようです。
そこでアタック・ノイズの少ないスタイラス・ピックをレガートな高速演奏用に、ノイズの多いものを野獣の叫びのような激しい演奏用(種類は決まっておらず、数年毎にいろんなピックが試されてきました)にと、2種類を併用するスタイルをとってきました。
そして2012年11月、ついに理想とするピックをJINMOは入手しました。
それはナッシュビルのハンドメイド・ピック・メーカー“V-picks”によるものです。
V-picksは硬質アクリルを素材に、厚さ11.85ミリ(iPhone5の1.6倍!)、本当に皮膚に突き刺さるほど尖端が研ぎ澄まされた60度の角を3つ有する宝石の様に美しいピックを、JINMOのために作ったのです。
これによりレガートな高速演奏も、野獣の叫びのような激しい演奏も、1つのピックで今まで以上に自在に表現できるようになったのです。
そう、それは宝石でつくられた『とびきりのフルメタル・ジャケット(装甲弾)』のようなのです!
このアルバム“Life 121202”は、『とびきりのフルメタル・ジャケット(装甲弾)』を使用した初めての演奏会の記録です。
いつもなら演奏時間の半分はタッピングがおこなわれるのですが、この夜は9割以上がピッキングでした。
このピックによって実現された音質のコントロールは、エフェクターによる音質加工以上のものがあり、プログラム・チェンジすることなくフレーズごとに、時に任意の1音ごとに、大きく音の表情が変化しているのがお解りでしょう。
観客の皆さんも、口々にその美しい音について感嘆の声を漏らしておられました。
以下、終演後に寄せられた感想の一部です。
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『きめ細かい粒子がキラキラ降ってくるような、そんな綺麗な音でした。』
『JINMOさんの演奏会 ”Life” で、倍音浴してきた。アクリル製の特注立体ピックでのトレモロは、どこまでも透き通って澄んだ音だった。相当の大音量なのに耳に痛くない、純度の高い高音域がキラキラしてた。』
『とても天真爛漫で無垢な音で、とても気持ちが良かったです。いやぁ、いい音でした。』
『今夜も最高でした!高音域のトレモロ、振動がびんびんきて快感でした。』
『久しぶりの jinmoさんの "Life" 爆音を浴びる 良い音でした。』
『久しぶりのLife、ストロボと轟音で、潜って浮遊してるような意識から、突き抜けて気持ち良かった。』
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このアルバム“Life 121202”では、全70〜80分の演奏の中から、冒頭部分(Life 121202-1)、中盤部分(Life 121202-2)、そして激しい終盤部分(Life 121202-3)を抜き出して、収録しました。
特に”Life 121202-2”は、私だけでなくJINMO自身も気に入っている演奏です。
また、シリーズ10作めにして、初めて観客による半ば放心虚脱状態での拍手と同時に、観客に感謝を述べるJINMOの声も収録され、実際のJINMOの演奏会の様子が更にリアルに感じられるようになっています。
録音は完全にステレオ・マイクによる収録のみでおこなわれ、ライン信号は一切使用されていません。
その夜、演奏されたままの音で、編集時の加工はほんの僅かな音質補正のみです。
もちろんオーバーダビングもありません。
すべての音はたった1本のギターとJINMOの10本の指、そして『とびきりのフルメタル・ジャケット(装甲弾)』のみで、発せられたものです。
この演奏会、”Life 121202”をおこなうにあたっての、案内状に於けるJINMOの言葉です。
・・・
『音楽家としての大きな2つの活動、“作品制作”と“演奏会”。
この内、作品制作についてはAvant-attaqueによるダウンロード・リリースにより、作者の意に即応した自由なリリース・タイミング、内容の完全自由化、作品サイズの自由化などが実現し、ほぼ私の理想が実現できるようになった。
そして、もう一方の演奏会についても、今まで永らく、私の理想に近づけようと、様々な形を試み続けてきた。
演奏会は“新たなものが生まれ出づる場”であって欲しい。
強く、強くそう願う。
そこでは、予定調和や試行錯誤、観客の需要に合わせた供給としての表現等の一切が取り払われ、音楽家自身さえもが予想だにしなかった“新たなもの”と出会う歓喜に、私は照らされたい。
そこに介在する者は、単なる観客ではなく、事件や或る現象の目撃者であり、私と共にその招来を望み、霊的協力をし、そして“新たなもの”と出会う歓喜に共に照らされる者であって欲しい、同時にそう願う。
私はその “新たなもの”が生まれ出づる歓喜の時に、“Life”と名をつけた。
Lifeは、生命、人生、日常である。
音楽産業の一翼を担う既存の商業スペースではない場所が、その “新たなものが生まれ出づる場”に相応しい。
その会場もようやく整った。
歓喜に共に照らされる者は、私がこの人なら喜んでくれるだろうと思い、選ぶ人に限る事にした。
その場に並ぶ者は、私を除いて12人。
あなたに、その内の一人になっていただきたい、最後にそう強く願う。』 (JINMO)
・・・
この“Life”という演奏会は、JINMOによって“新たなものが生まれ出づる場”と成る事を目論んで挙行され、そしてその目論みは見事に実現されました。
その記録が、このアルバムです。
ジャケット・デザイン、及びジャケット写真は、毎回、フォトグラファー丹野徹氏によって制作されています。
“新たなものが生まれ出づる場”に、これ以上相応しいものは無いというべきものだと思います。
特に今回のジャケットは、JINMO自身もシリーズ中、最も気に入っているそうです。
総てのJINMOマニア必聴、是非是非、過激な程の大爆音でお楽しみください!
『突き抜けて、突き抜けて、ぶち抜いて、ドカーンだ!』
CDと同等の、Apple ロスレス 44.1kHz 16bitの高音質のウェブ・ストリーミング・アルバムです。
(Avant-attaque:HARI)