無伴奏ギター独奏ライブから、即興演奏を編集してリリースする“Exprovisation”シリーズ第1弾。
2006年4月24日、福岡“Cafe楽屋”でのライブを収録。
オーバーダビング、シーケンサー、MIDIギター、シンセサイザー等は一切使用されていない。
ギターとは思えぬ音によるシンフォニックな多層オーケストレーションも、
たった1本のギターにより即興的に演奏されたもの。
同じくライブ・アルバムである“CANAAN”(2006年1月31日の録音)と比較すると、
この短期間での大きな変化に驚かされる。
自らの過去の表現様式を破壊し、常に変化し続ける表現者の、
最もリアルタイムな姿がこのアルバムに記録されている。
ギター音楽愛好家はいうまでもなく、すべての尖端表現を愛する人にお勧めのアルバム。
“Exprovisation”は、行為としてのAvant-attaque(前撃)において、私の目下の意義である。
(JINMO)